上場廃止で“下落率1位”の企業は!? 7月度『株価変動率ランキング』

『月間株価変動率ランキング』の7月度版を発表 [拡大する]

『月間株価変動率ランキング』の7月度版を発表

 オリコンDサイエンスは先ごろ、企業株価の変動率に注目した『月間株価変動率ランキング』の7月度版を発表。対前月末と比較して、上昇・下落がみられた銘柄をそれぞれ『上昇率ランキング』、『下落率ランキング』として各10社を紹介する。7月度の変動率は6月30日と7月31日の終値で比較している。

 7月度は、自動車機器などの販売が主流の「石山GatewayHoldings」が、8月1日付の上場廃止決定が影響し、下落率1位(-94.12%)となっている。

 トップ5とワースト5の各銘柄の変動理由として推測できる要因は以下の通り。なお、月末時点で出来高のなかった銘柄はランキングから除外している。

■<<上昇率ランキング>>
※銘柄(前月比)【上場市場/銘柄コード】の順で表記

【1位】
アイ・ピー・エス(210.43%)【JASDAQ スタンダード/4335】

 SAP社のライセンスと導入支援の代理店。SAPジャパンの次世代のビジネススイートに対応したERPテンプレーを順次提供を開始すると発表しており、これが買い材料となった。

【2位】
大和コンピューター(153.57%)【JASDAQ スタンダード/3816】

 農業のICT化に取り組んでいる企業。完全閉鎖人工光型植物工場を利用し野菜の生産から販売までの運営を行っている企業で、グリーンクロックスと資本提携を発表したことをきっかけに高騰。

【3位】
イグニス(88.2%)【東証マザーズ/3689】

 スマートフォン向けアプリを制作・運営を行う企業。子会社スタジオキングが提供している新感覚スマホRPG「ぼくとドラゴン」が好調。さらに、子会社スワッグアップが、Android版で好評の「breaker:ブロック崩し-30秒でどこまで壊せますか?」のiOS版をリリースしたと発表した。

【4位】
ピクセラ(85.58%)【東証2部/6731】

 コンピュータ周辺機器製造メーカー。Oakキャピタル株式会社を割当先とする第三者割当増資の実施と新株予約権の発行により、13.4億円を調達すると発表した。財務体質改善を期待して買いが入った。

【5位】
北日本紡績(85.29%)【東証2部/3409】

 低位株を物色する動きが一部で活発化。また、北陸新幹線関連との思惑も絡み、資金が流れ込んだようだ。

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■<<下落率ランキング>>

【1位】
石山GatewayHoldings(-94.12%)【JASDAQグロース/7708】

 自動車機器などの販売が主流。8/1付の上場廃止を嫌気。

【2位】
メッツ(-82.61%)【東証マザーズ/4744】

 不動産事業とIT事業を行う企業。東京証券取引所が8/10付で上場廃止にすると発表。

【3位】
日本ラッド(-42.93%)【JASDAQ スタンダード/4736】

 システム受託開発の企業。マイナンバー関連の思惑により6月に急騰したが、7月に入り急落した。

【4位】
日本コンピュータ・ダイナミクス(-41.05%)【JASDAQ スタンダード/4783】

 ITコンサルタント会社。5、6月に急騰し約10倍になったが、その反動を受けて下落したと見られる。

【5位】
システム・テクノロジー・アイ(-38.89%)【東証2部/2345】

 eラーニングサービスを手掛ける企業。東京証券取引所が上場廃止に係る猶予期間入り銘柄に指定すると発表した。

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