【女性FPのマネー講座】初めての資産運用! “安全性重視”で選ぶ商品3つ

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【図表】安全性重視タイプの金融商品

 「今年こそは資産運用を始めよう」と思っている一方で、「損はしたくない」など、リスクを恐れてなかなか一歩を踏み出せないビジネスパーソンも多いはず。貯蓄や株式投資、投資信託、債券、不動産運用など、「資産運用」といっても方法はさまざまだ。そこで今回は、“安全性重視”タイプの初心者向けに商品を3つ紹介する。運用商品選びで迷っている人は参考にしてほしい。

■“安全”の基準とは

 一般的に各金融商品は、「安全性」「流動性」「収益性」の指標で評価されるが、この3つすべてに優れた商品は存在しない。それぞれの要素を持った商品をバランスよく運用することがベストであるが、初心者であれば、まずは安全性を重視した金融商品から保有するのがオススメだ。

 金融商品における安全性とは、「自分の資産が目減りしない(元本保証がある)」、「予想していた利子が支払われる」、「金融機関が破たんしたときの保証がある」という点に着目した指標のこと。では、“安全性重視”の金融商品とは具体的にどのようなものだろうか。

■初心者がチャレンジしやすい金融商品とは

 「資産運用をしている」という意識はあまりないかもしれないが、定期預金や定額貯金は安全性に優れた代表的な金融商品だ。主な特徴は以下の通り。

・定期預金
 ほとんどの銀行で取り扱いしている商品。あらかじめ預け入れ期間が決められていて、途中で引き出すことができない。預け入れ期間は各金融機関によって異なるが、自分で設定できるものもあり、中途解約すると金利が下がる。また、窓口がある銀行とネット銀行で金利比較をすると、ネット銀行が高い傾向にある。

・定額貯金
 ゆうちょ銀行で取り扱いしている商品。一定額を一定期間預け入れでき、1000円以上1000円単位からOK。6ヶ月の据え置き期間後、いつでも自由に引き出し可能なのが特徴だ。なお、6ヶ月後であれば、急な出費に対応できる。

 投資商品では、元本が原則保証されている「個人向け国債」がある。

・個人向け国債
 1万円から投資できる商品。個人を対象とした小口の国債で3年、5年、10年物があり、1万円単位で購入できる。また、1年後ならいつでも換金可能。金利は定期預金より少し高めだ。国債は取り扱いがない金融機関もあるが、SBI証券や楽天証券、マネックス証券などのネット証券のほか、メガバンクやネット銀行でも購入できる。

 今回紹介した商品は、現在のような低金利では、資産は大きく増えないものの、確実にお金を守りたい人には適した商品といえる。定期預金など貯蓄をしたい人は、金利が高めに設定してあるネット銀行に切り替える、投資にチャレンジしたい人はネット証券を活用するなど、自分に合った方法で資産運用を始めてみよう。

【文/江崎真奈美】
大学卒業後、会計事務所に勤務。その後、社会福祉法人をはじめ、地元の上場企業などで長年経理業務を担当。勤務していた事務所の閉鎖を契機に2016年に最短1年で1級ファイナンシャル・プランニング技能士、1種証券外務員、宅地建物取引士を取得する。FPとして独立し、執筆、講師業を中心に精力的に活動中。

【監修/SAKU】

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