金利
- ソニー銀行
- 住信SBIネット銀行
- SBI新生銀行(旧:新生銀行)
外貨預金 総合ランキング 総評
ソニー銀行が総合得点【70.2】点を獲得し、首位に輝きました。項目別では、「取引メニュー」、「提供情報」、および「システムの安定性」において特に高い評価を受けています。ユーザーにとって、サービスの多様性と情報提供の充実が魅力であり、安定的なシステム運用も信頼感を高めているようです。
SMBC信託銀行プレスティアは、総合得点【68.8】点を獲得し、2位にランクインしました。特に、「取引メニュー」と「カスタマーサポート」の項目において一定の競争力を示し、顧客サポートに力を入れています。多彩な取引メニューと高品質なカスタマーサポートが、ユーザーからの支持に繋がっているようです。
同率2位にランクインしたのは住信SBIネット銀行で、総合得点【68.8】点を獲得しています。特に「カスタマーサポート」と「キャンペーン」の項目におけるユーザーからの支持が高く、多様な選択肢と充実したサポートが魅力に映っているようです。
auじぶん銀行は総合得点【66.9】点を獲得し、4位にランクインしました。特に高い評価を受けていたのが、「取引メニュー」と「カスタマーサポート」の項目です。ユーザー目線の入出金のしやすさや利便性を重視し、サポート体制を強化することで、競争力を保っています。
同じく総合得点【66.9】点で、同率4位にランクインしたのは、三井住友信託銀行です。特に、「取引メニュー」の項目において高い評価を受けました。利便性を追求し、ユーザーに快適なサービスを提供しています。
これらのランキング上位企業は、それぞれの特長を持ちながら、ユーザーの満足度向上に貢献しており、外貨預金サービス分野において高い評価を受けています。(オリコンCS調査部)
総合的な満足度が高い外貨預金のランキング・口コミ情報です。
70.2点
ソニー銀行は総合得点で【70.2】点を獲得し、1位にランクイン。特に、「取引メニュー」の項目において【75.0】点を獲得しており、充実したサービスが高い評価を受けました。
外貨の売買が比較的簡単で、さらに毎月実施の「雇用統計タイムセール」では購入時為替コストが無料となり、ユーザーにとって購入しやすい環境を提供しています。また、セキュリティ面でも高い信頼性を示し、ユーザーからの評判が良い点も注目されます。
ユーザーのコメントからも、多くのユーザーが外貨預金や外貨取引に関して利用者に優しいと感じており、また、ネットバンク自体を初めて利用する利用者にとっても操作がわかりやすかったとの声が寄せられています。特に円ドルレートを指値で積み立てられる点が、円安に振れたときのリスク軽減に貢献していると評価されています。(オリコンCS調査部)
少額から購入出来て、自分の指定した為替レートより高ければ購入しない設定もあったので無理なく続けられる。(50代/女性)
その他の口コミ・評判
特に何も考えず思い立ったら外貨預金にするので、良かったと思うのは利益が出た時。(60代以上/女性)
外貨預金でできる通貨が多い。24時間取引が可能なので、いつでも利用したいタイミングで利用できて便利だと感じる。(40代/女性)
他行に比べてとても利用しやすく満足しています。特に海外でのATMは利用しやすいです。(60代以上/男性)
以前から投資に対しての興味はありましたが、銀行の窓口に行くのはハードルが高かったのですが、ネットで簡単にチャレンジ出来たこと(50代/男性)
68.8点
SMBC信託銀行プレスティアは、総合得点で【68.8】点を獲得し、2位にランクインしました。特に「取引メニュー」、「入出金のしやすさ」、「システムの安定性」など、複数の項目で高得点を獲得しており、サービス全般の質の高さが際立っています。
ユーザーのコメントからも、担当者による定期的な連絡、的確なアドバイスに対する高評価が目立ちます。さらに、ユーザーからの質問や相談に対する担当者のレスポンスも良好と評されています。
これらの結果から、同行は信頼性のあるサービスと幅広い選択肢が提供されていること、そして、ユーザーとのコミュニケーションに焦点を当てたアプローチが成功していることを示しています。このような成果は、競争の激しい金融サービス業界での同社の地位をより強固にしています。(オリコンCS調査部)
担当者の方がとても親切で定期的に連絡を下さり、投資信託の状況やおススメの商品、タイミングなどもアドバイスして下さいます。(40代/女性)
その他の口コミ・評判
小まめにコミュニケーションが取れて、情報を入手して対応してもらえる。(50代/男性)
自分の外貨普通預金の中から米国の会社に現地通貨であるドルで振り込みができたので、為替の影響は一切受けずに支払えた。しかも手数料は無料。(60代以上/女性)
外貨を外貨のまま旅行先のATM等で現金化したり、クレジットカードの支払いに利用できる。(50代/女性)
経済情報に疎い当方としては、唯一コミュニケーションの取れる情報源である。運用の方法もいくつかの候補を挙げたうえで、それぞれのメリット、デメリット、を細かく説明してくれるので助かる。(60代以上/男性)
68.8点
住信SBIネット銀行は、総合得点で【68.8】点を獲得し、同率2位にランクイン。特に、「取引メニュー」における得点が【73.8】点と高い支持を受けています。「金利」が高く、「手数料」が低いという点も、ユーザーから好評を得ています。
また、手数料無料キャンペーンの実施や、アプリを通じた資産評価額の確認が簡単で分かりやすいという点も、顧客満足度向上に寄与しています。
ユーザーのコメントからも、外貨預金以外にも「金利」が良く、振込手数料が無料など、便利で使いやすい銀行として評価されています。また、「スマートフォン」のアプリを活用してリアルタイムで取引を行えること、そしてランクアップ対象になる少額の取引も可能であると評価されています。(オリコンCS調査部)
ランクアップ目的で利用してます。少額でもランクアップ対象になっていてありがたいです。(40代/女性)
その他の口コミ・評判
手軽にできる事。デビットカードで海外のネットショッピングの際ドル建てで支払いが出来、海外事務手数料が100%ポイントバックされること。(50代/男性)
為替手数料が安いのが一番で、特に米国ドルが割安。また、購入の手順が解り易い。(60代以上/男性)
外貨でのカードショッピングが可能 指標注文が豊富(特定の範囲内での損益の確定も可能) 損益チェッカー機能がある(確定申告等での損益の計算に便利)(20代/男性)
コールセンターに適用金利、年間利回りについて問い合わせをしたら、丁寧に分かりやすく説明してくれた。(40代/男性)
66.9点
外貨自動積み立てで、ポンタポイントをたくさんもらえる。為替変動メッセージがこまめにくる。(50代/女性)
その他の口コミ・評判
色々な通貨を取り扱っている。外貨取引を通じて、外国為替や各国の経済に関心を持つようになった。(50代/男性)
サイトの画面が見易く分かりやすい。購入画面もスピーディー。(50代/女性)
外貨の取り引きで、うまくいったのは、こちらの銀行が初めてで、それ以来続けて投資している。初心者向けの説明が、とても分かりやすかった。(50代/女性)
AIで為替予測をするなど最新のテクノロジーを使っていることを知れて良かった。(40代/男性)
66.9点
日本円での預金の低金利に比べ、外貨預金は金利が高いので、担当者が勧めてくれた。勧めが無ければ自分からはしなかった。(60代以上/女性)
その他の口コミ・評判
金利が良かった。予定より早く売買できた。(60代以上/女性)
ネットで取引をする際当初はわからなかったので、電話で対応してもらい疑問点を解決してからネットに取り組めた。(60代以上/女性)
適切な情報を提供してくれたり、わかりやすい手数料システムが魅力的。(40代/女性)
日本円の預金は、0金利が続いているので、短い期間の外貨預金も有り、数年前からするようになりました。少しは、利息に期待出来そうです。(60代以上/女性)
66.7点
外貨建てで運用した金融商品が満期時に円高で為替差損が出そうなときに外貨預金にしておくとリスクヘッジができる。(50代/男性)
その他の口コミ・評判
時間に関係なく自分の判断で売却、購入ができる。手数料がわかりやすい。(60代以上/女性)
また残高を増やしたので、セブン銀行のATMでお金を引き出す時の手数料がかからなくなった。ネットバンキングで振込みする時も月5回まで無料で出来るようになった。(60代以上/女性)
あまり外貨預金を使ったことがなかったが、仕組預金で外貨になった分を使ってる。(50代/女性)
通帳不要などはじめ、比較的早くからネットバンキングが整備され使いやすい。また、他のメガバンクにくらべ商品バリエーション、金利がよい。(30代/男性)
66.5点
円で預けていてもほぼ利息つかないが、タイミングを自らはかって、円に替えると何十万円も利息と仮定して考えれば儲かっているのがありがたい。(40代/女性)
その他の口コミ・評判
手数料が優遇されている、取引通貨が豊富、インターネット・バンキングとの連動で購入・売却がスムーズ。(60代以上/女性)
信頼している銀行ですし、海外で頻繁に使うわけではないけれど、いざ使う時の為の便利さと、日常的に使う際にも自分の都合で引き落としもできる点が利用しやすそうだと思い、引き続き契約しています。(30代/女性)
毎月、積み立てをしているが、ネットバンキングで金額や取り引き開始、停止の手続きがしやすい。(50代/男性)
米ドルと円の取引手数料が、他行より格段に安いので、容易に取引をすることができて便利です。また、他行から外貨を移した時にちょうどキャンペーン中だったので、手数料がかからなくて良かった。(60代以上/男性)
66.4点
現在のように、短期で為替相場が大きく変動するのに最適な定期預金の案内がある。(50代/男性)
その他の口コミ・評判
金利が良かったりキャンペーンが頻繁にあり他社よりお得感がある。(30代/女性)
積み立てなので勝手に引き落としになり楽天銀行から毎月振り替えてくれて、管理の必要がないので非常に便利。(60代以上/女性)
ネット銀行特有の金利の有利さがある。基本的に24時間切れ目なく利用できる。(50代/男性)
他では扱っていないような通貨も見ることができるので少しうれしく思いました。また、ネットでの手続きは簡便でした。(60代以上/女性)
65.7点
家に居ながらにして取引できる。時間をあまり気にせず取引できる。(50代/男性)
その他の口コミ・評判
オンラインでの取引なので自宅で出来るのが便利。(60代以上/男性)
主にスマートフォンのアプリで取引していますが、操作が分かりやすく簡単に利用できています。(50代/女性)
キャンペーン金利を利用したのが継続使用に繋がっている。(40代/女性)
今みではメガバンクで外貨取引をしておりましたが、ネットバンクの方が手数料が安く無駄なコストを抑えられた。(30代/女性)
65.4点
いい時期に勧めていただいて、お得なキャンペーンも利用できてよかった。ネットで解約できない商品だったけど窓口での対応もとてもよかった。(50代/女性)
その他の口コミ・評判
金融商品を購入する際、キャンペーンで日本円に比べて高い金利がつく。(40代/男性)
数年前に始めました時、担当者の方がついて下さり、大変丁寧に教えてくださり、手続きもスムーズにいきました。その後も為替によって適宜に売買できてよかったです。(60代以上/女性)
営業担当さんがとても親切で、最初何もわからない自分に対して、説明がわかりやすかった。(30代/女性)
ずいぶん以前、余剰金をドル建て外貨をすすめられ行う。当時投資にはあまり興味なく、その後ほったらかし。銀行から、今差益がいいから円に戻すよう連絡があり、かなりの差益があった。(60代以上/男性)
64.9点
始めた頃は利息が良かった、今はアメリカの金利が上がっているのに低金利のままなので良い点はない。(50代/女性)
その他の口コミ・評判
ATMで入金出金出来ること。その際の手数料が割安なこと。(60代以上/男性)
すべての操作がWeb上で可能。為替の動きに対して専門家からの予測が見られると良いのですが。(60代以上/男性)
担当者からこまめに電話にて直近の状態の連絡があり売買に役立っている。(60代以上/男性)
営業担当者の方がいつも親身になって対応してくれてわからないことがあれば、迅速に丁寧にわかりやすく教えてくれたので本当に助かりました。(40代/男性)
64.3点
初めての利用なので手探りだったけど何もしなくても簡単に積立が出来るし少額で始められるので安心感がある。(40代/女性)
その他の口コミ・評判
担当の方が分かる迄説明してくれた。円安のタイミングで利益をあげてもらえた。(60代以上/女性)
知識がなくても丁寧に説明してくださり、定期的に電話で今の状況など連絡してくれて、不安になることはなくて良かったです。(40代/女性)
特に不便は感じられないので、不満が生じないところが良いところ。しつこい勧誘がないところも良い。(60代以上/男性)
いつも的確、タイミングに合わせて連絡を下さってすべてに満足しています。満期前でも状況を説明して下さり、お任せしていても安心しています。(60代以上/女性)
規定人数の半数以上の回答があり、総合得点が60.0点以上の企業です。
通常より金利が高い商品、円と外貨組合せ定期、キャンペーン企画が豊富。(40代/女性)
その他の口コミ・評判
自分自身の資産運用のポリシーに合っている。(50代/男性)
大和証券を利用しているので、使い勝手が良い。懸賞預金が有る。(60代以上/女性)
担当者がいるのと、証券会社と繋がっているので、使い易い。(60代以上/女性)
キャンペーンの案内などの通知など分かりやすくいろいろ案内があり参考になる。為替相場の変化や買いどころのタイミングなどの連絡。(50代/女性)
当時金利が高くて、円に交換する手数料の割引キャンペーンをよくしていた。(60代以上/女性)
その他の口コミ・評判
窓口で説明を受けながら口座開設購入できました。(50代/女性)
20年ほど前から始めた時は、金利もよく近くにATMがあったが、今は、世界の動きの指針として、ドルの価格を知る切っ掛けにしている。(50代/女性)
為替のタイミングについて相談と提案をしてくれた。(30代/女性)
以前は外貨預金の金利がとても良かったので、円で持っているより良かった。毎月、利息が付く点はよい。(50代/女性)
オリコン顧客満足度調査では、実際にサービスを利用した4,521人にアンケート調査を実施。
満足度に関する回答を基に、調査企業67社を対象にした「外貨預金」ランキングを発表しています。
総合満足度だけでなく、取引メニュー、カスタマーサポート、金利など様々な切り口から「外貨預金」を評価。さらに回答者の口コミや評判といった、実際のユーザーの声も掲載しています。
取引手数料だけでなく、“ユーザー満足度”からもサービスを比較し、「外貨預金」選びにお役立てください。
外貨預金とは日本円を米ドルやユーロといった海外の通貨に交換して、預け入れる預金のことです。外貨は日本円よりも金利が高い傾向があるため、円で預金しておくよりも高い利息が期待できます。
また外貨預金は預入時に定められた為替レートで円から外貨に交換しますが、満期を迎えて外貨を円に戻して受け取る際、円安になっていれば利息以外にも利益が得られ、円高になっていると損失が生じる場合がある点には注意が必要です。
■外貨預金の種類
外貨預金には主に普通預金と定期預金の2種類があります。
外貨普通預金
いつでも預けたり、引き出したりできる預金のことで、預入期間に定めがありません。一般的に変動金利のため、預入期間中に金利が変動することがあります。
また「外貨積立サービス」がある外貨普通預金であれば、自動で毎日・毎週・毎月など定期的に円で外貨を買い付け、積み立てていくことも可能です。
外貨定期預金
1ヶ月、3ヶ月、1年などあらかじめ預入期間(満期)が決まっており、満期までは原則解約ができない預金のことです。そのため一般的に外貨普通預金に比べて金利が高い傾向にあります。
@円預金よりも高金利
外貨預金は高い金利で預入できるため、日本の普通預金や定期預金よりも高い利息が受け取れる場合があります。日本円で1年ものの定期預金に預け入れた場合の金利は高いところで0.1〜0.3%程度となっています。一方、米ドル1年ものの定期預金なら5.0%程度の金利もめずらしくありません。
A為替差益が得られる
外貨預金のように海外の通貨で運用する商品は、為替レートの値動きによっては利益を得られる場合があります。為替レートの値動きによって得られる利益のことを、為替差益と言います。
例えば100万円を1ドル100円のときにドルに交換すると1万ドルになります。その後、円安となり、1ドル101円のときに1万ドルを円に交換すると、101万円が受け取れます。
このように外貨預金は金利だけではなく、円に交換するときの為替レートによっても利益が出る可能性があるのです。
B初心者でもはじめやすい
外貨預金は金融機関に口座開設をするだけで始められます。どの外貨で始めるかを選ぶ必要はありますが、株式投資や投資信託ほど選択肢が多くありません。そのため外貨預金は初心者でもはじめやすい運用方法と言えるでしょう。
C通貨分散によってリスクヘッジ
ヘッジとは「回避」という意味があります。通貨分散をすることで、為替レートの変動による資産価値の減少を回避することが可能です。
円安による円の価値低下を回避するには、円だけでなくドル資産も併せ持つ方法が有効です。
円だけでなく米ドルも保有していれば、円の価値が低下しても、円安で米ドル資産の価値が上がるため、全体として自身の保有している資産価値の低下を抑えられます。
@為替手数料が発生する
外貨預金は円を外貨に交換して預入しますが、交換する際に為替手数料が発生します。また外貨から円に戻すときにも同様の為替手数料がかかります。為替手数料は金融機関ごと、通貨ごとに異なりますが、米ドルで店頭取引の場合、片道1ドルあたり1円程度が相場です。
そのため外貨預金を始めてすぐに解約をすると、十分利息が増えていないことから、為替手数料をカバーできずに元本割れする可能性があります。
ただしインターネットによる取引であれば、為替手数料が抑えられている場合があります。
A元本割れのリスク
外貨預金は為替手数料で元本割れする可能性もありますが、外貨から円に戻すタイミングによっても元本割れする場合があります。
100万円を1ドル100円のときに1万ドルに交換、1年後仮に5.0%の利息が付き、1万500ドルになっていたとします。しかし仮に円に換金するときに円高で1ドル90円になっていた場合、利息が上乗せされているにもかかわらず受け取れる金額は94万5,000円と元本割れしています。
このように外貨預金を円に換金する際、為替レートの値動きによって生じる損失のことを、為替差損と言います。
Bペイオフの対象とならない
ペイオフとは「預金保険制度」のことで、お金を預け入れている金融機関が破綻しても、1金融機関あたり1,000万円とその利息分までは保護される制度です。
外貨預金はペイオフの対象外となっているため、仮に金融機関が破綻しても、保証されずに預け入れている外貨預金がそのまま損失になる可能性があります。
C条件によっては確定申告が必要になり手間が増える
外貨預金には利息と為替差益の2つの利益があり、そのうち利息に関する税金は自動的に差し引かれるため確定申告は不要ですが、為替差益は確定申告が必要になる場合があります。
利息 |
為替差益 |
|
所得の種類 |
利子所得 |
雑所得 |
課税方式 |
源泉分離課税 |
総合課税 |
税率 |
20.315% |
所得に応じた所得税率と住民税10% |
確定申告 |
不要 |
原則必要 |
為替差益が出ても確定申告が不要なケースは以下の通りです。
●年収2,000万円以下の会社員で、給与所得を1か所から受けていて、かつそのすべてが源泉徴収の対象となる場合で、為替差益を含めた給与以外の所得の合計が20万円以下の場合
●自営業やフリーランス、無職で年間所得が基礎控除48万円以下の場合
また為替差損が出た場合は確定申告が不要ですが、他の雑所得で利益が出ているときなど、確定申告をしたほうが良い場合があります。
通貨を分散する
通貨の分散がリスクを抑えるのに有効なのは、複数の通貨に分散させておくと、1つの通貨で為替差損が生じても、残りの通貨で為替差益が生じていれば、為替差損を一定程度カバーできることが期待できるためです。
預入時期を分散する
預入時期を分散させる「ドルコスト平均法」もリスクを抑える効果があります。
これは「一定期間ごとに決まった金額を運用する」運用手法です。具体的には、毎月1万円や2万円というように定期的に積み立てていく運用手法がドルコスト平均法です。
これを長期間継続することで、円でドルを交換(購入)するときの平均購入単価が下がり、為替レートの変動によるリスクを抑えることができるのです。
長期運用する
外貨預金のように値動きをする商品は、長期運用をする程多くの利息が得られ、ドルコスト平均法の効果が高まる傾向があるため、長期運用をする程リスクを抑えやすくなります。
情報収集をかかさない
為替差益や為替損益が生じる要因となる為替レートは、さまざまな経済指標や、要人発言で大きく変動する場合があります。
こうした経済指標の発表や要人発言が行われるスケジュールは、新聞やニュース、金融機関のサイトなどで確認できることがあるため、知っておくと良いでしょう。
大きく為替レートが変動する可能性があるときは、運用方針を見直すことで損失が少なくなることもあります。
余裕資金で運用する
外貨預金で運用するときは、余裕資金を使うようにしましょう。
【監修者:CFP(R) 金子賢司 】
「外貨預金のメリット・デメリットとは?リスク対策や始め方を解説」はこちら
外貨預金で得た利益にかかる税金の仕組みや税率を理解することは大切です。また場合によっては、確定申告が必要になることもあります。 外貨預金の税金について、初心者にも分かりやすく解説をしていこうと思います。今回は、預金対象者を、法人を除く個人に限定して解説をします。
外貨預金には、実は2つの税金が存在します。一つは利息に対する税金ともう一つは為替差益が発生した場合の差益に対する税金です。
外貨預金の利息にかかる税金
外貨預金の利息は、「利子所得」に該当し、日本円の預金同様に、原則として所得税15.315%(復興税含む)と住民税5%の計20.315%を源泉分離課税として徴収されます。よって、利息は日本円の預金と同様にそのまま受け取って終わりです。
外貨預金の為替差益にかかる税金
外貨預金によって為替差益が発生した所得は、「雑所得」に該当します。雑所得の場合、他の所得と合算して計算をするため、原則として確定申告が必要です。
・外貨預金で確定申告が必要なケース
外貨預金の外貨を日本円に交換して、為替を「確定」したときに為替差益が生じるが、確定していない状態を「含み益」と呼び、この段階ではまだ確定申告は不要ですが、日本円に交換をして為替差益が確定したときに確定申告が必要になります。
米ドル建て外貨預金に預入していた資産を、ユーロやオーストラリアドルなどの日本円以外の別な外貨に交換した場合はどうなるのでしょうか。実はこの場合も確定申告が必要になります。考え方としては、米ドルを一旦日本円に交換して、別な外貨に交換して預金したと考えるためです。この場合は、一旦日本円に交換した時に発生する為替差益が雑所得となります。
・外貨預金で確定申告が不要なケース
年収が2,000万円以下の給与所得者であり、給与所得および退職所得以外で為替差益を含めた所得が年間で20万円以下の場合は申告不要です。ただし、給与を2カ所以上の会社から得ている場合は、そもそも確定申告をしなければなりません。なお、為替差益ではなく為替差損が生じた場合は、確定申告によって黒字の雑所得から控除することが可能です。
また、確定申告が不要であったとしても、地方税にあたる住民税の申告が必要な場合があります。次にそれを説明します。
・外貨預金で住民税の申告が必要なケース
住民税の申告を行う必要があるのは、次のような人です。
1. 給与所得以外の所得がある人
2. 公的年金以外の所得がある人
3. 確定申告をする前の年の1月1日時点での住所登録されている場所と同じ親族の扶養家族になっていない人
これらのどれかに該当する場合は、住所を管轄する役所で住民税の申告手続きが必要となるので、自身で管轄の自治体に問い合わせをしましょう。
Q. 外貨預金の為替差益が出た場合は、確定申告が原則必要だというのは理解できたが、為替差損が出た場合は、確定申告をした方がいいですか?主な収入は公的年金です。
A. 為替差損が出た場合は、他の黒字化した雑所得と通算することができます。例えば、年金収入で240万円で、為替差損が20万円あった場合、年金収入240万円から20万円分を差し引いて所得税と住民税が計算されます。
Q. 専業主婦で外貨預金をしています。30万円の為替差益が出ましたが、確定申告が必要ですよね?
A. 専業主婦の方や無職の方、また個人事業主の方などは、所得税の基礎控除である48万円を超えたら確定申告が必要ですが、本ケースでは30万円ですので、確定申告は不要になります。
【監修者:CFP(R)/投資教育家 市川雄一郎】
サンプル数
4,521人
この外貨預金ランキングは、
オリコンの以下の調査に基づいています。
※オリコン顧客満足度ランキングは、データクリーニング(回収したデータから不正回答や異常値を排除)
および調査対象者条件から外れた回答を除外した上で作成しています。
※「総合ランキング」、「評価項目別」、部門の「業態別」においては有効回答者数が規定人数を満たした企業のみランクイン対象となります。その他の部門においては有効回答者数が規定人数の半数以上の企業がランクイン対象となります。
※総合得点が60.0点以上で、他人に薦めたくないと回答した人の割合が基準値以下の企業がランクイン対象となります。
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・総合満足度
・評価項目(小項目)
・利用した感想(良かった点・悪かった点)
・他者推奨意向
・他者推奨意向理由
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