2016年02月05日 09時00分
【ネット証券】今が狙い目「銘柄3選」 登場1年以内の“新顔優待”!
【図表】ニューフェース株主優待銘柄3選 (C)oricon ME inc.
とどまるところを知らない株主優待ブーム。導入した企業はすでに1200社を超えており、2015年に新設した企業数は100社以上との報道もある。さらに、既存の優待を充実させる拡充を行う企業も相次いでいる。
■現金以上!? マルチに使えるギフトコードの優待が登場
数ある優待銘柄の中から投資する銘柄を選び出すには、まず自分にとって「使える優待」かどうかが重要なポイント。その点、金券の優待は使い道が広く、換金もできるので、誰にでも使いやすいだろう。
金券銘柄で注目したいのは、「VOYAGE GROUP」(3688)。自社関連サイト「ギフピー」(http://gifpy.jp)でアマゾンギフト券などに交換できるギフトコードの優待を新設した。このギフトコードは、各種電子マネーや航空会社のマイルや楽天市場のポイント、さらには現金にも交換可能なPeX(ペックス)にも引き換えできる。ここまでくると現金よりも使い道が広いうえ、優待には課税されないので配当で受け取るより有利だ。
■ひとつの銘柄で「お米」と「金券」をダブル獲り! 年2回のコンサート招待も
「金券もほしいけど、モノもほしい!」という欲張りな投資家にオススメなのが、「中部飼料」(2053)だ。従来から9月末の株主に米を送付する優待を実施していたが、2016年からはこれにプラスして3月末の株主にクオカードを送付する。
また、ユニークな優待を実施しているのは「河合楽器製作所」。新進気鋭のピアニストを招いて全国各地で開催している「カワイコンサート」に、100株以上保有する株主を年2回も無料招待する優待を新設した。モノではなく、体験や感動を贈る新しいタイプの優待として注目しておきたい。
株主優待の新設や拡充のニュースは、株価を大きく上昇させる要因となる。しばらく期間をおくと急騰した株価も落ち着くが、権利確定日が近づくとまた人気に火がつくことも。あせって高値づかみにならないよう、買い時を見極めて仕込もう。
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