交通事故の発生件数は減少傾向に! 国や損保の取り組みとは?
交通事故の発生件数 現在は10年前の3分の2まで減少
減少の背景にあるのは、1992年に義務付けられた【一般自動車道における前席のシートベルト着用義務化】といった道路交通法や、自動車保険会社の取り組み、さらに自動車メーカーの【衝突安全性能の向上】【安全運転のアシスト機能追加】などによるところも大きいでしょう。
交通事故、発生のピークは冬至・師走の12月
交通事故の軽減を目指す! 自動車保険会社の取り組みとは?
例えば、特に注力しているのが、三井ダイレクト損害保険。事故のない社会を目指し『MUJICOLOGY!研究所』をWeb上で開設しています。「事故の原因のひとつは渋滞」という考えのもと、“渋滞学”をピックアップし、専門に研究する東京大学の西成教授が「渋滞が起きる要因」や「渋滞緩和のコツ」などをわかりやすく解説。3択形式のクイズも用意されていて、渋滞学への理解を深められる内容です。
このほかチューリッヒ保険も、運転時の注意ポイントをシチュエーション別に紹介する『事故ゼロ教室』をWeb上にて公開。また、ソニー損害保険は、ハンドル・ブレーキ操作などを診断し、クセや安全性をチェックするスマートフォンアプリ『ドライバーズナビ』を提供しています。
減少傾向とはいっても、交通事故件数は、けっしてゼロになっているわけではありません。各社の取り組みをうまく活用しながら無事故を意識し、常に安全運転を心掛けましょう。
※2014年4月10日時点