知っておきたい!自動車保険の賢い選び方

 数多くある自動車保険から商品を選択するのは容易でありません。自動車保険は万が一の場合に十分な補償内容であることは必要不可欠ですが、自動車保険をどう選べばベストなのでしょうか。自動車保険を選ぶ際の基準となるチェックポイントがいくつかあります。より良い自動車保険を選ぶために知っておきたい自動車保険の賢い選び方について解説します。

自動車保険は選ぶ時代に

 かつて、自動車保険料は算定会料率の使用義務のもと、同じ保険料率を使用していたためどこの保険会社においても同じ契約内容であれば保険料が変わることはありませんでした。1990年代後半以降、料率制度の自由化をはじめとする規制緩和・自由化競争が進展する中で損害保険各社はさまざまな補償やサービスを開発しました。また、それまでは代理店を介して契約することが多かった自動車保険ですが、リスク細分型自動車保険が認可されたことを機に自動車保険は選ぶ時代の幕開けとなりました。

 今では10年前と比べてみても自動車保険の業界シェアを伸ばしてきています。2007年度元受正味保険料の割合は代理店型が94.2%に対し、ダイレクト型は5.8%でした。それが2016年度には代理店型が92.8%なのに対してダイレクト型は7.2%となっています。(※1)

 代理店型に比べるとダイレクト型のシェアはまだ小さいものの、営業にかかるコストがおさえられており代理店型より保険料が割安です。補償内容についても代理店型と遜色なく安心して検討することができます。

 次に自動車保険を選ぶ際に知っておきたいチェックポイントについてお話します。

自動車保険を選ぶチェックポイント5つ

 自動車保険を選ぶ際には保険料が抑えられるかどうかも大切なチェックポイントの一つですが、そのほかにも自動車保険への加入目的である万が一の時にしっかり備えられるかどうかも重要なポイントとなります。

■保険料

 自動車保険の保険料率には、自動車の種類や運転者の年齢、過去の事故歴など個々のリスクに応じたものとなるように料率区分が設けられています。保険料率は保険会社によって異なるため、同じ条件の契約内容であっても保険会社によって異なります。保険料率は、事故が発生したときに保険会社が支払う保険金に充てられる「純保険料率」と保険会社が保険事業を行うまたに必要な経費部分となる「付加保険料率」で構成されています。保険料は自動車保険を選ぶにあたり大きな要素です。補償内容に対して保険料を他社と見積もりを比較してチェックすることが大切です。

■割引サービス

 自動車保険には保険会社が独自に設定している割引サービスがあり、その割引率も異なっています。

・ゴールド免許割引

 記名被保険者の保険始期日時点の運転免許証の色がゴールドの場合、ゴールド免許割引が適用されます。保険期間の途中で運転免許証の色が変わっても保険料は変わらないため、保険会社への連絡や手続きは不要です。

・インターネット割引

 ウェブサイトで申込手続きを行った場合にインターネット割引が適用されます。

・早割

 保険開始日の一定期間前までにインターネットで契約した場合、「早割」として保険料が割引されるものです。

・証券ペーパーレス割引

 申込時に「保険証券発行なし」を選択すると保険料が割引になります。契約成立後、保険契約を引き受けした旨のお知らせが届きます。契約内容については、契約者ページで確認することができます。


【割引サービスの一例】

割引サービス

内容

ゴールド免許割引

保険契約の始期日時点で記名被保険者の運転免許証の色がゴールドの場合に割引する

インターネット割引

インターネットを介して契約した場合に保険料を割引する

早割

保険会社が定めた保険開始の前までに契約した場合に割引する

証券ペーパーレス割引

保険証券を発行しないことで割引する

■基本補償内容

 自動車保険には自賠責保険と(任意)自動車保険があり、このうち強制加入となる「自賠責保険」の補償内容は、被害者の人身損害のみに限定されています。補償額は死亡事故で最高3000万円となっていて、それを超える損害については補償されません。そこで不足する補償については(任意)自動車保険をリスクに応じて組み合わせます。

 誤って人をはねて死亡させてしまったり、重い後遺障害を負わせてしまった場合や他人のものを壊してしまった場合などでは、加害者には多額の損害賠償額が請求されることもあります。

 万一に備えて「対人賠償保険」「対物賠償保険」の契約金額は「無制限」で契約する事が望ましいです。他の補償についても必要な補償をしっかりと検討することが大切です。


【他人への賠償に関する補償】

■事故対応

 事故受付は、一般的に24時間365日受付をしていますが、専任担当者との今後の打ち合せについては連絡した時間帯によっては翌日になることもあります。事故を起こしてしまうと、不安や動揺が大きいため、事故時の対応についてはしっかりチェックしておきたい点です。事故時は、代理店担当者に直接連絡したいと考えるか、通販型(ダイレクト型)でコールセンターでの対応でも構わないと考えるか、よく検討をしておくとこともポイントです。

■付帯サービス

 保険会社によって無料で自動付帯されているサービスがあります。例えばロードサービスです。車のトラブル時や、車が立ち往生した場合のレッカーけん引など事故以外にも利用できます。また、自力走行不能で当日中に移動ができない場合の宿泊費用をサポートするものもあります。ロードサービスには一部有料となるサポートもありますので、補償内容についてよく確認をしましょう。

 自動車保険は、基本的な補償内容の検討に加え、特約の付帯や様々なサービスがあり商品選びは容易ではありません。そのしくみが複雑に見える自動車保険ですが、必要な補償とほしいサービスは何かをよく考えて自分に合った自動車保険選びをしましょう。


出典:(※1)「募集形態別元受正味保険料割合表(国内会社・外国会社40社合計)」一般社団法人日本損害保険協会

自動車保険を比較する

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自動車保険選びのポイント

任意保険には、対人・対物賠償や人身傷害補償、車両保険などさまざまな種類があります。事前にチェックして重視する補償を決めることが大切です。

自動車保険会社は、ダイレクト系と代理店系の2つに大きくわけられます。双方のメリット・デメリットをきちんと踏まえて選びましょう。

人身事故の最高賠償金額は約5億円。物損事故でも約3億円にのぼるケースがあります。まずは実際の事故事例を見て任意保険の必要性を知りましょう。

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