最終更新日:

【2025年】バイク保険 オリコン顧客満足度ランキング|クチコミ比較

2025実際にサービスを利用したユーザー3,215名が選んだ
バイク保険ランキング

オリコン顧客満足度調査の特徴オリコンランキングの概要についてはこちら

  1. 日本最大級の規模による独自の調査

    同ランキングは、実際にサービスを利用した882名の消費者の方々のアンケートを基に、調査企業3社を対象に徹底比較しています。調査概要はこちら

  2. 研究機関に提供される信頼のデータ

    ソースデータは国立情報学研究所を通じて学術研究機関に全て公開されており、データ監修は慶應義塾大学理工学部教授・鈴木秀男氏が行っています。

複数条件から評価の高い
サービスを検索

  • 男女別 (必須)

  • 年代別 (必須)

バイク保険 ダイレクト型 総合ランキング 総評

1位のチューリッヒ保険は、総合得点が【78.2】点となり、前回の2位から1つランクアップしました。評価項目では、「加入・更新手続き」が1位(【82.2】点)、「保険料」が1位(【78.6】点)、「事故対応」が1位(【78.7】点)、「商品内容の充実さ」が1位(【78.5】点)、「受取額・支払いスピード」が1位(【77.4】点)、「調査・認定結果」が1位(【76.3】点)と、各項目で高い評価を得ています。

2位のアクサ損害保険(アクサダイレクト)は、総合得点が【77.6】点となりました。評価項目では、「ロードサービスの充実さ」が1位(【77.4】点)、「調査・認定結果」が1位(【76.3】点)、「商品内容の充実さ」が2位(【78.1】点)となり、各項目で高い評価を得ています。

3位の三井ダイレクト損害保険は、総合得点が【76.9】点となり、前回と同じ3位を維持しました。評価項目では、「保険料」が2位(【77.6】点)、「調査・認定結果」が3位(【75.8】点)、「事故対応」が3位(【77.7】点)となりました。

以上の結果から、1位のチューリッヒ保険は「加入・更新手続き」や「事故対応」などで高い評価を得ています。2位のアクサ損害保険(アクサダイレクト)は、「ロードサービスの充実さ」などで1位を獲得し、ユーザーからの高い評価を得ています。3位の三井ダイレクト損害保険は、「保険料」などで高い評価を得ており、前回と同じ順位を維持しました。これらの企業は、各評価項目で高い評価を得ており、ユーザーからの満足度が高いことが伺えます。特に、各社ともに「調査・認定結果」などで高い評価を得ており、これが総合評価に影響を与えています。(オリコンCS調査部)

総評を全て見る

総評の一部を表示

オリコン顧客満足度調査の特徴オリコンランキングの概要についてはこちら

  1. 日本最大級の規模による独自の調査

    同ランキングは、実際にサービスを利用した2,333名の消費者の方々のアンケートを基に、調査企業7社を対象に徹底比較しています。調査概要はこちら

  2. 研究機関に提供される信頼のデータ

    ソースデータは国立情報学研究所を通じて学術研究機関に全て公開されており、データ監修は慶應義塾大学理工学部教授・鈴木秀男氏が行っています。

複数条件から評価の高い
サービスを検索

  • 性別 (必須)

  • 年代 (任意)

  • 区分 (任意)

バイク保険 代理店型 総合ランキング 総評

1位の東京海上日動火災保険は、総合得点が【76.5】点となり、前回と同じ順位を維持しました。評価項目では、「事故対応」が1位(【77.3】点)、「調査・認定結果」が1位(【75.6】点)、「保険料」が1位(【75.6】点)、「受取額・支払いスピード」が1位(【75.5】点)となり、各項目で高い評価を得ています。

2位のあいおいニッセイ同和損害保険は、総合得点が【76.3】点となり、前回と同じ順位を維持しました。評価項目では、「加入・更新手続き」が1位(【80.1】点)、「ロードサービスの充実さ」が1位(【76.1】点)、「商品内容の充実さ」が1位(【76.6】点)を獲得しました。

3位の損保ジャパンは、総合得点が【75.1】点となり、前回より1つランクアップしました。評価項目では、「受取額・支払いスピード」が3位(【74.5】点)、「調査・認定結果」が3位(【74.5】点)、「事故対応」が3位(【76.0】点)となりました。

3位(同率)の三井住友海上火災保険は、総合得点が【75.1】点となり、前回と同じ順位を維持しました。評価項目では、「保険料」が3位(【74.8】点)、「商品内容の充実さ」が3位(【75.7】点)、「加入・更新手続き」が3位(【78.4】点)となりました。

以上の結果から、1位の東京海上日動火災保険は「事故対応」や「調査・認定結果」などで高い評価を得ています。2位のあいおいニッセイ同和損害保険は「加入・更新手続き」や「ロードサービスの充実さ」などでユーザーから好評を得ています。3位の三井住友海上火災保険と損保ジャパンは、「保険料」や「商品内容の充実さ」、「事故対応」などで高い評価を得ています。特に損保ジャパンは前回より1つランクアップし、その成果が評価されています。これらの企業は各々異なる評価項目で高い評価を得ており、それぞれの強みが総合評価に影響を与えています。(オリコンCS調査部)

総評を全て見る

総評の一部を表示

バイク保険 ダイレクト型 総合ランキング

1位

チューリッヒ保険

78.2

コメント件数110件

2025年 オリコン顧客満足度(R)調査の『バイク保険 ダイレクト型』ランキングにおいて、チューリッヒ保険は総合1位という結果となりました。前年は2位でしたが、今年は1つ順位を上げ、見事に1位を獲得しました。この調査は、バイク保険 ダイレクト型を提供している3社を対象に、実際にサービスを利用したユーザー882人へのアンケート回答をもとに発表しているものです。評価項目別では、「事故対応」で【78.7】点(前回から1.9pt上昇)、「加入・更新手続き」で【82.2】点(前回から1.7pt上昇)を獲得しました。

チューリッヒ保険を実際に利用したユーザーからのクチコミをいくつか紹介します。50代の男性は、「書類の書き方、保険で対応出来る範囲など丁寧にアドバイスしてくれた。」と評価しています。また、「故障して初めてバイク保険を使った時、思ってたよりわかりやすかった。」というクチコミがありました。40代の男性からは、「事故対応が親切だった。やり取りもLINEでやりやすかった。」といった評判の声が寄せられています。(オリコンCS調査部)

続きを読む

閉じる

チューリッヒ保険の口コミ・評判

40代/女性

相手方との交渉をしっかりしてくれ、こちらの希望をしっかり伝えて逐一報告してくれた。(40代/女性)

その他の口コミ・評判

  • 50代/男性

    書類の書き方、保険で対応出来る範囲など丁寧にアドバイスしてくれた。(50代/男性)

  • 40代/男性

    事故対応が親切だった。やり取りもLINEでやりやすかった。(40代/男性)

  • 50代/男性

    保険料が安く、他にはない車両保険を選ぶことができた。(50代/男性)

  • 30代/男性

    保険料と保障内容のバランスが良い。(30代/男性)

2位

77.6

コメント件数104件

2025年 オリコン顧客満足度(R)調査の『バイク保険 ダイレクト型』ランキングにおいて、アクサ損害保険(アクサダイレクト)は総合2位という結果となりました。前年は1位でしたが、今年は2位となりました。この調査は、バイク保険 ダイレクト型を提供している3社を対象に、実際にサービスを利用したユーザー882人へのアンケート回答をもとに発表しているものです。評価項目別では、「保険料」で【77.5】点(前回から1.2pt上昇)、「商品内容の充実さ」で【78.1】点(前回から1.0pt上昇)を獲得しました。

アクサ損害保険(アクサダイレクト)を実際に利用したユーザーからのクチコミをいくつか紹介します。40代の男性は、「サービスが信頼できるから。親身になって対応してくれるから。」と評価しています。また40代の女性は、「バイクで事故をした際に丁寧かつ迅速な対応をしてくれた点。」というクチコミがありました。さらに、50代の男性からは、「故障したときのレッカー対応など、素早く対応してもらえた。」といった評判の声が寄せられています。(オリコンCS調査部)

続きを読む

閉じる

アクサ損害保険(アクサダイレクト)の口コミ・評判

50代/男性

2年前に事故を起こした時に、対応が早くて助かった。相手の修理内容、費用も細かく報告してもらい安心して任せられた。(50代/男性)

その他の口コミ・評判

  • 60代以上/女性

    相手方との交渉はこちらが関わることなく修理までやってくれてよかった。(60代以上/女性)

  • 60代以上/男性

    故障時電話1本で対応してもらえ、特に問題なかった。(60代以上/男性)

  • 50代/男性

    対応が良かった、色んなアドバイスをしてくれた。(50代/男性)

  • 30代/女性

    保険金支払いまでの手続きがスムーズに進んだ。(30代/女性)

3位

三井ダイレクト損害保険

76.9

コメント件数104件

2025年 オリコン顧客満足度(R)調査の『バイク保険 ダイレクト型』ランキングにおいて、三井ダイレクト損害保険は総合3位という結果となりました。前年は同じく3位でしたが、継続して高い評価を受けました。この調査は、バイク保険 ダイレクト型を提供している3社を対象に、実際にサービスを利用したユーザー882人へのアンケート回答をもとに発表しているものです。評価項目別では、「保険料」で【77.6】点(前回から0.9pt上昇)、「事故対応」で【77.7】点(前回から0.7pt上昇)を獲得しました。

三井ダイレクト損害保険を実際に利用したユーザーからのクチコミをいくつか紹介します。50代の男性は、「想像以上に交渉力はありそうな気がする。過失割合が思っていたよりこちらがより有利な条件で妥結できたり。」と評価しています。また、「事故受付からの対応に遅滞はなく、担当者の経過報告は的確なタイミングでした。」というクチコミがありました。40代の男性からは、「補償に対する保険料が安い。オペレーターが安心させてくれる。」といった評判の声が寄せられています。(オリコンCS調査部)

続きを読む

閉じる

三井ダイレクト損害保険の口コミ・評判

50代/男性

事故受付からの対応に遅滞はなく、担当者の経過報告は的確なタイミングでした。(50代/男性)

その他の口コミ・評判

  • 50代/男性

    事故時の担当の方が丁寧な方だった。保険代自体も安めである。(50代/男性)

  • 60代以上/男性

    事故時の対応が適切であった。安心感がある。(60代以上/男性)

  • 30代/男性

    事故をした時対応がとても親切だった。(30代/男性)

  • 40代/男性

    期待通りのサービスが受けられた。(40代/男性)

オリコン顧客満足度調査では、実際にサービスを利用した882人にアンケート調査を実施。
満足度に関する回答を基に、調査企業3社を対象にした「バイク保険 ダイレクト型」ランキングを発表しています。

総合満足度だけでなく、様々な切り口から「バイク保険 ダイレクト型」を評価。さらに回答者の口コミや評判といった、実際のユーザーの声も掲載しています。

サービス検討の際、“ユーザー満足度”からも比較することで「バイク保険 ダイレクト型」選びにお役立てください。

バイク保険の顧客満足度を項目別に並び替えて比較することが出来ます。

TOP総合ランキング
評価項目別
ランキング
加入・更新手続き商品内容の充実さ保険料事故対応調査・認定結果受取額・支払いスピードロードサービスの充実さ
年代別
ランキング
30代40代50代60代以上
区分別
ランキング
普通二輪(126〜250cc)

※文字がグレーの部門は当社規定の条件を満たした企業が2社未満のため発表しておりません。

おすすめのバイク保険 ダイレクト型ランキングまとめ

  1. 1位 チューリッヒ保険 78.2点
  2. 2位 アクサ損害保険(アクサダイレクト) 77.6点
  3. 3位 三井ダイレクト損害保険 76.9点

知っておきたい!バイク保険 ダイレクト型

バイク保険とは

 バイクは自動車に比べ小回りが利くので外出の足に手軽に利用することができる乗り物です。混雑する市街地やその周辺の街道でも無理なく・ストレスなく走行することができます。災害時にはガレキが散乱する道路でも走ることができ、過去の阪神・淡路大震災の際、車では16時間かかった道のりが、バイクでは2時間でたどり着いたという記録が残されています。(※1)
バイクは、通勤や通学、普段のちょっとした買い物から仕事まで幅広く利用できるとても便利なものです。特に地方など公共交通機関がなく不便な地域では、自動車とともに生活に欠かせない移動手段です。
このように幅広い世代に利用されているバイクですが、バイク保険についてもきちんと考えておきたい事柄です。ここでは安心なバイクライフを支えてくれる「バイク保険」について解説します。

バイクの現状は?

 バイクの保有台数は、日本全国で約1100万台にのぼっています。日本の人口からみると約11人に1人が利用していることになります。その割合で最も多いのが原付一種(50cc以下)で約650万台です。半分以上を原付が占めています。続いて軽二輪(125cc超〜250cc以下)約198万台、原付二種(50cc超〜125cc以下)約167万台、小型二輪(250cc超)約160万台となっています。(※1)

出典:「社会に役立つ バイクの力(ちから)」一般社団法人日本自動車工業会を参考

出典:「社会に役立つ バイクの力(ちから)」一般社団法人日本自動車工業会を参考
 また、メーカーも多くのバイクを出荷しています。2016年度販売台数(全メーカー)は、58万2799台にのぼり、そのうち10万9382台の約半分近くを占めるのが50ccクラスの原付です。(※2)
50cc超のクラスでは、半分以上を40歳代から50歳代のユーザーが占めています。一方、60歳以上のユーザーが約46%を占めるのは原付(50cc以下)です。
バイクの魅力は、どの世代においてもその時々のライフスタイルに合ったバイクを選ぶことができることです。(※3)

バイク保険は必要?

 強制保険である自賠責保険には必ず加入する義務があります。一方、任意のバイク保険の加入は必要なのでしょうか。

バイク保険は必要?

■車とは違うバイクの特性
バイクは基本2輪のため、バランスを取りながら運転します。ライディングポジションひとつを取っても、正しいポジションでなければハンドル操作や、運転中の情報確認も正しく行うこともできません。そのため、バイクのタイプによってそのライディングポジションも異なります。運転者はバイクの特性を理解することで、より快適なライディングをすることができます。
2005年4月1日から、二人乗り(タンデム)の高速道路走行ができるようになりました。バイクは車のように体が守られていないため、一人走行よりも二人乗りのほうが事故に遭った時のダメージはより大きいものとなります。

■自動車との事故が多い訳
平成28年中における全国の交通事故による死者数は3904人で、そのうち二輪車(原動機付自転車を含む)に乗車中の交通事故死者数は684人でした。その構成率は17.5%で四輪車の約半分にあたります。(※4)車に比べると少ない割合ではありますがそれでもこれだけ事故で亡くなる人がいるのです。
【全国の交通事故死者数構成率(平成28年中)】

【全国の交通事故死者数構成率(平成28年中)】

 東京都内の二輪乗車中の交通事故者数調査における事故類型別では、過去5年間単独事故が最も多く、交差点での右折時の事故が多発しています(※4)。バイクが直進、車が右折する場合、車から見えるバイクは思っている以上に小さく見えるものです。まだバイクは遠くにいるから右折に間に合うと思い込んで車が直進のバイクと衝突するというケースがあります(右直事故)。バイクの特性上起きてしまう痛ましい事故の例です。
交通事故多発交差点マップワースト2の「月輪一丁目交差点」の事故はすべてバイクです。事故には直進バイクと右折車との事故が含まれています。(※5)

バイクは、バランスを崩したり、転倒することがあります。これが単独事故につながる事もあります。また、ひとたび事故が起これば後部に搭乗していた人も衝撃によって飛ばされることになります。車なら助かるかもしれない事故でもバイクでは致命的というケースもあるでしょう。バイクに乗るからにはこれらリスクに対する補償をカバーするためのバイク保険が必要だということを認識しましょう。

バイクが入る保険は強制保険と任意保険

 バイク保険には、法律上強制加入する「自賠責保険」と任意に加入する「バイク保険」があります。

バイクが入る保険は強制保険と任意保険

■自賠責保険
自動車損害賠償保障法にもとづき、原付を含むすべての自動車について自賠責保険に入っていなければ運転することはできないため、当然のことながらバイクも加入することになります。自賠責保険の補償は、バイクの運転事故で他人を死傷させた場合に人身事故の損害のみに支払われ、物損事故は適用外です。また、被害者1名ごとに支払限度額が定められており、1つの事故で被害者が複数いる場合は被害者への支払限度額が減らされることはありません。

■バイク保険(任意保険)
バイク保険は、バイクを運転中などの事故に対してその損害を補償する保険です。バイク保険の役割は、自賠責保険では補償しきれない部分を補てんすることです。自賠責保険の必要性は知っていてもバイク保険については実はあまり知らないということもあるでしょう。自賠責保険で補償されるのは対人賠償のみです。搭乗者や本人、大切なバイクへの補償は対象ではありません。バイク保険に加入していないということは補償という観点ではリスキーな状態と言えます。バイク保険と言っても特別なものではなく、補償は基本的に自動車保険のバイク版と言えるでしょう。バイク保険を契約ができる業態には、ダイレクト型や代理店型があります。

バイク保険の補償内容は?

 それでは、バイク保険の補償の内容はどうなのでしょうか。先ほどお話したとおり補償については自動車保険とほとんど変わりません。バイク保険の補償についてみていきましょう。

バイク保険の補償内容は?

■補償
・相手への補償
「対人賠償保険(基本補償)」:無制限
バイク事故で他人を死傷させてしまった場合に、自賠責保険等の支払額を超える部分について保険金が支払われます。例えば、バイクを運転中、不注意で交通事故を起こしてしまい被害者(歩行者)が後遺障害を負わせてまった、というものです。被害者1名につき、契約の保険金額を限度に支払われます。相手方への補償は、裁判で高額な損害額が認定される場合がありますので保険金額を無制限にしましょう。

「対物賠償保険(基本補償)」:無制限
バイク事故で他人の車や建物および物などを壊してしまった場合の補償です。例えは、ガードレール、信号機、電柱、電車、店舗等も補償の対象になります。1回の事故につき、契約の保険金額を限度として保険金が支払われます。補償の保険金額については無制限にするようにしましょう。
ただし、対物賠償保険では、相手の車の時価額を超える修理費用について保険金は支払われません。この超過分の修理費用が相手とトラブルの原因になることがあります。対物賠償保険で補償されない修理費用等までカバーしたい場合は、「対物超過特約」の付帯を検討します。

・搭乗者への補償
自損事故傷害特約
相手のいない単独のバイク事故、または、相手に過失がない事故によって死傷したなど自賠責保険等では補償されない場合の補償です。電柱に接触して、ケガをしてしまったなど、運転者のミスの場合も補償されます。

「無保険車傷害特約」
バイク事故で死亡または後遺障害を負ってしまい、相手の車が不明および無保険の場合に十分な補償が得られないときの補償です。例えば、対人賠償保険が付帯されていない車と交差点で衝突して後遺障害を負い、相手に支払い能力がない場合でも保険金が支払われます。

「搭乗者傷害保険」
契約のバイクに人を乗せて運転中に搭乗者がバイク事故により死傷したときの補償です。

人身傷害保険
契約のバイクに搭乗中に事故で死傷したときの補償です。人身傷害保険の特徴は、過失割合にかかわらず保険金額を限度に搭乗者傷害保険と別に支払われる点です。ただし、年齢により付帯ができない、または、原付には付帯できないなどの要件がある場合があります。

・バイクや本人の所有物などの補償
車両保険(車対車事故のみ)
契約されているバイクの損害に対する補償です。なお、申込み方法や原付への付帯不可など要件がある場合があります。

・その他の補償
弁護士費用等特約
例えば、自分には責任がない事故で相手が非を認めず解決できないような場合には弁護士に委任することができます。ある保険会社では、訴訟費用、訴訟費用、仲裁費用、和解費用、調停費用の弁護士費用等を被保険者1名につき300万円まで補償されます。

注:保険会社によっては車両保険を取り扱っていない場合もあります。また、そのほかの補償についても保険会社によって取扱いがない場合もあります。

■事故の時の対応

事故の時の対応

バイクでの事故時には、負傷者の救護を優先に心がけましょう。その後に警察や保険会社へ連絡をします。また、事故を起こせば誰もが動揺します。事故の相手と具体的な損害賠償の話はしないことです。なお、加害者になってしまった際は、負傷された相手に対して配慮する気持ちを忘れないようにします。
事故現場では、保険会社は事故の相手と過失割合を決める交渉を行います。目撃者がいればその人の連絡先を確認しておくと安心です。

保険会社の事故時の対応には次のものがあります。
・事故の受付けは24時間・365日対応
・現場に急行するロードサービス
・そのほか(レッカーサービスなど)

バイク事故は、運転者本人が負傷する可能性もあります。事故時の状況をよく把握して冷静に行動しましょう。

割引制度を賢く利用する

 TVなどで自動車保険の割引について宣伝していますがバイク保険にも割引制度があります。

「インターネット割引」
ダイレクト型の保険会社が提供するサービスです。インターネット上で契約した場合に割引されます。

「証券不発行割引」
保険証券兼領収証の発行を省略すると保険料が割引されます。

割引制度はダイレクト型の保険会社で取扱っていますので、気になる保険会社を調べてみるといいでしょう。
車とは一味違うライディングという楽しさを味わえるバイク。バイクを利用する際に安全装備に気をつかうことも大切ですが、バイク保険についてもしっかり準備しておきましょう。


※1 「社会に役立つ バイクの力(ちから)」一般社団法人日本自動車工業会より
※2 「自動車統計月報VOL.51 NO.7 2017-10」一般社団法人日本自動車工業会より
※3 「2015年度二輪車市場動向調査」一般社団法人日本自動車工業会より
※4  警視庁HPより
※5 「交通事故多発交差点マップ平成27年データ準拠」一般社団法人 日本損害保険協会より
法人のお客様へ 調査データのご提供|オリコン顧客満足度
モニター会員登録の案内|オリコン顧客満足度

バイク保険 代理店型 総合ランキング

1位

76.5

コメント件数107件

2025年 オリコン顧客満足度(R)調査の『バイク保険 代理店型』ランキングにおいて、東京海上日動火災保険は総合1位という結果となりました。前年は同じく1位でしたが、継続して高い評価を受けました。この調査は、バイク保険 代理店型を提供している7社を対象に、実際にサービスを利用したユーザー2,333人へのアンケート回答をもとに発表しているものです。評価項目別では、「加入・更新手続き」で【79.6】点(前回から0.9pt上昇)、「事故対応」で【77.3】点(前回から0.5pt上昇)を獲得しました。

東京海上日動火災保険を実際に利用したユーザーからのクチコミをいくつか紹介します。40代の女性は、「バイク保険に加入していなかったと思うと、相手との交渉に対しても不安なことだらけだったと思うし、いろいろ費用がかかって、本当に加入していて良かったと思うことが多いから。」と評価しています。50代の男性からは、「担当者の対応の早い点。 書類の記載説明が丁寧で理解しやすかった。経過説明も詳細に有り、今後の流れや対応も理解できた。」というクチコミがありました。30代の女性からは、「事故時の対応がとても迅速で、満足度が高く、サポート体制が整っているため、安心感があるところに満足してます。」といった評判の声が寄せられています。(オリコンCS調査部)

続きを読む

閉じる

東京海上日動火災保険の口コミ・評判

30代/女性

事故時の対応がとても迅速で、満足度が高く、サポート体制が整っているため、安心感があるところに満足してます。(30代/女性)

その他の口コミ・評判

  • 30代/女性

    分からない点を何度質問してもその度に何回も丁寧に説明してもらったのが助かりました。(30代/女性)

  • 50代/男性

    安心感と信頼で長年お世話になっています。スピーディーで安心感があります。(50代/男性)

  • 60代以上/男性

    事故連絡から早い対応でした。これが1択の良さでした。(60代以上/男性)

2位

76.3

コメント件数99件

2025年 オリコン顧客満足度(R)調査の『バイク保険 代理店型』ランキングにおいて、あいおいニッセイ同和損害保険は総合2位という結果となりました。前年は同じく2位でしたが、継続して高い評価を受けました。この調査は、バイク保険 代理店型を提供している7社を対象に、実際にサービスを利用したユーザー2,333人へのアンケート回答をもとに発表しているものです。評価項目別では、「加入・更新手続き」で【80.1】点(前回から1.6pt上昇)、「事故対応」で【77.2】点(前回から1.2pt上昇)を獲得しました。

あいおいニッセイ同和損害保険を実際に利用したユーザーからのクチコミをいくつか紹介します。60代以上の女性は、「事故発生から保険金支払い(口座振り込み)のお知らせまで丁寧な説明で安心できた。女性の担当者さんは事故の怪我に寄り添った対応をしてくれた。」と評価しています。また、40代の女性からは、「初めての自損事故でかなり動転してしまっていたが、担当者が比較的早く駆けつけてくれたので安心出来たこと。」というクチコミがありました。30代の男性からは、「マイカ−と一緒に契約していたので、いろいろな手続きが簡単に出来てたと思うから。」といった評判の声が寄せられています。(オリコンCS調査部)

続きを読む

閉じる

あいおいニッセイ同和損害保険の口コミ・評判

60代以上/女性

今迄事故は一度も起こした事が無かったのに、初めての事故がバイクであったが、車の保険と同じく親切丁寧な対応をしてもらえたと思えたから。(60代以上/女性)

その他の口コミ・評判

  • 50代/男性

    ロードサービスの対応が良い。JAFと連携している点など。あと、大型車のパンクによるタイヤ交換作業をロードサービスで対応してくれる点。(50代/男性)

  • 30代/女性

    自動車とバイクの両方に加入していたお陰で、担当者とは馴染みになっていた事もあり、思った以上に迅速に対処して貰えた気がした。(30代/女性)

  • 40代/男性

    事故対応は加入してれば最低限の当たり前の事はしてくれる。(40代/男性)

  • 40代/男性

    自損事故直後で不安な点があったが、親身に対応して貰った。(40代/男性)

3位

75.1

コメント件数116件

2025年 オリコン顧客満足度(R)調査の『バイク保険 代理店型』ランキングにおいて、損保ジャパンは総合3位という結果となりました。前年は4位でしたが、今年は1つ順位を上げました。この調査は、バイク保険 代理店型を提供している7社を対象に、実際にサービスを利用したユーザー2,333人へのアンケート回答をもとに発表しているものです。評価項目別では、「商品内容の充実さ」で【75.5】点(前回から1.3pt上昇)、「加入・更新手続き」で【77.9】点(前回から1.1pt上昇)を獲得しました。

損保ジャパンを実際に利用したユーザーからのクチコミをいくつか紹介します。30代の男性は、「路上で非接触事故を起こしたときも、電話から事故対応、保険金の算定まで、スムーズに対応していただいたこと。」と評価しています。また、40代の男性からは、「自分は何もしなくとも、事故相手等にもサポート対応してもらい、とてもスムーズに解決したので良かったです。」というクチコミがありました。さらに、50代の男性からは、「事故対応が早く不安な気持ちがあったが担当者からも相手方に連絡してくれて安心出来た。」といった評判の声が寄せられています。(オリコンCS調査部)

続きを読む

閉じる

損保ジャパンの口コミ・評判

50代/男性

事故時の対応方法や自分と相手方の怪我事故内容の確認のほか、随時相手方との交渉状況の報告など丁寧にタイムリーに行ってくれ、安心して任せることができた。(50代/男性)

その他の口コミ・評判

  • 50代/女性

    以前事故を起こした時の対応の速さが凄く良かった。その後の給付金の対応や相手との交渉も凄く良かった。アフタ−ケアも良い。(50代/女性)

  • 60代以上/男性

    事故時のコールセンターの担当者の親身な対応に安心感を感じられた。(60代以上/男性)

  • 30代/女性

    初めての事故だったのですが何もかもスムーズでした。(30代/女性)

  • 40代/男性

    事故処理後から保険金支払いまでの対応が早かった。(40代/男性)

3位

75.1

コメント件数112件

2025年 オリコン顧客満足度(R)調査の『バイク保険 代理店型』ランキングにおいて、三井住友海上火災保険は総合3位という結果となりました。前年は3位でしたが、継続して高い評価を受けました。この調査は、バイク保険 代理店型を提供している7社を対象に、実際にサービスを利用したユーザー2,333人へのアンケート回答をもとに発表しているものです。評価項目別では、「加入・更新手続き」で【78.4】点(前回から0.7pt上昇)、「商品内容の充実さ」で【75.7】点(前回から0.3pt上昇)を獲得しました。

三井住友海上火災保険を実際に利用したユーザーからのクチコミをいくつか紹介します。30代の男性は、「補償内容と保険料のバランスが良く、実際に事故を起こしてしまった際の対応も素晴らしかったから。」と評価しています。また、50代の男性からは、「相手方が一方的に責任のある事故であったが、補償のことで親身になって対応してくれた。」というクチコミがありました。40代の女性からは、「事故で気が動転し支離滅裂な説明だったと思うが、真摯に対応してくれた。」といった評判の声が寄せられています。(オリコンCS調査部)

続きを読む

閉じる

三井住友海上火災保険の口コミ・評判

50代/男性

相手が任意保険に加入してなかったが、ロードサービスや通院代が出たこと。(50代/男性)

その他の口コミ・評判

  • 30代/男性

    加入時や保険適用の時に書類作成を親切に教えていただいた。(30代/男性)

  • 40代/男性

    サービス内容が充実していた。担当者の対応が良かった。(40代/男性)

  • 50代/女性

    レッカーを手配してもらって助かった。(50代/女性)

  • 30代/男性

    自分にとても合っているから。(30代/男性)

高評企業

規定人数の半数以上の回答があり、総合得点が60.0点以上の企業です。

高評企業

日新火災海上保険の口コミ・評判

50代/男性

以前から利用していて、更新時の手続きは職場を訪れてくれて非常に便利。(50代/男性)

その他の口コミ・評判

  • 60代以上/男性

    コールセンターの対応が丁寧で身体のことを心配してくれ満足しています。(60代以上/男性)

  • 30代/男性

    昔からある会社なので、不信感を持たずに済んだ。(30代/男性)

  • 60代以上/男性

    事故対応が、丁寧で信頼できる。(60代以上/男性)

  • 60代以上/男性

    保険請求がわかりやすかった。(60代以上/男性)

高評企業

AIG損害保険の口コミ・評判

40代/女性

事故対応が迅速かつ丁寧だった。補償内容が手厚い。(40代/女性)

その他の口コミ・評判

  • 40代/男性

    保険料の支払いがスムーズだった。(40代/男性)

  • 40代/女性

    対応の速さと補償の分かりやすさ。(40代/女性)

  • 60代以上/男性

    対応がとても丁寧でした。(60代以上/男性)

  • 60代以上/男性

    とにかく対応が速かった。(60代以上/男性)

オリコン顧客満足度調査では、実際にサービスを利用した2,333人にアンケート調査を実施。
満足度に関する回答を基に、調査企業7社を対象にした「バイク保険 代理店型」ランキングを発表しています。

総合満足度だけでなく、様々な切り口から「バイク保険 代理店型」を評価。さらに回答者の口コミや評判といった、実際のユーザーの声も掲載しています。

サービス検討の際、“ユーザー満足度”からも比較することで「バイク保険 代理店型」選びにお役立てください。

バイク保険の顧客満足度を項目別に並び替えて比較することが出来ます。

TOP総合ランキング
評価項目別
ランキング
加入・更新手続き商品内容の充実さ保険料事故対応調査・認定結果受取額・支払いスピードロードサービスの充実さ
年代別
ランキング
30代40代50代60代以上
区分別
ランキング
原付(〜50cc)普通二輪(51〜125cc)普通二輪(126〜250cc)大型二輪(401cc以上)

※文字がグレーの部門は当社規定の条件を満たした企業が2社未満のため発表しておりません。

おすすめのバイク保険 代理店型ランキングまとめ

  1. 1位 東京海上日動火災保険 76.5点
  2. 2位 あいおいニッセイ同和損害保険 76.3点
  3. 3位 損保ジャパン 75.1点
  4. 3位 三井住友海上火災保険 75.1点

知っておきたい!バイク保険 代理店型

バイク保険とは

 バイクは自動車に比べ小回りが利くので外出の足に手軽に利用することができる乗り物です。混雑する市街地やその周辺の街道でも無理なく・ストレスなく走行することができます。災害時にはガレキが散乱する道路でも走ることができ、過去の阪神・淡路大震災の際、車では16時間かかった道のりが、バイクでは2時間でたどり着いたという記録が残されています。(※1)
バイクは、通勤や通学、普段のちょっとした買い物から仕事まで幅広く利用できるとても便利なものです。特に地方など公共交通機関がなく不便な地域では、自動車とともに生活に欠かせない移動手段です。
このように幅広い世代に利用されているバイクですが、バイク保険についてもきちんと考えておきたい事柄です。ここでは安心なバイクライフを支えてくれる「バイク保険」について解説します。

バイクの現状は?

 バイクの保有台数は、日本全国で約1100万台にのぼっています。日本の人口からみると約11人に1人が利用していることになります。その割合で最も多いのが原付一種(50cc以下)で約650万台です。半分以上を原付が占めています。続いて軽二輪(125cc超〜250cc以下)約198万台、原付二種(50cc超〜125cc以下)約167万台、小型二輪(250cc超)約160万台となっています。(※1)

出典:「社会に役立つ バイクの力(ちから)」一般社団法人日本自動車工業会を参考

出典:「社会に役立つ バイクの力(ちから)」一般社団法人日本自動車工業会を参考
 また、メーカーも多くのバイクを出荷しています。2016年度販売台数(全メーカー)は、58万2799台にのぼり、そのうち10万9382台の約半分近くを占めるのが50ccクラスの原付です。(※2)
50cc超のクラスでは、半分以上を40歳代から50歳代のユーザーが占めています。一方、60歳以上のユーザーが約46%を占めるのは原付(50cc以下)です。
バイクの魅力は、どの世代においてもその時々のライフスタイルに合ったバイクを選ぶことができることです。(※3)

バイク保険は必要?

 強制保険である自賠責保険には必ず加入する義務があります。一方、任意のバイク保険の加入は必要なのでしょうか。

バイク保険は必要?

■車とは違うバイクの特性
バイクは基本2輪のため、バランスを取りながら運転します。ライディングポジションひとつを取っても、正しいポジションでなければハンドル操作や、運転中の情報確認も正しく行うこともできません。そのため、バイクのタイプによってそのライディングポジションも異なります。運転者はバイクの特性を理解することで、より快適なライディングをすることができます。
2005年4月1日から、二人乗り(タンデム)の高速道路走行ができるようになりました。バイクは車のように体が守られていないため、一人走行よりも二人乗りのほうが事故に遭った時のダメージはより大きいものとなります。

■自動車との事故が多い訳
平成28年中における全国の交通事故による死者数は3904人で、そのうち二輪車(原動機付自転車を含む)に乗車中の交通事故死者数は684人でした。その構成率は17.5%で四輪車の約半分にあたります。(※4)車に比べると少ない割合ではありますがそれでもこれだけ事故で亡くなる人がいるのです。
【全国の交通事故死者数構成率(平成28年中)】

【全国の交通事故死者数構成率(平成28年中)】

 東京都内の二輪乗車中の交通事故者数調査における事故類型別では、過去5年間単独事故が最も多く、交差点での右折時の事故が多発しています(※4)。バイクが直進、車が右折する場合、車から見えるバイクは思っている以上に小さく見えるものです。まだバイクは遠くにいるから右折に間に合うと思い込んで車が直進のバイクと衝突するというケースがあります(右直事故)。バイクの特性上起きてしまう痛ましい事故の例です。
交通事故多発交差点マップワースト2の「月輪一丁目交差点」の事故はすべてバイクです。事故には直進バイクと右折車との事故が含まれています。(※5)

バイクは、バランスを崩したり、転倒することがあります。これが単独事故につながる事もあります。また、ひとたび事故が起これば後部に搭乗していた人も衝撃によって飛ばされることになります。車なら助かるかもしれない事故でもバイクでは致命的というケースもあるでしょう。バイクに乗るからにはこれらリスクに対する補償をカバーするためのバイク保険が必要だということを認識しましょう。

バイクが入る保険は強制保険と任意保険

 バイク保険には、法律上強制加入する「自賠責保険」と任意に加入する「バイク保険」があります。

バイクが入る保険は強制保険と任意保険

■自賠責保険
自動車損害賠償保障法にもとづき、原付を含むすべての自動車について自賠責保険に入っていなければ運転することはできないため、当然のことながらバイクも加入することになります。自賠責保険の補償は、バイクの運転事故で他人を死傷させた場合に人身事故の損害のみに支払われ、物損事故は適用外です。また、被害者1名ごとに支払限度額が定められており、1つの事故で被害者が複数いる場合は被害者への支払限度額が減らされることはありません。

■バイク保険(任意保険)
バイク保険は、バイクを運転中などの事故に対してその損害を補償する保険です。バイク保険の役割は、自賠責保険では補償しきれない部分を補てんすることです。自賠責保険の必要性は知っていてもバイク保険については実はあまり知らないということもあるでしょう。自賠責保険で補償されるのは対人賠償のみです。搭乗者や本人、大切なバイクへの補償は対象ではありません。バイク保険に加入していないということは補償という観点ではリスキーな状態と言えます。バイク保険と言っても特別なものではなく、補償は基本的に自動車保険のバイク版と言えるでしょう。バイク保険を契約ができる業態には、ダイレクト型や代理店型があります。

バイク保険の補償内容は?

 それでは、バイク保険の補償の内容はどうなのでしょうか。先ほどお話したとおり補償については自動車保険とほとんど変わりません。バイク保険の補償についてみていきましょう。

バイク保険の補償内容は?

■補償
・相手への補償
「対人賠償保険(基本補償)」:無制限
バイク事故で他人を死傷させてしまった場合に、自賠責保険等の支払額を超える部分について保険金が支払われます。例えば、バイクを運転中、不注意で交通事故を起こしてしまい被害者(歩行者)が後遺障害を負わせてまった、というものです。被害者1名につき、契約の保険金額を限度に支払われます。相手方への補償は、裁判で高額な損害額が認定される場合がありますので保険金額を無制限にしましょう。

「対物賠償保険(基本補償)」:無制限
バイク事故で他人の車や建物および物などを壊してしまった場合の補償です。例えは、ガードレール、信号機、電柱、電車、店舗等も補償の対象になります。1回の事故につき、契約の保険金額を限度として保険金が支払われます。補償の保険金額については無制限にするようにしましょう。
ただし、対物賠償保険では、相手の車の時価額を超える修理費用について保険金は支払われません。この超過分の修理費用が相手とトラブルの原因になることがあります。対物賠償保険で補償されない修理費用等までカバーしたい場合は、「対物超過特約」の付帯を検討します。

・搭乗者への補償
自損事故傷害特約
相手のいない単独のバイク事故、または、相手に過失がない事故によって死傷したなど自賠責保険等では補償されない場合の補償です。電柱に接触して、ケガをしてしまったなど、運転者のミスの場合も補償されます。

「無保険車傷害特約」
バイク事故で死亡または後遺障害を負ってしまい、相手の車が不明および無保険の場合に十分な補償が得られないときの補償です。例えば、対人賠償保険が付帯されていない車と交差点で衝突して後遺障害を負い、相手に支払い能力がない場合でも保険金が支払われます。

「搭乗者傷害保険」
契約のバイクに人を乗せて運転中に搭乗者がバイク事故により死傷したときの補償です。

人身傷害保険
契約のバイクに搭乗中に事故で死傷したときの補償です。人身傷害保険の特徴は、過失割合にかかわらず保険金額を限度に搭乗者傷害保険と別に支払われる点です。ただし、年齢により付帯ができない、または、原付には付帯できないなどの要件がある場合があります。

・バイクや本人の所有物などの補償
車両保険(車対車事故のみ)
契約されているバイクの損害に対する補償です。なお、申込み方法や原付への付帯不可など要件がある場合があります。

・その他の補償
弁護士費用等特約
例えば、自分には責任がない事故で相手が非を認めず解決できないような場合には弁護士に委任することができます。ある保険会社では、訴訟費用、訴訟費用、仲裁費用、和解費用、調停費用の弁護士費用等を被保険者1名につき300万円まで補償されます。

注:保険会社によっては車両保険を取り扱っていない場合もあります。また、そのほかの補償についても保険会社によって取扱いがない場合もあります。

■事故の時の対応

事故の時の対応

バイクでの事故時には、負傷者の救護を優先に心がけましょう。その後に警察や保険会社へ連絡をします。また、事故を起こせば誰もが動揺します。事故の相手と具体的な損害賠償の話はしないことです。なお、加害者になってしまった際は、負傷された相手に対して配慮する気持ちを忘れないようにします。
事故現場では、保険会社は事故の相手と過失割合を決める交渉を行います。目撃者がいればその人の連絡先を確認しておくと安心です。

保険会社の事故時の対応には次のものがあります。
・事故の受付けは24時間・365日対応
・現場に急行するロードサービス
・そのほか(レッカーサービスなど)

バイク事故は、運転者本人が負傷する可能性もあります。事故時の状況をよく把握して冷静に行動しましょう。

割引制度を賢く利用する

 TVなどで自動車保険の割引について宣伝していますがバイク保険にも割引制度があります。

「インターネット割引」
ダイレクト型の保険会社が提供するサービスです。インターネット上で契約した場合に割引されます。

「証券不発行割引」
保険証券兼領収証の発行を省略すると保険料が割引されます。

割引制度はダイレクト型の保険会社で取扱っていますので、気になる保険会社を調べてみるといいでしょう。
車とは一味違うライディングという楽しさを味わえるバイク。バイクを利用する際に安全装備に気をつかうことも大切ですが、バイク保険についてもしっかり準備しておきましょう。


※1 「社会に役立つ バイクの力(ちから)」一般社団法人日本自動車工業会より
※2 「自動車統計月報VOL.51 NO.7 2017-10」一般社団法人日本自動車工業会より
※3 「2015年度二輪車市場動向調査」一般社団法人日本自動車工業会より
※4  警視庁HPより
※5 「交通事故多発交差点マップ平成27年データ準拠」一般社団法人 日本損害保険協会より
法人のお客様へ 調査データのご提供|オリコン顧客満足度
モニター会員登録の案内|オリコン顧客満足度
オリコン顧客満足度調査とは
オリコン顧客満足度調査とは