個別見積もりと一括見積もりの違い

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自動車保険の見積もりの取り方にはインターネットを介して、個別に保険会社ごとに請求する「個別見積もり」と、複数社の見積もりを一括で依頼する「一括見積り」の2つがある。それぞれの見積もり方法の違いとメリットとデメリットについて解説する。

個別見積もりとは

 細かい条件を設定して見積もり金額を確認できる点が、個別見積もりの特徴だ。Webサイト上で特約の有無も設定することができ、より詳細なプランを検討できる。また、個人情報を入力しなくてもいい保険会社が多く、1社あたりの所要時間は最短2分。気軽に利用できる。

【入力内容の一例】
◆主に車を利用する人(記名被保険者)

・生年月日
・運転免許証の色
・使用目的(日常・レジャー、通勤・通学、業務使用)

◆契約中の自動車保険の状況

・保険会社
・保険始期日・満期日
・現在のノンフリート等級
・現在の契約の事故有係数適用期間
・保険期間中の保険金の請求の有無(請求する予定も含む)

◆自動車保険の保険対象となる車

・車のタイプ(型式)
・初年度登録年月(初年度検査年月)
・メーカー名・車名
・主な使用地
・1年間の予想走行距離(年間の走行距離により保険料が変わる場合)

◆補償内容の設計

基本補償・特約・各種割引など補償内容を自由に設計する
※保険会社によって入力の項目に相違がある。

一括見積もりとは

 1度の入力で、複数の保険会社から一定条件における見積もりをとれる点が、一括見積もりの特徴。ただ、見積もり結果やDMを送付するために必要となることが多い個人情報を入力しなければならない。結果が送られてくるまでにかかる時間も各社バラバラで、長い場合には1週間ほど要することも。また、フィルタリングが強くかかるため、年齢や等級条件などによっては見積もりが送られてこないケースもある。

【入力内容の一例】
◆主に車を利用する人(記名被保険者)

・氏名
・住所
・電話番号
・メールアドレス
・生年月日
・運転免許証の色
・使用目的(日常・レジャー、通勤・通学、業務使用)

◆契約中の自動車保険の状況(新規契約の場合は不要です)

・保険会社
・保険始期日・満期日
・現在のノンフリート等級
・現在の契約の事故有係数適用期間
・保険期間中の保険金の請求の有無(請求する予定も含む)

◆自動車保険の保険対象となる車

・車のタイプ(型式)
・初年度登録年月(初年度検査年月)
・メーカー名・車名
・主な使用地
・1年間の予想走行距離(年間の走行距離により保険料が変わる場合)

それぞれのメリット・デメリットは?

◆個別見積もり

 メリット:細かい条件を設定してすぐに画面上で見積もり結果が確認できる点

 自動車保険は基本補償となる「対人賠償保険」や「対物賠償保険」「人身傷害保険」、「自損事故保険」、「搭乗者傷害保険」、「無保険車傷害保険」、「車両保険」など以外にも特約や付帯サービスなどがあります。補償範囲や特約を付帯するかなど細かく条件を設定して見積もりが可能です。

 デメリット:一度の入力では他社との比較ができない点

 保険会社ごとに保険料は異なるため、1社に絞って見積もりをしてしまうと、同じ契約内容でも他社より保険料が割高になる可能性がある。また、特約や付帯サービスなど各保険会社によってその名称及びその補償内容・サービス内容は異なる。見積もりを比較したい場合は、面倒でも保険会社ごとに見積もりを確認するため、手間と時間がかかる。

◆一括見積もり

 メリット:同条件の補償内容について、複数の保険会社から最も保険料が安い見積もりを見つけることができる点

 数分程度の入力で複数社の見積もりの発注を依頼できるのが一括見積もりの最大のメリットだ。

 デメリット:特約も含めて同じ条件では比較ができない点

 一括見積もりサイトでは、各保険会社の独自の特約や付帯サービスなど詳細な条件を設定して見積もりを依頼することはできない。特約の名称が同じだとしても保険会社によって補償内容が異なる上に、付加できる特約も異なるからだ。一括見積もりは、保険料の安い保険会社を見つけやすい分、判断を保険料だけで比較しがちになる。

大きな違いは見積もりが手元にくるまでのスピード

 個別見積もりは、必要項目の入力後すぐに見積もりを確認することができる。一括見積もりは、入力後リアルタイムで確認できる見積もりサービスもあるが、保険会社や損害保険会社の代理店によっては見積もりが後からメールや郵送で受け取ることになる。したがって、同じ保険会社で見積もりを取るとしても、個別見積もりであれば入力後すぐに確認できるが、一括見積もりでは受け取り方法が郵送だった場合は手元に届くまで数日かかる。

 個別見積もりと一括見積もりにはそれぞれメリット・デメリットがある。自動車保険の更新時期は保険会社や補償内容を見直すいい機会なので、それぞれの特長と使い勝手をよく理解して、自分にあった見積もりをしよう。

自動車保険選びのポイント

任意保険には、対人・対物賠償や人身傷害補償、車両保険などさまざまな種類があります。事前にチェックして重視する補償を決めることが大切です。

自動車保険会社は、ダイレクト系と代理店系の2つに大きくわけられます。双方のメリット・デメリットをきちんと踏まえて選びましょう。

人身事故の最高賠償金額は約5億円。物損事故でも約3億円にのぼるケースがあります。まずは実際の事故事例を見て任意保険の必要性を知りましょう。

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