「自動車保険料」を左右する“等級” 割引率の違いも紹介


【自動車保険ランキング】自動車保険、保険料で選ぶなら?

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【図表】等級ごとの「自動車保険料」割増引率

 任意の自動車保険では、年齢、車種、走行距離、使用目的など、様々な要因で保険料が決まる。なかでも最も保険料を左右するのは、「等級」と呼ばれるものだ。

■そもそも等級とは?

 等級は、自賠責保険ではなく任意の自動車保険(共済含む)に加入すると付与される。通常、最初は6等級から始まり、1年間無事故で過ごすと1等級アップし、割引率が大きくなる。最大は20等級で、安全運転のベテランドライバーほど保険料が割引になる仕組みだ。

■無事故等級と事故有等級がある

 任意保険の新規加入時には「無事故等級」が適用される。だが、一度事故を起こすと、翌年からは「事故有等級」が適用されてしまう。割引率の違いは、【図表】を見れば一目瞭然だ。

 【図表】の等級の割増引率は、日本損害保険協会のもの。詳細な数値は保険会社によって異なるが、無事故と事故有では各等級とも大きな差になる。

 なお、最初の契約は6等級から始まるため、継続する場合、6等級以下に無事故の契約者は含まれないことから、無事故と事故有の区別はされていない。

■事故を起こすとどうなる?

 事故を起こして保険を使うと、通常、翌年は3等級ダウンとなる。例えば、現在15等級で無事故の-51%割引が適用されていたとしても、翌年は12等級になり、事故有の-27%割引となってしまう。

 その差は約2倍と、かなり保険料に影響を与えるが、これは1年間に限ったことではない。事故有等級は合計3年間適用されるのだ。上記の例で続けると、2年目に13等級となって事故有の-29%割引、3年目は14等級で同-31%割引。もとの15等級になるのは4年目で、そのときにようやく無事故等級の適用に戻るが、支払う保険料の合計はとても高額になってしまう。

 少額事故を起こした際には、“保険を使うか自腹で済ますか”を試算したほうが良いだろう。その前に、くれぐれも事故には注意したいものだ。

(文/西村有樹)

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任意保険には、対人・対物賠償や人身傷害補償、車両保険などさまざまな種類があります。事前にチェックして重視する補償を決めることが大切です。

自動車保険会社は、ダイレクト系と代理店系の2つに大きくわけられます。双方のメリット・デメリットをきちんと踏まえて選びましょう。

人身事故の最高賠償金額は約5億円。物損事故でも約3億円にのぼるケースがあります。まずは実際の事故事例を見て任意保険の必要性を知りましょう。

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