【交通事故】過失割合の仕組みとは? 賠償金への影響もあわせて解説


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万が一の事故に備えて、過失割合の仕組みをおさえておこう [拡大する]

万が一の事故に備えて、過失割合の仕組みをおさえておこう

 交通事故が起こると、当事者の過失が問われる。その割合によって、受け取る賠償金や保険金の額は変わってくるのだ。非常に重要なポイントなので、仕組みをしっかりおさえておこう。

■過失割合の決まり方

 車同士、車と自転車、車と歩行者など、交通事故には様々なケースがある。いずれの場合でも、事故が起きれば双方の過失が調べられ、過失割合が決まる。決まり方は通常、以下の通りだ。

・過去の判例がもとになる
 事故後は、警察による実況見分が行われ、当事者や目撃者の証言が集められる。それらをもとに、過去の交通事故の判例に当てはめて決定される。

・保険会社同士の話し合いが基本
 過失割合について、当事者同士がやりとりすることはまずない。加入している保険会社に任せるのが基本だ。双方の納得が得られなければ長引き、ときには裁判になることもある。

■賠償金にはどう影響?

 では、自分がケガをして治療費が1000万円だった場合、過失割合はどう影響するのか。例を挙げて見ていこう。割合はすべて相手:自分。

・9:1
相手方から900万円。100万円は保険でカバーするか自己負担

・5:5
相手方から500万円。500万円は保険でカバーするか自己負担

・0:10
相手方からの賠償金はなく、すべて保険でカバーするか自己負担

 相手に過失があれば、その分だけ相手から支払いを受けることになる。自分の過失分については、自分の保険でカバーするか自己負担だ。

■過失割合に左右されない保険もある

 任意保険のなかには、過失割合に左右されず、実際の損害額について保険金が支払われるものもある。「人身傷害補償保険」だ。過失割合がすでに決まっていれば、自分の過失分のみの支払いとなるが、示談が長引けばすべて支払われる。損害額が決定したら、示談交渉の結果を待たずに保険金を受け取れるということだ。

 あらかじめ設定する保険金額は、3000〜5000万円とする人が多い。損害額が高額になるとカバーしきれないこともあるので、加入するなら考慮して設定しよう。

(文/西村有樹)

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自動車保険選びのポイント

任意保険には、対人・対物賠償や人身傷害補償、車両保険などさまざまな種類があります。事前にチェックして重視する補償を決めることが大切です。

自動車保険会社は、ダイレクト系と代理店系の2つに大きくわけられます。双方のメリット・デメリットをきちんと踏まえて選びましょう。

人身事故の最高賠償金額は約5億円。物損事故でも約3億円にのぼるケースがあります。まずは実際の事故事例を見て任意保険の必要性を知りましょう。

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