自動車保険会社乗り換え時の等級引き継ぎ

 今よりも保険料が安い自動車保険会社への乗り換えを検討しているときに、最も気になるのが契約中の自動車保険のノンフリート等級です。「保険会社を変えたら、また6等級から始めることになるのでは?」と思っている人もいるかもしれませんが、安心してください。契約中の自動車保険のノンフリート等級は、自動車保険会社を変えてもそのまま引き継ぐことが可能です。

保険会社乗り換え時の等級引き継ぎの注意点

 現在、国内で販売されている自動車保険では、基本的にノンフリート等級による割引制度が採用されています。この制度の運用方法は各自動車保険会社でほぼ共通。そのため、現在所有している自動車保険のノンフリート等級は、保険会社を乗り換える場合にそのまま引き継ぐことができます。

 ただし、共済系の自動車保険では、JA共済や全労済、中小企業共済以外からの移行手続きができない場合があります。ほかの自動車保険会社に乗り換える場合は新規に契約を結ぶことになるため、ノンフリート等級は6等級から始めることになります。損保系から共済系、もしくはその逆のパターンで保険会社の乗り換えを検討している場合には、ノンフリート等級の引き継ぎが可能かどうかを必ず確認してください。また、新たに自動車保険に契約する場合も、将来的に保険会社を乗り換えることも想定した上で、損保系か共済系かを選ぶようにしましょう。

【乗り換え時に役立つ】自動車保険ランキング>>

自動車保険の等級引き継ぎで必要となる情報

 自動車保険会社間ではノンフリート等級の引き継ぎにあたって、右記のような情報を共有しています。このため、契約時に保険会社に通知した事故歴、ノンフリート等級などに誤りがある場合には、追加で保険料の支払いが発生することがあります。この支払いに応じない場合には、自動車保険の契約が解除され、ノンフリート等級も消滅する可能性があるので注意してください。
【参考】等級引き継ぎ時に共有される主な情報
・引受保険会社名、保険種類、証券番号
・保険契約者の名前、住所
・被保険者の名前
・車両登録番号、車台番号、用途車種
・保険期間
・解約、解除の有無
・適用等級
・保険事故の件数、事故年月日

等級を引き継げないタイミング

  • 【イラスト】注意点

 等級を引き継ぎたいときは、現在契約している自動車保険の満期日が新しい保険会社の自動車保険で保険始期日になるように手続きを行うことが重要です。契約期間内に解約手続きを行った場合は、無事故で運転を続けていてもノンフリート等級の引き継ぎができなかったり、等級が上がらないこともあります。

 また、新しい自動車保険の保険始期日が、古い自動車保険の満期日を過ぎてしまう場合にも注意が必要です。自動車保険会社によっては、指定の期日内に契約をすればノンフリート等級を引き継げますが、それを過ぎると等級の引き継ぎができないことがあります。

中断証明書を使って等級を引き継ぐ方法

 転勤や引っ越しをきっかけに車に乗る機会が減ったので、今ある車を廃車にすることになった。そんなときは、自動車保険を解約するだけではなく、中断証明書を発行しておきましょう。一般に中断証明書の発行は、自動車保険の満期日までに契約している車を廃車、もしくは譲渡していることが前提です。中断証明書があれば自動車保険を解約した場合でも、10年後までは発行時のノンフリート等級を引き継ぐことが可能になります。

 ただし、中断証明書を利用して自動車保険を再契約するには、新旧の契約者や車の所有者が同じである必要があるなど保険会社が指定する条件をクリアしている必要があります。

自動車保険を比較する

個別or一括見積もり 違いを比較

必要な情報を入力して金額を出す「見積もり」は、契約前に欠かせないものすが、実は個別と一括で大きな違いが。自分に合う形で申し込んでください。

→ パターンで比較!個別見積もりのとり方

→ ユーザーが比較の際に重視した項目

自動車保険選びのポイント

任意保険には、対人・対物賠償や人身傷害補償、車両保険などさまざまな種類があります。事前にチェックして重視する補償を決めることが大切です。

自動車保険会社は、ダイレクト系と代理店系の2つに大きくわけられます。双方のメリット・デメリットをきちんと踏まえて選びましょう。

人身事故の最高賠償金額は約5億円。物損事故でも約3億円にのぼるケースがあります。まずは実際の事故事例を見て任意保険の必要性を知りましょう。

CS編集部 Facebook オリコン日本顧客満足度ランキングの調査方法について

■禁無断複写転載
オリコン日本顧客満足度ランキングの著作権その他の権利は、株式会社oricon MEに帰属していますので、無断で番組でのご使用、Webサイト(PC、モバイル、ブログ等)や雑誌等で掲載するといった行為は固く禁じております。