自動車保険の“走行距離割引”、年間走行距離数どのように決まる?


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自動車保険料を安くする“年間走行距離数”はどのように決まるのか?(写真はイメージ) [拡大する]

自動車保険料を安くする“年間走行距離数”はどのように決まるのか?(写真はイメージ)

 自動車の走行距離はドライバーによって実にまちまちで、年間3000キロという人もいれば、3万キロという人もいる。そこで走行距離に対して割引制度がある保険会社では、例えば「3000キロ以下」「5000キロ以下」「7000キロ以下」「9000キロ以下」「1万1000キロ以下」「1万6000キロ以下」「無制限」などの区分を設け、区分によって保険料を変えている。自動車は走行距離が長いほど交通事故のリスクが増え、短いほどリスクは減少するため、諸条件により異なるケースもあるが、基本的に年間走行距離が短いほど保険料は安くなる。

 では、その“年間走行距離数”はどのようにして決まるかというと、以下の2つの算出方法で決定する。

(1)過去1年間の走行距離を参照する

 このタイプを採用している保険会社の場合、その会社との初契約時に過去1年間の走行距離を申告し、積算走行距離計(オドメータ)の値を入力する。更新時には、積算走行距離計から実際の走行距離が判明する。自分の過去の走行距離が、ストレートに反映されるのだ。

 なお、初めて車を持ち、全くの新規で加入する場合には、走行距離は申告しない。つまり、この場合の加入時には走行距離による割引を受けられないことになる。

(2)1年間の走行距離を予想して申告する

 例えば「通勤のみで使用し、1日20キロ走行。月間約400キロで、年間5000キロ以内」と予想して申告するタイプ。この場合、昨年1万キロ走った人でも、「ライフスタイルが変わって、通勤のみ使用」となれば“予想走行距離5000キロ”で申告することができる。

 ただし、例え「通勤のみ」「買物のみ」と予想していても、実際にはちょっとした遠出や旅行など、契約時には予期しない形で、申告した以上の距離を走るケースは当然あるだろう。保険会社は契約者の申告をもとに保険料を算出しているため、申告と実態があまりにかけ離れてしまうと、交通事故の際にスムーズに保険金請求ができない場合があるので注意が必要だ。

 契約期間の途中で、距離を超えそう、または距離を超えてしまったという場合には、保険会社に連絡することが望ましい。保険料の再計算や追加での支払いとなる可能性はあるが、事故で保険が使えなくなる事態を避けるためにも、速やかに保険会社に連絡して、手続きしておきたい。

 どちらの算出方法を採用しているかは保険会社によって異なるため、加入検討時に確認しよう。

(文/西村有樹)
フリーライター。保険や資産運用などマネー系に強く、「All About」で自動車保険ガイド記事のほか、銀行や保険会社、証券会社などの刊行物、国交省、財務省等官公庁の媒体など幅広く執筆。ほかにも雑誌「プレジデント」「ベストカー」などでも多数の記事を担当する。

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自動車保険選びのポイント

任意保険には、対人・対物賠償や人身傷害補償、車両保険などさまざまな種類があります。事前にチェックして重視する補償を決めることが大切です。

自動車保険会社は、ダイレクト系と代理店系の2つに大きくわけられます。双方のメリット・デメリットをきちんと踏まえて選びましょう。

人身事故の最高賠償金額は約5億円。物損事故でも約3億円にのぼるケースがあります。まずは実際の事故事例を見て任意保険の必要性を知りましょう。

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