【自動車保険】歩行中の事故もカバーする「人身傷害補償」 メリットと注意点を紹介


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契約前におさえておくべき「人身傷害補償保険」のポイントとは? [拡大する]

契約前におさえておくべき「人身傷害補償保険」のポイントとは?

 自動車保険といえば、契約する車の事故補償をイメージする人が多いだろう。だが、実は歩行中や他人の車両に乗車中の事故も補償する保険がある。ズバリ「人身傷害補償保険」だ。非常にメリットの多い保険といえるが、契約前におさえておくべきポイントがある。詳しく紹介しよう。

■人身傷害補償保険のメリット

 まずは人身傷害補償保険の特徴を解説する。以下4つの項目を見てほしい。

(1)自分のケガを補償する

 契約車両に搭乗している場合に起きた事故では、家族・他人を問わず補償対象となる。自賠責保険や対人賠償保険では保険金が支払われない「自分のケガ」についても、もちろん補償される。

(2)契約車両以外の事故もカバー

 例えば、「他人の車両に乗車中」「犬の散歩などの歩行中」「通勤や通学で自転車に乗っていた」など、契約車両に乗っていないときに起きた事故でも補償される。配偶者や同居の家族、別居の未婚の子まで補償範囲とすることが可能。

(3)過失割合に関係なく補償する

 自分の過失分を含めて、実際にかかった損害(入院・通院などの治療費、休業補償、慰謝料など)を、過失割合に関係なく保険金額を限度として全額補償してもらえる。例えば、事故で自分の損害が600万円に及んだ場合、過失割合が50:50で300万円は相手からの賠償金で受け取ると仮定すると、残りの300万円は自己負担となる。この自己負担分が補償され、全額保険から支払われるのは心強い。

(4)示談成立を待たずに保険金が支払われる

 示談の成立を待たずに保険金が支払われるのも大きなメリット。通常、交通事故では、示談が成立してからでなければ賠償金を受け取ることができない。交渉は状況により長引く場合もあるので、すぐに保険金を手にできると助かるはずだ。

■契約前におさえておくべき注意点

 手厚さが魅力の人身傷害補償保険だが、補償を詰め込むと保険料は割高になる。「契約している車に搭乗中の事故のみに限定する」などすれば、保険料をおさえることはできるので、コストと補償のバランスを考えることが重要だ。

 保険金額を低くして保険料をおさえることも可能だが、事故の大きさによっては限度額を軽く超えてしまうことも考えられる。契約の際は、保険金額も合わせて慎重に検討しよう。

【文/内村しづ子】
CFP(R)認定者、1級ファイナンシャル・プランニング技能士。FP事務所マネーサロンキャトル代表(http://money-quatre.jimdo.com/)。「働く女性が楽しい人生を送るためのお金の知識」を発信。女性の気持ちに寄り添うマネー講座やコラム執筆を積極的に行っている。

【監修/SAKU】

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自動車保険選びのポイント

任意保険には、対人・対物賠償や人身傷害補償、車両保険などさまざまな種類があります。事前にチェックして重視する補償を決めることが大切です。

自動車保険会社は、ダイレクト系と代理店系の2つに大きくわけられます。双方のメリット・デメリットをきちんと踏まえて選びましょう。

人身事故の最高賠償金額は約5億円。物損事故でも約3億円にのぼるケースがあります。まずは実際の事故事例を見て任意保険の必要性を知りましょう。

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