同一車種でも自動車保険料が異なる? 「型式別料率クラス」の基礎知識


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同一車種でも「型式」によって保険料が異なる?

 自動車保険では補償内容や契約者の条件、さらに車がまったく同じであれば保険料も同じになる。だが、同一車種でもタイプごとに異なった「型式」が展開されている場合、この型式の違いが保険料に影響を与える。

■型式と型式別車両料率クラスの関係

 自動車保険で必要な型式は、車検証で確認することができる。たとえば以下のように、アルファベットや数字など似通った文字列を組み合わせて表記されているものだ。

<カローラフィールダーの場合>
NRE161G/NZE161G/NZE164G/NKE165G/ZRE162G

<デミオの場合>
DJ3FS/DJ3AS/DJ5FS/DJ5AS/DJLFS

 自動車保険では型式ごとに「型式別料率クラス」という数字が付与されている。型式別料率クラスは「対人賠償」「対物賠償」「傷害(人身傷害・搭乗者傷害)」「車両保険」の各項目に対して1から9までの番号がふられている。この数字には、過去の保険金の支払い実績が反映され、それぞれの型式について、過去1年間、事故が多く、保険金が多く支払われていれば数字が大きくなり、事故が少なく、保険金の支払いが少なければ数字は小さくなる。つまり、型式別料率クラスは車のリスクを示しているものといえる。

■同一車種でも型式が異なると保険料に差が出る

 たとえば、同じカローラフィールダーでも型式が違うと、項目ごとにふられる数字が異なる。

<カローラフィールダー NZE161Gの場合>
・対人賠償:4
・対物賠償:5
・傷害(人身傷害・搭乗者傷害):4
・車両保険:3

<カローラフィールダー NKE165Gの場合>
・対人賠償:5
・対物賠償:5
・傷害(人身傷害・搭乗者傷害):4
・車両保険:3

 NZE161GとNKE165Gを比較した場合、NKE165Gの対人賠償リスクが大きいと判断され、保険料が高くなる。この型式別料率クラスは保険会社の見積もり、またはディーラーで確認ができる。

 なお、型式別料率クラスは用途車種が「自家用普通乗用車」「自家用小型乗用車」のみ適用されている。「自家用軽四輪乗用車」や「自家用軽四輪貨物車」、「自家用小型貨物車」には車両料率クラスは適用されない。マイカーが「自家用普通乗用車」「自家用小型乗用車」のいずれかの場合は、一度確認しておきたい。

(文/西村有樹)
フリーライター。保険や資産運用などマネー系に強く、「All About」で自動車保険ガイド記事のほか、銀行や保険会社、証券会社などの刊行物、国交省、財務省等官公庁の媒体など幅広く執筆。ほかにも雑誌「プレジデント」「ベストカー」などでも多数の記事を担当する。

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自動車保険選びのポイント

任意保険には、対人・対物賠償や人身傷害補償、車両保険などさまざまな種類があります。事前にチェックして重視する補償を決めることが大切です。

自動車保険会社は、ダイレクト系と代理店系の2つに大きくわけられます。双方のメリット・デメリットをきちんと踏まえて選びましょう。

人身事故の最高賠償金額は約5億円。物損事故でも約3億円にのぼるケースがあります。まずは実際の事故事例を見て任意保険の必要性を知りましょう。

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