自動車保険の満期日とは?満期日を過ぎたら更新手続きはどうなるか解説

自動車保険の満期日とは?満期日を過ぎたら更新手続きはどうなるか解説

自動車保険には「満期日」が定められており、この日を過ぎると補償が終了します。更新手続きが遅れると、万が一の事故で補償が受けられなくなるだけでなく、等級がリセットされるなど不利益が生じる可能性があります。

満期日を過ぎてしまった場合でも、状況によっては等級を引き継げるケースもあるため、まずは適切な対応を取ることが大切です。

この記事では、満期日の意味や更新を忘れたときの対処法、無保険期間中のリスク、更新忘れを防ぐためのポイントなどをわかりやすく解説します。
東本隼之

監修者東本隼之

ファイナンシャルプランナー、マネーライター
独立系ファイナンシャルプランナーとして金融記事の執筆・監修を行う。税金や資産運用などに精通し、初心者にもわかりやすい解説を得意としている。

mokuji目次

  1. 自動車保険の「満期日」とは補償が終了する日
  2. 自動車保険の満期を過ぎたら?更新忘れに気づいたときの対処法
  3. 満期日を過ぎた後の等級はどうなる?
    1. 猶予期間内なら等級は引き継げる場合がある
    2. 猶予期間を過ぎると等級はリセットされる
  4. 満期後の「無保険期間」に事故を起こした場合のリスク
  5. 自動車保険の更新忘れを防ぐための2つのポイント
    1. 自動継続に関する特約をセットする
    2. 満期を機に保険会社の見直し・乗り換えを検討する
  6. 一時的に車を手放す場合は「中断証明書」で等級を維持
  7. 自動車保険は満期日前の早めの更新手続きが重要

自動車保険の「満期日」とは補償が終了する日

自動車保険の「満期日」とは補償が終了する日

自動車保険の「満期日」とは、保険会社による補償が終了する日のことです。

1年契約が一般的な自動車保険では、保険期間は保険契約開始日の午後4時から満期日の午後4時までと定められています。この期間内に発生した事故のみが補償の対象となります。

満期日が近づくと、保険会社から郵送やメールで更新案内が届くのが通常です。忙しい日々の中でも見落とさないよう注意しましょう。

自動車保険の満期を過ぎたら?更新忘れに気づいたときの対処法

自動車保険の満期を過ぎたら?更新忘れに気づいたときの対処法

満期日を過ぎて更新忘れに気づいた場合、まず速やかに保険会社へ連絡することが最優先です。

多くの保険会社では、更新手続きのための「猶予期間」を設けており、この期間内であればノンフリート等級を引き継いだうえで保険契約を継続できるケースが一般的です通常通りの更新が可能となっています。

猶予期間は保険会社によって異なりますが、一般的には満期日の翌日から7日以内とされていることが多く、この期間を過ぎると等級の引き継ぎができなくなる可能性があります。

満期日を過ぎた後の等級はどうなる?

満期日を過ぎた後の等級はどうなる?

自動車保険の満期日を過ぎてしまった場合、気になるのが等級の扱いです。等級は保険料に大きく影響する重要な要素であり、高い等級を維持している契約者にとって、その引き継ぎができるかどうかは重要な問題となります。

満期日を過ぎた後の等級の扱いは、更新手続きをおこなうタイミングによって大きく異なります。猶予期間内に手続きをおこなうか、それを過ぎてしまうかで結果が変わるため、それぞれのケースについて確認しておきましょう。

猶予期間内なら等級は引き継げる場合がある

保険会社が設定する猶予期間内(多くは満期日の翌日から7日以内)に更新手続きを行えば、7等級以上の等級はそのまま引き継がれる可能性があります。

猶予期間内の場合

現在の保険会社での継続だけでなく、他の保険会社への乗り換えであっても、満期日から7日以内であれば等級を引き継げることが多くなっています。

手続きの方法は保険会社によって異なるため、速やかに確認することが重要です。

猶予期間を過ぎると等級はリセットされる

保険会社が設定した猶予期間を過ぎてしまうと、7等級以上の等級は原則としてリセットされ、6等級からの再スタートになります。

猶予期間を過ぎる場合

20等級の人が6等級になると、同じ補償内容でも保険料が大幅に高くなるなど、等級リセットによる経済的な負担がかかる可能性があります。

ただし、前契約が1〜5等級の割増等級や「事故あり係数」が適用されている場合はリセットされず、満期日から13か月間は引き継がれるルールとなっています。

満期後の「無保険期間」に事故を起こした場合のリスク

満期後の「無保険期間」に事故を起こした場合のリスク

満期日を過ぎてから更新手続きをしても、補償の開始までに一定の空白期間が生じることがあります。

この無保険期間中に事故を起こした場合、任意保険からの補償は一切受けられません。対人事故は自賠責保険で補償されますが、上限額を超える損害については自己負担となります。

また、対物事故、自身の車の修理代、ケガの治療費などは基本的に自己負担となるケースが多く、過失割合によっては相手側の保険会社から支払いを受けられる場合もありますが、大きな経済的負担を伴うリスクがある点に注意が必要です。

自動車保険の更新忘れを防ぐための2つのポイント

自動車保険の更新忘れを防ぐための2つのポイント

自動車保険の更新忘れによる等級リセットや無保険状態を避けるためには、事前の対策が重要です。忙しい日々の中でうっかり更新を忘れてしまうリスクを軽減するための効果的な方法があります。

更新忘れを防ぐ主な対策として、自動継続特約の活用と、満期を機会とした保険会社の見直しという2つのアプローチが挙げられます。それぞれの方法には異なるメリットがあるため、自身の状況に合った対策を選択することが大切です。

自動継続に関する特約をセットする

保険会社によっては、解約の申し出をしない限り、原則として同じ内容で契約が自動更新される特約が用意されています。この特約をセットしておけば満期日を過ぎても自動更新されるため、更新忘れを確実に防げるメリットがあります。

一方で、自動的に更新される分、補償内容を見直す機会を逃し、不要な補償のまま契約を続けてしまうデメリットもあります。自動継続が可能かは保険会社によるため、希望する場合は加入時に確認が必要です。

満期を機に保険会社の見直し・乗り換えを検討する

満期日は、補償内容や保険料を見直す絶好のタイミングです。保険会社によって保険料や割引制度が異なり、早期契約割引などの特典を用意している会社もあるため、複数の会社から見積もりを取って比較検討することが重要となります。

乗り換え手続きは満期日までにおこなうことで、等級をスムーズに引き継ぎつつ、無保険期間を作らずに済むメリットがあります。

一時的に車を手放す場合は「中断証明書」で等級を維持

一時的に車を手放す場合は「中断証明書」で等級を維持

海外赴任などで一時的に車に乗らなくなる場合に、契約中のノンフリート等級を最長10年間引き継ぐことができる「中断制度」があります。

保険会社に申請して「中断証明書」を発行してもらうことで、最長10年間、それまでの等級を維持できます。中断期間中は保険料の支払いも不要となります。

中断証明書は契約している保険会社への申し出により発行手続きが可能ですが、発行条件は保険会社によって異なるため、くわしくは契約している保険会社に確認する必要があります。

自動車保険は満期日前の早めの更新手続きが重要

自動車保険の満期日管理は、安心して車を運転し続けるための重要な責任です。満期日を過ぎると無保険期間が発生し、事故時の経済的負担が増加するだけでなく、長年積み上げた等級がリセットされて保険料が高額になるリスクがあります。

これらの問題は、満期日前の適切な手続きにより回避できます。

保険証券や保険会社のマイページで満期日を確認し、更新通知が届いた時点で速やかに行動することが大切です。満期は保険内容を見直す絶好の機会でもあるため、複数の保険会社を比較検討することで、より適切な補償内容と保険料のプランを選択できるでしょう。

満期のタイミングに合わせて補償内容や保険会社の見直しをする際には、「自動車保険 オリコン顧客満足度ランキング」をお役立てください。保険料や割引サービスの充実さなど様々な切り口でランキングを確認することもできるため、保険会社選びの参考にしてください。
東本隼之

監修者東本隼之

ファイナンシャルプランナー、マネーライター
独立系ファイナンシャルプランナーとして執筆業を中心に活動中。金融記事を中心に執筆・編集・監修を担当。税金・社会保険・資産運用・生命保険・不動産・相続分野を得意とし、自身の経験に基づいたライティングを強みとしている。難しい金融知識を初心者にわかりやすく伝えることが得意。

・2級ファイナンシャル・プランニング技能士
・AFP®(アフィリエイテッド ファイナンシャル プランナー)

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