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【2024年】外貨預金 オリコン顧客満足度ランキング|おすすめ比較・口コミ

最新 4,747名が選んだ 外貨預金ランキング

オリコン顧客満足度調査の特徴オリコンランキングの概要についてはこちら

  1. 日本最大級の規模による独自の調査

    同ランキングは、実際にサービスを利用した4,747名の消費者の方々のアンケートを基に、調査企業66社を対象に徹底比較しています。調査概要はこちら

  2. 研究機関に提供される信頼のデータ

    ソースデータは国立情報学研究所を通じて学術研究機関に全て公開されており、データ監修は慶應義塾大学理工学部教授・鈴木秀男氏が行っています。

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外貨預金 総合ランキング

総合的な満足度が高い外貨預金のランキング・口コミ情報です。

1位

ソニー銀行

70.1

コメント件数41件

ソニー銀行の口コミ・評判

60代以上/男性

外貨定期預金満期時の振替口座を外貨口座か円口座か選べるので、その時の為替レートの有利不利を考慮して対応できる。(60代以上/男性)

その他の口コミ・評判

  • 40代/男性

    ネットバンク自体初めて利用したのがソニー銀行だったが、外貨預金含めて操作がわかりやすかった。(40代/男性)

  • 60代以上/男性

    口座への入出金が、セブンイレブンで手数料無料で出来る。外貨の取引手数料も安いと思った。(60代以上/男性)

  • 50代/女性

    少ない金額から売り買いできるのと、3ヶ月とか短い定期とかでも金利が多く付くので。(50代/女性)

  • 60代以上/男性

    簡単で分かりやすいサイト構成の上、高金利の外貨預金キャンペーンがあり楽しい。(60代以上/男性)

2位

68.9

コメント件数41件

住信SBIネット銀行の口コミ・評判

60代以上/女性

まず、手数料が安い。安心、安全、トラブルはなく、ネットの接続も一回だけ悪かっただけで、困った事はない。(60代以上/女性)

その他の口コミ・評判

  • 40代/男性

    とにかく便利。24時間取引できること。過去のデータをみれること。取引が安易にできること。(40代/男性)

  • 60代以上/男性

    売買が比較的簡単にできる。手数料が安い。外貨の選択肢が多い。何より信頼性が高い。(60代以上/男性)

  • 50代/男性

    米国株購入資金を毎日積み立てることができ、証券口座に無料で送金できる。(50代/男性)

  • 60代以上/女性

    思ったタイミングですぐに円から外貨に交換できるし、利率が良い。(60代以上/女性)

3位

67.9

コメント件数40件

auじぶん銀行の口コミ・評判

30代/男性

AIによる為替予測や外貨積立の判断についてユニークだと思った。外貨買付手数料がかからない点。(30代/男性)

その他の口コミ・評判

  • 30代/女性

    アプリで手軽に取引が出来る点。手続きが簡単な点。金利優遇キャンペーンがある点。(30代/女性)

  • 50代/男性

    ボイントがもらえるから手数料と為替リスクがある程度、容認できるところ。(50代/男性)

  • 50代/女性

    積み立てなので、為替リスクが少なそう。世界情勢の勉強になる。(50代/女性)

  • 60代以上/男性

    Webサイトだけでいつでも取引でき利便性が良い。(60代以上/男性)

4位

67.7

コメント件数41件

SMBC信託銀行プレスティアの口コミ・評判

50代/男性

通貨の種類が多いですし、キャンペーンを実施することが多いので、キャンペーンを上手く利用することでメリットがあります。(50代/男性)

その他の口コミ・評判

  • 50代/男性

    最初の営業担当者が自分のやりたい外貨管理方法を理解してくれて良い投資信託を勧めてくれた。(50代/男性)

  • 40代/女性

    シティバンクから利用しているので、資産形成に導入するのが人より早くできたと思う。(40代/女性)

  • 50代/男性

    小まめにコミュニケーションが取れて、情報を入手して対応してもらえる。(50代/男性)

  • 40代/女性

    電話がすぐつながるし、24時間対応で、対応も適切丁寧でとてもよい。(40代/女性)

5位

67.6

コメント件数40件

三井住友信託銀行の口コミ・評判

60代以上/女性

ネットで取引をする際当初はわからなかったので、電話で対応してもらい疑問点を解決してからネットに取り組めた。(60代以上/女性)

その他の口コミ・評判

  • 40代/女性

    親しみがあって安心。時折キャンペーンもあるので外貨預金を考慮するきっかけにもなる。(40代/女性)

  • 40代/女性

    適切な情報を提供してくれたり、わかりやすい手数料システムが魅力的。(40代/女性)

  • 60代以上/男性

    窓口も含めて担当者の専門知識の深さ、説明の分かりやすさ。(60代以上/男性)

  • 50代/女性

    WEB利用でリアルタイムで取引できるので、操作しやすい。(50代/女性)

6位

SBI新生銀行

67.1

コメント件数41件

SBI新生銀行の口コミ・評判

50代/男性

外貨預金金利が高くキャンペーン時は更に高くお得感がある。交換手数料が安く利用者のランクより更に安くなる。(50代/男性)

その他の口コミ・評判

  • 50代/女性

    為替の動きと利息のバランスについて説明をしてもらいたかったのでちょうど良かったと思う。(50代/女性)

  • 50代/女性

    キャンペーンの案内をこまめに電話連絡してくれること。オンラインが使いやすい。(50代/女性)

  • 60代以上/女性

    新たな口座を開設する必要がなく、気軽に取引できることが良いと感じます。(60代以上/女性)

  • 60代以上/女性

    短期間の高金利だったこと。為替手数料が無料だった期間があったこと。(60代以上/女性)

7位

66.9

コメント件数40件

楽天銀行の口コミ・評判

50代/男性

外貨に詳しくない人でも始めやすい。変動が激しく、リスクが大きいものは、審査が必要なので、無理がない。(50代/男性)

その他の口コミ・評判

  • 40代/女性

    初めてでも手軽に利用できるところ、慣れていてもミスをせずに利用できるところは魅力的。(40代/女性)

  • 50代/男性

    証券取引所ではないので、銀行内でその他の支払と連携できるので、便利である。(50代/男性)

  • 30代/男性

    他のサイトと比べてわかりやすく初心者でも迷うことが少ないように思う。(30代/男性)

  • 30代/女性

    金利が良かったりキャンペーンが頻繁にあり他社よりお得感がある。(30代/女性)

8位

PayPay銀行

66.3

コメント件数41件

PayPay銀行の口コミ・評判

50代/女性

主にスマートフォンのアプリで取引していますが、操作が分かりやすく簡単に利用できています。(50代/女性)

その他の口コミ・評判

  • 50代/女性

    外貨預金は初めてだったが、理解しやすく低額から出来るので良かった。(50代/女性)

  • 40代/女性

    キャンペーン金利を利用したのが継続使用に繋がっている。(40代/女性)

  • 50代/男性

    少額からでも取引ができて通貨の種類も豊富なところ。(50代/男性)

  • 60代以上/男性

    カンタンにスマホから手続きが完了できること。(60代以上/男性)

9位

65.9

コメント件数43件

三井住友銀行の口コミ・評判

60代以上/女性

本部コールセンターの総合案内、エリア担当によるリモート案内、店頭の営業担当と3者3様の提案が受けられて、最も利便性高い取引が選択できた。(60代以上/女性)

その他の口コミ・評判

  • 60代以上/女性

    担当の方が、キャンペーン等適当なタイミングでご案内くださり定期的に見直しも出来るので、売り買いがしやすい。(60代以上/女性)

  • 50代/女性

    為替レートによる損益がでるかなどわからない点についても、細かくサポートしてくれた。(50代/女性)

  • 40代/男性

    取り扱っている商品のラインナップが豊富であること。企業の信頼性が高いこと。(40代/男性)

  • 20代/男性

    少額の外貨積立をするだけでATM手数料無料回数が増えるのでお得感がある。(20代/男性)

10位

65.2

コメント件数40件

三菱UFJ銀行の口コミ・評判

40代/女性

購入時より円高になってしまい、外貨普通預金、外貨定期預金で持っていてもメリットがないと感じた時、営業の方から保険など提案してもらった。(40代/女性)

その他の口コミ・評判

  • 50代/男性

    リアルタイムで外貨⇒円の変換金額が表示されるので便利。また、少ないが毎月利息があるのでうれしい。(50代/男性)

  • 60代以上/男性

    海外駐在の時に現地の三菱UFJ銀行の口座を作りました。世界各国に支店が有るので便利です。(60代以上/男性)

  • 60代以上/男性

    メインバンクなので、良き相談相手でもあるし、永年の取引で安心と信頼感があります。(60代以上/男性)

  • 40代/男性

    キャンペーンの内容、定期預金の金利優遇、契約時の手数料無料。(40代/男性)

11位

63.9

コメント件数40件

イオン銀行の口コミ・評判

40代/女性

初めての利用なので手探りだったけど何もしなくても簡単に積立が出来るし少額で始められるので安心感がある。(40代/女性)

その他の口コミ・評判

  • 60代以上/男性

    特に不便は感じられないので、不満が生じないところが良いところ。しつこい勧誘がないところも良い。(60代以上/男性)

  • 60代以上/女性

    預金金利が他よりも高くて、また為替手数料も他の銀行や証券会社などよりも低かったから。(60代以上/女性)

  • 50代/女性

    24時間いつでも都合のよい時に取引ができることと、為替手数料が他より安いこと。(50代/女性)

  • 50代/女性

    スマホで操作がわからない時は、イオンの窓口で対応してもらえるので安心。(50代/女性)

12位

63.1

コメント件数42件

みずほ銀行の口コミ・評判

50代/女性

始めた頃は利息が良かった、今はアメリカの金利が上がっているのに低金利のままなので良い点はない。(50代/女性)

その他の口コミ・評判

  • 50代/男性

    専任担当者が個室で対応してすべてやってくれてましたので、窓口に行く必要がない。(50代/男性)

  • 40代/男性

    大手、安心感。都会であればどこにでもある。ネットで簡単に売買できる。(40代/男性)

  • 60代以上/女性

    窓口担当の接客が感じがよく分かりやすい説明と親切さが良かった。(60代以上/女性)

  • 50代/女性

    ATMで出し入れが出来て自分のペースで好きに出来るところ。(50代/女性)

高評企業

規定人数の半数以上の回答があり、総合得点が60.0点以上の企業です。

高評企業

大和ネクスト銀行

大和ネクスト銀行の口コミ・評判

60代以上/女性

大和証券と連携している為、外貨債の利金などがスムーズに移行・運用出来る。(60代以上/女性)

その他の口コミ・評判

  • 60代以上/女性

    担当者がいるのと、証券会社と繋がっているので、使い易い。(60代以上/女性)

  • 50代/男性

    主要な通貨が色々充実していて、選択肢が多いので良い。(50代/男性)

  • 60代以上/男性

    投資信託など他の商品と窓口がひとつなので便利。(60代以上/男性)

  • 60代以上/女性

    担当者が高い金利の商品を案内してくれる。(60代以上/女性)

高評企業

りそな銀行の口コミ・評判

40代/女性

HPからのインターネットバンキングもアプリも両方使えて手軽にできる。(40代/女性)

その他の口コミ・評判

  • 60代以上/男性

    簡単に売買出来る。買った外貨を翌日でも売る事が出来る。(60代以上/男性)

  • 50代/女性

    窓口で説明を受けながら口座開設購入できました。(50代/女性)

  • 60代以上/女性

    インターネット取引が簡単にできること。(60代以上/女性)

  • 60代以上/男性

    野村証券と外貨での往来がしやすい。(60代以上/男性)

オリコン顧客満足度調査では、実際にサービスを利用した4,747人にアンケート調査を実施。
満足度に関する回答を基に、調査企業66社を対象にした「外貨預金」ランキングを発表しています。

総合満足度だけでなく、取引メニュー、カスタマーサポート、金利など様々な切り口から「外貨預金」を評価。さらに回答者の口コミや評判といった、実際のユーザーの声も掲載しています。

取引手数料だけでなく、“ユーザー満足度”からもサービスを比較し、「外貨預金」選びにお役立てください。

外貨預金の顧客満足度を項目別に並び替えて比較することが出来ます。

TOP総合ランキング
評価項目別
ランキング
取引メニュー提供情報入出金のしやすさカスタマーサポートキャンペーン金利手数料システムの安定性
男女別
ランキング
男性女性
年代別
ランキング
30代40代50代60代以上
商品別
ランキング
定期預金積立預金
デバイス別
ランキング
PCスマートフォン

※文字がグレーの部門は当社規定の条件を満たした企業が2社未満のため発表しておりません。

おすすめの外貨預金ランキングまとめ

  1. 1位 ソニー銀行 70.1点
  2. 2位 住信SBIネット銀行 68.9点
  3. 3位 auじぶん銀行 67.9点
  4. 4位 SMBC信託銀行プレスティア 67.7点
  5. 5位 三井住友信託銀行 67.6点
  6. 6位 SBI新生銀行 67.1点
  7. 7位 楽天銀行 66.9点
  8. 8位 PayPay銀行 66.3点
  9. 9位 三井住友銀行 65.9点
  10. 10位 三菱UFJ銀行 65.2点
  11. 11位 イオン銀行 63.9点
  12. 12位 みずほ銀行 63.1点
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知っておきたい!外貨預金

外貨預金の基礎知識

外貨預金とは

外貨預金とは日本円を米ドルやユーロといった海外の通貨に交換して、預け入れる預金のことです。外貨は日本円よりも金利が高い傾向があるため、円で預金しておくよりも高い利息が期待できます

また外貨預金は預入時に定められた為替レートで円から外貨に交換しますが、満期を迎えて外貨を円に戻して受け取る際、円安になっていれば利息以外にも利益が得られ、円高になっていると損失が生じる場合がある点には注意が必要です

■外貨預金の種類
外貨預金には主に普通預金定期預金の2種類があります。

外貨普通預金
いつでも預けたり、引き出したりできる預金のことで、預入期間に定めがありません。一般的に変動金利のため、預入期間中に金利が変動することがあります。

また「外貨積立サービス」がある外貨普通預金であれば、自動で毎日・毎週・毎月など定期的に円で外貨を買い付け、積み立てていくことも可能です。

外貨定期預金
1ヶ月、3ヶ月、1年などあらかじめ預入期間(満期)が決まっており、満期までは原則解約ができない預金のことです。そのため一般的に外貨普通預金に比べて金利が高い傾向にあります

外貨預金のメリット

@円預金よりも高金利

外貨預金は高い金利で預入できるため、日本の普通預金や定期預金よりも高い利息が受け取れる場合があります。日本円で1年ものの定期預金に預け入れた場合の金利は高いところで0.1〜0.3%程度となっています。一方、米ドル1年ものの定期預金なら5.0%程度の金利もめずらしくありません

A為替差益が得られる

外貨預金のように海外の通貨で運用する商品は、為替レートの値動きによっては利益を得られる場合があります。為替レートの値動きによって得られる利益のことを、為替差益と言います。

例えば100万円を1ドル100円のときにドルに交換すると1万ドルになります。その後、円安となり、1ドル101円のときに1万ドルを円に交換すると、101万円が受け取れます。

このように外貨預金は金利だけではなく、円に交換するときの為替レートによっても利益が出る可能性があるのです。

B初心者でもはじめやすい
外貨預金は金融機関に口座開設をするだけで始められます。どの外貨で始めるかを選ぶ必要はありますが、株式投資や投資信託ほど選択肢が多くありません。そのため外貨預金は初心者でもはじめやすい運用方法と言えるでしょう。

C通貨分散によってリスクヘッジ
ヘッジとは「回避」という意味があります。通貨分散をすることで、為替レートの変動による資産価値の減少を回避することが可能です

円安による円の価値低下を回避するには、円だけでなくドル資産も併せ持つ方法が有効です。

円だけでなく米ドルも保有していれば、円の価値が低下しても、円安で米ドル資産の価値が上がるため、全体として自身の保有している資産価値の低下を抑えられます。

外貨預金のデメリット

@為替手数料が発生する

外貨預金は円を外貨に交換して預入しますが、交換する際に為替手数料が発生します。また外貨から円に戻すときにも同様の為替手数料がかかります。為替手数料は金融機関ごと、通貨ごとに異なりますが、米ドルで店頭取引の場合、片道1ドルあたり1円程度が相場です。

そのため外貨預金を始めてすぐに解約をすると、十分利息が増えていないことから、為替手数料をカバーできずに元本割れする可能性があります

ただしインターネットによる取引であれば、為替手数料が抑えられている場合があります

A元本割れのリスク

外貨預金は為替手数料で元本割れする可能性もありますが、外貨から円に戻すタイミングによっても元本割れする場合があります

100万円を1ドル100円のときに1万ドルに交換、1年後仮に5.0%の利息が付き、1万500ドルになっていたとします。しかし仮に円に換金するときに円高で1ドル90円になっていた場合、利息が上乗せされているにもかかわらず受け取れる金額は94万5,000円と元本割れしています。

このように外貨預金を円に換金する際、為替レートの値動きによって生じる損失のことを、為替差損と言います。

Bペイオフの対象とならない

ペイオフとは「預金保険制度」のことで、お金を預け入れている金融機関が破綻しても、1金融機関あたり1,000万円とその利息分までは保護される制度です。

外貨預金はペイオフの対象外となっているため、仮に金融機関が破綻しても、保証されずに預け入れている外貨預金がそのまま損失になる可能性があります。

C条件によっては確定申告が必要になり手間が増える

外貨預金には利息と為替差益の2つの利益があり、そのうち利息に関する税金は自動的に差し引かれるため確定申告は不要ですが、為替差益は確定申告が必要になる場合があります

利息

為替差益

所得の種類

利子所得

雑所得

課税方式

源泉分離課税

総合課税

税率

20.315%

所得に応じた所得税率と住民税10%

確定申告

不要

原則必要



為替差益が出ても確定申告が不要なケースは以下の通りです。

●年収2,000万円以下の会社員で、給与所得を1か所から受けていて、かつそのすべてが源泉徴収の対象となる場合で、為替差益を含めた給与以外の所得の合計が20万円以下の場合

●自営業やフリーランス、無職で年間所得が基礎控除48万円以下の場合

また為替差損が出た場合は確定申告が不要ですが、他の雑所得で利益が出ているときなど、確定申告をしたほうが良い場合があります

外貨預金のリスク対策

通貨を分散する

通貨の分散がリスクを抑えるのに有効なのは、複数の通貨に分散させておくと、1つの通貨で為替差損が生じても、残りの通貨で為替差益が生じていれば、為替差損を一定程度カバーできることが期待できるためです。

預入時期を分散する

預入時期を分散させる「ドルコスト平均法」もリスクを抑える効果があります。
これは「一定期間ごとに決まった金額を運用する」運用手法です。具体的には、毎月1万円や2万円というように定期的に積み立てていく運用手法がドルコスト平均法です。
これを長期間継続することで、円でドルを交換(購入)するときの平均購入単価が下がり、為替レートの変動によるリスクを抑えることができるのです。

長期運用する

外貨預金のように値動きをする商品は、長期運用をする程多くの利息が得られ、ドルコスト平均法の効果が高まる傾向があるため、長期運用をする程リスクを抑えやすくなります。

情報収集をかかさない

為替差益や為替損益が生じる要因となる為替レートは、さまざまな経済指標や、要人発言で大きく変動する場合があります。
こうした経済指標の発表や要人発言が行われるスケジュールは、新聞やニュース、金融機関のサイトなどで確認できることがあるため、知っておくと良いでしょう。

大きく為替レートが変動する可能性があるときは、運用方針を見直すことで損失が少なくなることもあります。

余裕資金で運用する

外貨預金で運用するときは、余裕資金を使うようにしましょう。

【監修者:CFP(R) 金子賢司 】

「外貨預金のメリット・デメリットとは?リスク対策や始め方を解説」はこちら

外貨預金にかかる税金について

外貨預金で得た利益にかかる税金の仕組みや税率を理解することは大切です。また場合によっては、確定申告が必要になることもあります。 外貨預金の税金について、初心者にも分かりやすく解説をしていこうと思います。今回は、預金対象者を、法人を除く個人に限定して解説をします。

外貨預金には、実は2つの税金が存在します。一つは利息に対する税金ともう一つは為替差益が発生した場合の差益に対する税金です。

外貨預金の利息にかかる税金
外貨預金の利息は、「利子所得」に該当し、日本円の預金同様に、原則として所得税15.315%(復興税含む)と住民税5%の計20.315%を源泉分離課税として徴収されます。よって、利息は日本円の預金と同様にそのまま受け取って終わりです。

外貨預金の為替差益にかかる税金
外貨預金によって為替差益が発生した所得は、「雑所得」に該当します。雑所得の場合、他の所得と合算して計算をするため、原則として確定申告が必要です。

外貨預金の確定申告について

・外貨預金で確定申告が必要なケース
外貨預金の外貨を日本円に交換して、為替を「確定」したときに為替差益が生じるが、確定していない状態を「含み益」と呼び、この段階ではまだ確定申告は不要ですが、日本円に交換をして為替差益が確定したときに確定申告が必要になります

米ドル建て外貨預金に預入していた資産を、ユーロやオーストラリアドルなどの日本円以外の別な外貨に交換した場合はどうなるのでしょうか。実はこの場合も確定申告が必要になります。考え方としては、米ドルを一旦日本円に交換して、別な外貨に交換して預金したと考えるためです。この場合は、一旦日本円に交換した時に発生する為替差益が雑所得となります。

・外貨預金で確定申告が不要なケース
年収が2,000万円以下の給与所得者であり、給与所得および退職所得以外で為替差益を含めた所得が年間で20万円以下の場合は申告不要です。ただし、給与を2カ所以上の会社から得ている場合は、そもそも確定申告をしなければなりません。なお、為替差益ではなく為替差損が生じた場合は、確定申告によって黒字の雑所得から控除することが可能です。

また、確定申告が不要であったとしても、地方税にあたる住民税の申告が必要な場合があります。次にそれを説明します。

・外貨預金で住民税の申告が必要なケース
住民税の申告を行う必要があるのは、次のような人です。
1. 給与所得以外の所得がある人
2. 公的年金以外の所得がある人
3. 確定申告をする前の年の1月1日時点での住所登録されている場所と同じ親族の扶養家族になっていない人

これらのどれかに該当する場合は、住所を管轄する役所で住民税の申告手続きが必要となるので、自身で管轄の自治体に問い合わせをしましょう。

外貨預金の税金に関するよくある質問

Q. 外貨預金の為替差益が出た場合は、確定申告が原則必要だというのは理解できたが、為替差損が出た場合は、確定申告をした方がいいですか?主な収入は公的年金です。

A. 為替差損が出た場合は、他の黒字化した雑所得と通算することができます。例えば、年金収入で240万円で、為替差損が20万円あった場合、年金収入240万円から20万円分を差し引いて所得税と住民税が計算されます。

Q. 専業主婦で外貨預金をしています。30万円の為替差益が出ましたが、確定申告が必要ですよね?

A. 専業主婦の方や無職の方、また個人事業主の方などは、所得税の基礎控除である48万円を超えたら確定申告が必要ですが、本ケースでは30万円ですので、確定申告は不要になります。

【監修者:CFP(R)/投資教育家 市川雄一郎】

「外貨預金に関わる税金の仕組み!確定申告や為替差益について解説」はこちら

オリコン顧客満足度調査とは

サンプル数
4,747

この外貨預金ランキングは、
オリコンの以下の調査に基づいています。

ジャンル・ランキング定義
調査詳細について

調査概要

事前調査
2023/11/07〜2024/01/12
更新日
2024/06/03
サンプル数
4,747人(調査時サンプル数5,154人)
規定人数
100人以上
調査企業数
66社
定義
外貨預金を取り扱っている銀行
ただし、対面での取引のみに対応している銀行・法人のみを取引対象とする銀行は対象外とする。
調査期間
2024/01/15〜2024/01/30
調査対象者
性別:指定なし 年齢:20〜74歳 地域:全国 条件:1年に1回以上、外貨の購入や売却をしている人

※オリコン顧客満足度ランキングは、データクリーニング(回収したデータから不正回答や異常値を排除)
 および調査対象者条件から外れた回答を除外した上で作成しています。
※「総合ランキング」、「評価項目別」、部門の「業態別」においては有効回答者数が規定人数を満たした企業のみランクイン対象となります。その他の部門においては有効回答者数が規定人数の半数以上の企業がランクイン対象となります。
※総合得点が60.0点以上で、他人に薦めたくないと回答した人の割合が基準値以下の企業がランクイン対象となります。
≫ 詳細はこちら

設問内容 アンケート調査を実施した際の質問事項です。満足度評価項目のほか、該当サービスの利用状況や検討内容を質問しています。

調査企業

過去ランキング

ランキング監修

ランキング監修 慶應義塾大学理工学部教授 鈴木秀男|オリコン顧客満足度

慶應義塾大学理工学部教授/内閣府 上席科学技術政策フェロー(非常勤)鈴木秀男

【経歴】
1989年慶應義塾大学理工学部管理工学科卒業。
1992年ロチェスター大学経営大学院修士課程修了。
1996年東京工業大学大学院理工学研究科博士課程経営工学専攻修了。博士(工学)取得。
1996年筑波大学社会工学系・講師。2002年6月同助教授。
2008年4月慶應義塾大学理工学部管理工学科・准教授。2011年4月同教授、現在に至る。
2023年4月内閣府 科学技術・イノベーション推進事務局参事官(インフラ・防災担当)付上席科学技術政策フェロー(非常勤)
研究分野は応用統計解析、品質管理、マーケティング。
≫ 鈴木研究室についての詳細はこちら