2台目を購入して子供にプレゼントタイプの自動車保険選びのポイント
相談を重視するなら代理店系
気心が知れた代理店なら、様々なケースごとに保険料の試算も行ってくれますので、相談してみると良いかもしれません。2台目の車は保険料がお得になる「複数所有自動車割引」が適用されることや、「運転者年齢条件」そして「運転者限定特約」を見直した際の保険料など、いろいろアドバイスをしてくれるでしょう。
また、事故の際も、自動車保険を使った場合、3等級が下がることでいくら保険料が上がるのか、どちらが得なのかといった試算もしてくれるでしょう。そういった観点から、長く付き合う自動車保険会社を決めるのもひとつの方法だといえます。
2台目を購入して子供にプレゼントタイプが忘れずにチェックしたいポイント
複数の車両で自動車保険を契約する際、1台目の契約等級が11等級以上の場合に、2台目以降の自動車に適用される保険料の割引のこと。記名被保険者などに関して一定の条件がある。「複数契約割引」、「セカンドカー割引」ともいう。
・運転者年齢条件
補償が適用される運転者の範囲を年齢で制限することで、保険料を下げられる特約。「21歳以上」(21歳未満不担保)、「26歳以上」(26歳未満不担保)、「30歳以上」(30歳未満不担保)、「35歳以上」(35歳未満不担保)などの区分があるが、一般にベテランドライバーのほうが事故リスクは低いと考えられるため、若く設定するほど割引率は小さくなる。
・運転者限定特約
運転する人が多ければ多いほど事故リスクは高くなるため、運転者を「家族のみ」または「契約者とその配偶者のみ」もしくは「契約者のみ」に限定することで保険料を下げられる特約。もちろん、そのほかの人が運転していた際の事故については補償されない。
FPエージェンシー代表。 FP資格取得講座をはじめ、マネーセミナー、執筆など幅広く活動。 著書に『最新FP技能士3級 合格完全ガイド』(日本文芸社)、『50歳から役に立つ「お金のマル得術」』(宝島社)、『よい保険・悪い保険2013年版』(宝島社)などがある。
<HP>http://fp-agency.com/(外部リンク)