ネット証券で初心者も簡単に株取引!

 「株」に興味があっても、実際に取引をするのは手間がかかりそうだし、情報収集も大変そう……そんなイメージを持っている人も少なくないはず。しかし、最近ではインターネット環境さえあれば、初心者でも簡単に取引することが可能になっている。国内の株を取引するにも、また海外の有望企業の株を買ってみたい人も、持っておくと便利なのが「ネット証券」の口座だ。

 ネット証券とは、名前のとおりインターネットを通じて、オンラインで株取引ができる証券会社のこと。ネット環境があればいつでもどこでも利用することができ、取引手数料も格安で、気軽に株を始めることができるのが特徴だ。

 口座を持っていれば、証券会社がオンラインで展開する情報サービスを受けることもできるため、株式市場や経済にそれほど詳しくなくても、株取引することを視野に入れながら効率的に学んでいくことができる。口座の開設費、維持費は無料の会社が大半なので、チャンスを逃さないためにも、まずは口座を作っておきたいところだ。なお、証券口座を開設するには通常、2週間ほどかかるので必要書類(別途解説)は、早めに用意しておこう。

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そもそも「株」って何のこと?

 株(株式)とは、企業が銀行などからお金を借り入れるのではなく、投資家から直接、出資してもらうために発行する「証券」のこと。つまり、「株式を買う」ということは「企業にお金を出す」ということで、その企業の価値が高まり、株価が上がれば、出資者も得をする仕組みになっている。

 けれど、一言に「株式取引」といっても、そのスタイルはさまざま。まずはネット証券でできる代表的な取引の内容を知っておこう!


【ネット証券でできる株式取引】


(1)現物取引
  • 画像/現物取引のイメージ

 自分の資金で株式を買う、いわゆる普通の株式取引。基本的に、まずは株式を「1.買って」、株価が上がったら「2.売る」ことで、利益を出すことになる。また、現物取引においては「単元株数」(この数から購入できますよ、という最低単位)が設定されている。つまり「1株300円」でも、単元株数が「1000株」であれば、300円×1000株=30万円の資金がないと取引できないということ。そのため、現物取引をするためにはそれなりの資金が必要になることも多いが、あくまで自分が持っている資金の範囲での取引になるので、損をしてしまうリスクはコントロールしやすい。

(2)信用取引
  • 画像/信用取引のイメージ

 証券会社からお金を借りることで、自己資金の約3倍までの取引ができる仕組みが「信用取引」。また、信用取引では、「1.買って」「2.売る」が基本の現物取引とは逆に、「1.証券会社に借りた株を売って」、「2.株価が下がったところで買い戻して、証券会社に返す」という、いわゆる「空売り」をすることもできる。初心者には少しハードルが高いかもしれないが、きちんとリスク管理ができれば、より大きなリターンを期待することもできるので、きちんと知っておきたい。

(3)ミニ株
  • 画像/ミニ株のイメージ

 多くのネット証券が展開している、より気軽な取引。「ミニ株」なら「単元株数」の10分の1の株数で購入することができる。「現物取引」の項目で挙げた「1株300円&単元株数1000株」という例に合わせると、普通は30万円からの取引になるところが、「1株300円×100株」=3万円から取引できる、ということ。少ない資金で取引できるので、初心者にも安心だ。


(4)S株、ワン株、プチ株など(1株単位での取引)
  • 画像/S株、ワン株、プチ株などイメージ

 「ミニ株」よりもさらに資金を抑えて、まずは株式取引に慣れたい!という人にオススメなのが、SBI証券の「S株」、マネックス証券の「ワン株」、カブドットコム証券の「プチ株」など、1株単位で取引できるサービス。1株なら百円単位でも取引することが可能なので、ミニ株よりもさらに気軽にチャレンジすることができる。
(5)外国株
  • 画像/外国株のイメージ

 最近ではオンラインで取引できる外国株の銘柄も増えており、証券会社によっては、米国株や中国株だけでなく、近年で経済的に急成長を遂げているベトナム、インドネシア、フィリピンなど、東南アジア諸国の株式を取引することもできる。リスクを把握した上で大きなリターンを期待し、今後さらに伸びていく可能性のある新興国に注目してみるのもよさそうだ。

(6)投資信託
  • 画像/投資信託のイメージ

 こちらは個別の企業に投資する取引とは違い、出資したお金を、プロが選んだ株式などの複数の金融商品に分散して投資・運用してくれるもの。それだけに、不測の事態で株価が下がってしまうようなリスクも分散することになり、リスクを抑えた取引ができる。

 また、ニュースでもよく目にする「東証株価指数=TOPIX」などの「株価指数」と連動して価格が上下する「ETF(株価指数連動型上場投資信託)」は、好景気で全体の株価が上がっていくような時期は狙い目。投資家から集めた資金で不動産を購入し、そこで得られた利益を分配する「REIT(不動産投資信託)」も、一般の株式と同じように取引することができるので、気になる人はチェックしてみよう。


 ネット証券では、株式取引以外にも、為替相場の動向に合わせて外貨を売買する「FX(外国為替証拠金取引)」や、満期まで保有しておけば、基本的に元本+利子が還ってくることが保証されている「債券」の取引も可能。ネット証券の取扱商品で変わったところでは楽天証券が展開している「金・プラチナ取引」があり、こちらも景気に左右されにくく、価値がなくならない低リスクの取引として注目を集めている。このように、ネット証券では資金や投資スタイルに合わせて、多種多様な取引ができる。
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