株価平均
【単純株価平均】
算出方法は「対象銘柄の株価合計÷対象銘柄数」。
計算方法が簡単で、現在の平均的な株価水準を知るうえで最も分かりやすい指標である。しかし、権利落ち銘柄があると、通常の値下がりと区別がつかないことから、連続性を失い、過去との比較ができないという特徴がある。
【加重株価平均】
単純株価平均の算式に、上場株式数によるウェイトを付したもので、算出方法は「対象銘柄の時価総額合計÷対象銘柄の上場株式数合計」(上場株式数は、1単元の株式数が1000株とした場合の換算株式数「当該銘柄の上場株式数×1000株÷当該銘柄の1単元の株式数」を使用)。
株式市場全体を捉えたい場合や、他銘柄と共に資産を構成している投資家にとっては、単純平均株価よりもその株価水準をより的確に表すことができる。
東証では第一部、第二部ごとに普通株式全銘柄(新株式を除く)を対象とした単純平均株価と加重株価平均を発表している。また、第一部銘柄を業種別に分類した単純株価平均も発表している。