株式売買のやり方・取引方法について4つのステップで徹底解説!
株式を売買する方法 STEP1.口座に入金する
といっても、特別な手続きは必要ない。銀行口座と同じように、銀行窓口やATM、またはネットバンキングを利用して入金するのが一般的だ。
また、インターネットでの入金の場合、手数料が無料になる証券会社が多いため、ネットバンクの口座はぜひ持っておきたいところ。ネットバンクの口座をこれから作る人は、先に証券各社の提携先金融機関をチェックしておこう。例えば、SBI証券では以下の銀行(サービス)からの入金が無料になる。
提携銀行 | サービス名 |
住信SBIネット銀行 | 即時決済サービス |
三菱UFJダイレクト | ネット振込(EDI) |
三井住友銀行 | ウェブ振込サービス |
みずほダイレクト | ネット振込決済サービス |
りそな銀行 | ネット振込サービス |
埼玉りそな銀行 | ネット振込サービス |
関西みらい銀行 | ネット振込サービス |
楽天銀行 | かんたん決済プラス |
PayPay銀行 | リンク決済 |
ゆうちょ銀行 | ゆうちょダイレクト |
セブン銀行 | ネット決済サービス |
スルガ銀行 | ネットデビット |
イオン銀行 | WEB即時決済サービス |
株式を売買する方法 STEP2.買いたい株を選ぶ
自分の資金状況や、理想の取引期間(短期的に売買したいか、長期的な投資にするか、など)を考えることで、買うべき株は変わってくる。例えば、「今現在、調子のいい企業」の株を買うのがいいか、「将来的に伸びそうな企業」の株を買うのがいいかは、自分が目指す投資スタイル(参照特集/『投資スタイルを決めよう』)によって変わってくる。
一日の値動きに合わせて株の売買を行う「デイトレード」のような短期的な売買を考えていない場合は、自分の好きな会社、応援したい会社や、商品やサービスの割引など、お得な株主優待が受けられる会社の株を買って、様子を見てみるのもよさそうだ。
「株価チャート」や「会社四季報」の情報も参考にしつつ、自分が購入したい株をじっくり選ぼう。会社名と数字4桁の「銘柄コード」を控えておきたい。
株式を売買する方法 STEP3.注文を出す
まずは、「取引」(※1)の種類を選択する(参考/『そもそも株って何のこと?』)。今回は普通に株を買うということで、「現物買」を選択しておく。
続いて、事前にチェックしておいた「銘柄コード」(※2)を入力。ここで、右にある「株価表示」のタブをクリックすると、現在の株価や最近の値動き、またその時点での株の売買状況を示す「気配値」という指標などを確認することができる。
次に、買いたい「株数」(※3)を設定し、「価格」(※4)の項目で注文方法を選択。「指値/成行/逆指値」とあるが、初心者がまず覚えておきたいのは「成行注文」と「指値注文」だ。
注文したタイミングの値段で売買を成立させる注文方法
指値注文
自分で値段を指定し、その値段になったときに売買を成立させる注文方法
ちなみに、「逆指値注文」は、通常の指値注文とは逆に、「指定した価格より上がったら買い、指定した価格より下がったら売る」という注文を出すことができる。「高くなったら買って、安くなったら売るなんてダメなのでは?」と思ってしまうが、株が上がっていくタイミングで購入したり、逆に損失が膨らまないようにある程度下がったところで売ったり……ということができると、戦略の幅が広がりそうだ。
株式を売買する方法 STEP4.取引成立!
どのタイミングで株を売るかは、状況次第。詳しくは別途解説するが、大きくは、株価が上昇して利益を確定したいとき(利益確定)、株価が下落して損失が大きくならないようにしたいとき(損切り)の2パターンが考えられる。
株取引で利益を出すためには、このタイミングが重要! 株を買ったからには、市場や各企業についての情報収集を忘れないようにしよう。