サブプライム問題
サブプライムローンは、信用度の低い低所得者層を対象とした高金利の住宅担保貸付けのこと。不動産価格が上昇することを前提に、米国では不動産ブームを背景に急速に普及したが、2006年にアメリカの住宅価格の伸びが止まり、返済不能者が続出した。
さらに2008年9月には、大手投資銀行であるリーマン・ブラザーズが経営破綻し、米国政府の支援を受ける事態となった。これにより広がった世界的な株価暴落をリーマン・ショックという。
2008年の日経平均の値動きは著しく、一日の上昇率が歴代1位の14.15%、下落率も歴代2位の-11.41%を記録するなど、記憶に残る年となった。