リーマン・ショック

 リーマン・ショックとは、2008年9月に米国第4位の投資銀行であるリーマン・ブラザーズが経営破綻したことにより広がった、世界的な株価暴落、金融危機のこと。負債総額約64兆円という市場最大の破綻となった。

 経営破綻のきっかけは、サブプライム・ローン(信用度の低い人を対象とした高金利の住宅担保貸付け)を証券化した商品を大量に販売したが、住宅バブル崩壊で損失が膨らんだことだ。
 サブプライムローンは、不動産価格が上昇することを前提として、米国で2004年頃から不動産ブームを背景に急速に普及したが、2006年にアメリカの住宅価格の伸びが止まり、返済不能者が続出。市場にとって予想外の破綻であったため、世界的な大暴落が起こった。また連鎖的に大手金融機関の経営危機を招き、金融危機が深刻化した。

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