新車のみ入れる自動車保険 補償を万全にする「車両新価特約」って何?


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万が一、新車を全損した場合でも新車価格相当額までカバーできる保険を紹介(写真はイメージ) [拡大する]

万が一、新車を全損した場合でも新車価格相当額までカバーできる保険を紹介(写真はイメージ)

 新車を手に入れたとき、自動車保険は車両保険に入っていれば大丈夫なのだろうか。実は、「車両新価特約」や「新車特約」と呼ばれる新車に対しての特約をつけておけば、万が一、全損などの大きな損害になったときには、新車価格相当の金額まで保険でカバーできる。どのような形で加入したときにどう補償されるかなどを紹介しよう。

■車両新価特約はどう役立つのか

 200万円で新車を購入したと仮定して、車両保険と車両新価特約(新車特約)は、どのように役立つのか、ケース別の一例をみてみよう。

【ケース1】車両保険のみ加入
1年目:保険金額200万円
2年目:保険金額160万円
3年目:保険金額130万円

 1年目以降は新車購入時の金額から減価償却されていく。3年目に全損事故が発生すると、130万円までしか補償されず、保険金だけで同グレードの車を買うことは難しい。

【ケース2】車両保険プラス車両新価特約加入
1年目:保険金額200万円
2年目:保険金額160万円プラス40万円
3年目:保険金額130万円プラス70万円

 車両新価特約は車両保険では補償しきれない部分をカバーしてくれる。例え減価償却されていても、その分をカバーしてくれるので新車を買うことができるだろう。

■全損でなくとも有効なケースも

 車両保険160万円、車両新価特約40万円でトータル保険金(新車価格相当額)200万円の場合。事故で車が破損し、仮に修理費が100万円で済むとなったケース。この場合、修理費が保険金(新車価格相当額)の200万円の50%になっているので、保険金で新車に買い替えることが可能になる。

 車両新価特約がなければ、車両保険160万円のなかから、保険金として修理費100万円が支払われるのみとなる。

■加入するには条件あり

 車両新価特約(車両特約)は新車のみに有効な特約となる。また条件は保険会社によって異なる。

A社:保険始期月が契約車両の初度登録年月から『11ヶ月以内』
B社:保険始期月が契約車両の初度登録年月から『25ヶ月以内』
C社:保険期間の末日が契約車両の初度登録年月から『37ヶ月以内』

 保険会社により条件や設定できる保険金額にも差があるため、新車を購入して、車両新価特約を希望するならば、事前に会社に確認しておこう。

(文/西村有樹)
フリーライター。保険や資産運用などマネー系に強く、「All About」自動車保険ガイド記事のほか、銀行や保険会社、証券会社などの刊行物、国交省、財務省等官公庁の媒体など幅広く執筆。ほかにも雑誌「プレジデント」「ベストカー」などでも多数の記事を担当する。

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