知っておきたい【債券の基礎】 種類とリスクをわかりやすく解説

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マネーに詳しいFPが「債券」の種類とリスクについて解説する

 債券とは、簡単にいえば借用証書の一種。資金調達をしたい国や企業が、投資家からお金を借りるために発行するものだ。例えば、国が毎月発行している償還期限(=満期)10年の長期国債の場合、投資家は額面金額5万円単位で購入し、半年ごとに利息をもらいながら、10年後に額面金額が償還される。今回は、債券の種類とリスクについて解説しよう。

▼債券の種類

 日本の債券は、現在9割以上が「国債」で、残りが自治体の発行する「地方債」や企業の発行する「社債」など。このような発行体による分類のほか、「利付債」と「割引債」、「公募債」と「縁故債(私募債)」、「新発債」と「既発債」といった分類もある。

 「利付債」は利息のつく債券のこと。「割引債」は利息がつかない代わりに割り引かれて発行される債券だ。一般向けは利付債がほとんどで、割引債はあまりない。

 また、「公募債」は誰もが買える債券。「縁故債」は特定の投資家限定の債券を指す。「新発債」はこれから発行されるもので、「既発債」はすでに発行されているものと覚えておこう。

▼債券のリスク

 債券は、発行体がきちんと満期まで利息や償還金を支払ってくれれば比較的安全な商品といえるが、発行体が破綻するとまったく戻ってこなくなるリスク(=デフォルトリスク、信用リスク)がある。

 基本的に、満期までの期間の長いもの(長期債)ほど利回りが高く、発行体の安全性の度合いが高い(=格付けが高い)ほど、利回りは低くなる。利回りが高いという理由だけで買ってしまうと、リスクが高い可能性もあるので注意が必要だ。特に、外国債券などで表面的な利回りが高くなっているものは、それだけリスクが高いと認識すべきだろう。

<記事/菱田雅生(マイアドバイザー登録FP)>
早稲田大学法学部卒業後、大手証券会社を経て独立系FPに。資産運用や住宅ローンなどを中心テーマに、相談業務や原稿執筆、セミナー講師などに従事している(http://www.la-consul.com)。

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