ブラックマンデー

 ブラックマンデーとは、1987年10月19日(月)にニューヨーク株式市場で起きた、史上最大規模の株価の大暴落のこと。

 この日はニューヨーク・ダウの終値が前週末より508ドル下がり、下落率は22.6%となった。この暴落は世界中に波及し、東京市場、ロンドン市場、フランクフルト市場などでも株価が暴落した。翌日の日経平均株価は3836円安となり、戦後最大の下落率14.9%を記録した。
 要因としては次のようなことが挙げられている。
(1)アメリカの財政赤字や貿易赤字が拡大傾向にあったこと。
(2)ドル安に伴うインフレへの懸念を打開するため、金利の引き上げ観測が浮上したこと。
(3)損失を最小限にするため、機関投資家たちによって、株価の下落が一定以上になると自動的に売り注文を出すプログラム売買が組まされ、株価下落がさらに加速した。

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