現物取引

 現物取引とは、受渡日(決済日)に投資家と証券会社の間で、株式(現物)と現金の受渡しが行われる取引のこと。

 信用取引や先物取引との違いは、株式の現物取引では、投資家自身の資金を用いて購入し、持っていない株式を売却することなどもできない点である。
 受渡日は、約定日(取引日=Trade date)の後日になることが多く、日本の株式の場合、受渡しは約定日の3営業日後となっている。“Trade date”の頭文字と組み合わせて「T+3」と表現される。スムーズな決済ができるように「T+1にする」という案は出ているが、現状では据え置かれている。
ワンポイント
【各取引の約定日と決済日の関係】
・T+0(約定の即日に決済):オーバーナイト取引など
・T+1:アメリカ国債の取引、トゥモロー・ネクスト取引など
・T+2:日本国債の取引、直物為替(スポット取引)、スポット・ネクスト取引など
・T+3:日本株式、社債の取引など
株式信用取引外国債券国債社債先物取引

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