30代の自動車保険の相場はどのくらい?保険料を安く抑える方法も解説

30代の自動車保険の相場はどのくらい?保険料を安く抑える方法も解説

車を持つと必要になる自動車保険。30代の方の中には、現在支払っている自動車保険料が高いのか安いのか、ほかの人はどのくらいの保険料を負担しているのか、気になっている方も多いのではないでしょうか。可能なら保険料を抑えたいと感じている方もいるでしょう。

今回は、30代の自動車保険料の相場や、同じ年代でも保険料が異なる理由について解説します。自動車保険料を安く抑えるポイントもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

30代の自動車保険料の相場は4万〜6万円未満

オリコン顧客満足度の自動車保険に関する調査結果によれば、30代の自動車保険料のボリュームゾーンは年間4万〜6万円未満です。同様の傾向は50代、60代以上にも見られました。

30代の自動車保険料(年間)の分布

年間保険料

割合

2万円未満

5.3%

2万〜3万円未満

5.3%

3万〜4万円未満

8.0%

4万〜5万円未満

10.4%

5万〜6万円未満

14.8%

6万〜7万円未満

8.6%

7万〜8万円未満

8.3%

8万〜9万円未満

5.3%

9万〜10万円未満

6.5%

10万〜15万円未満

8.9%

15万円以上

2.1%

※過去2年以内に自分が運転していて自動車保険の補償を受けたことがあり、かつ自動車保険へ加入する際に選定に関与した18〜79歳のサービス利用者が対象。ここでは、年間保険料の設問に対して回答のあった計4,050人(「答えたくない」「わからない」と回答した人は除く)のデータを掲載(調査期間:2022年8月16日〜8月29日)。

30代以外の自動車保険料の平均・相場については、下記の記事をご覧ください。

同じ30代でも自動車保険の金額が変わる理由

同じ30代が加入している自動車保険であるにもかかわらず、なぜ人によって保険料に差があるのか疑問に感じた方もいるのではないでしょうか。

実は、自動車保険には保険料を左右する要素がいくつかあります。保険料が決まる要素を知り、自動車保険の仕組みへの理解を深めましょう。

等級

自動車保険の等級は、保険料の割増引率を決める区分です。契約者が所有・使用し、自動車保険に加入している自動車が9台以下の場合、「ノンフリート等級」という仕組みが適用されます。

契約年数や事故歴などによって1〜20等級に区分され、初めて自動車保険に加入する場合は6級からスタートするのが一般的です。無事故の期間が長いほど等級が上がり、事故を起こして保険を適用した場合などは翌年の等級が下がります。等級が上がるほど保険料が割引になり、反対に下がるほど割増になることから、同じ年代でも保険料に差が生じるのです。なお、保険を切り替えた際にも、以前に加入していた自動車保険の等級が引き継がれます。

年齢

運転者の年齢も、自動車保険料を決める要因のひとつです。運転に不慣れな20代よりも、30代のほうが事故リスクは低いとされています。ですから、同じ等級、条件の場合は20代よりも30代のほうが保険料は安くなるのが一般的です。

また、保険会社によっては、運転者の年齢を35歳以上に限定する特約を設けている場合があります。つまり、同じ30代であっても、そうした特約を使用することで35歳未満の人と35歳以上の人では保険料が異なる場合があるのです。

運転者の範囲

運転者の範囲とは、自動車保険の補償対象となる運転者を指します。本人限定「本人と配偶者」「本人と家族」「設定なしから選ぶパターンが一般的です。

運転者の範囲が広いほど事故のリスクも高くなるため、保険料が上がります。同じ30代でも、契約自動車を運転する人が本人のみの場合と、それ以外では保険料が異なるというわけです。

車種・型式

乗っている車の車種・型式によっても、自動車保険料は変わります。例えば、軽自動車は普通自動車よりも保険料が安くなる傾向があります。

また、新しい型式の車のほうが故障のリスクが低く、安全装備などの面も優れていると考えられることから、新車割引」が適用される保険会社もあります。

用途

車を主に通勤に使うのか、業務で使うのかなど、用途によっても保険料は異なります。用途によって車の利用頻度や走行距離が異なることが想定されるからです。

日常的に長距離を運転するほど事故リスクが高くなり、保険料も上がります。用途は日常・レジャー」「通勤通学」「業務などから選ぶのが一般的です。

年間走行距離

用途の解説でもふれましたが、1年間に走行する距離も事故リスクが変動する要因のひとつです。一般的には走行距離が多いほど事故リスクも高まることが想定されるため、保険料は高くなる傾向があります。

そのため、自動車保険に加入する際には前年の1年間に走行した距離を記載するか、新車の場合は想定される走行距離を記載するよう求められるのです。例えば、日常の買い物など近距離の運転がメインの場合、事故のリスクも低いと想定されることから、保険料が割安になります。

補償内容

自動車保険料は、カバーされる補償の範囲やオプションの設定などによって変わります。事故で人や物に損害を与えた場合、損害を補償するための保険金が保険会社から支払われるのが自動車保険の基本的な仕組みです。このときの補償範囲と保険金額をどのように設定するかによって、保険料も変動するのです。

また、車両保険の有無によっても保険料は変わります。車両保険とは、自分自身が運転する車に生じた損害を補償する保険です。車の修理や買い替えには多額の費用がかかることから、車両保険を付加すると保険料が上がりやすい傾向があります。

自動車保険料を安く抑える5つのポイント

自動車保険はさまざまな条件によって保険料が変動します。自動車保険料が負担に感じたら、必要な項目を見直しましょう。自動車保険料を安く抑えるためのポイントは次の5点です。

自動車保険料を安く抑える5つのポイント

複数の保険会社を比較する

自動車保険を扱っている保険会社は多数あり、保険会社によって補償内容やサービスが異なります。現状よりも自分に合った補償内容の商品がないか、複数の保険会社を比較してみることが重要です。さまざまな保険会社の自動車保険を比較していく中で、これまで知らなかったサービスや割引が見つかることもあるでしょう。

自動車保険を比較する際には、個別見積もり一括見積もりなどを活用して複数社を比較することをおすすめします。また、実際に加入している方々の口コミを参考にすることで、自動車保険の評判を知ることも大切なポイントです。

等級を引き継ぐ

自動車保険の等級は、家族間で引き継ぐことができます。同居家族の等級を引き継ぐことで、より割安な保険料で自動車保険に加入できる可能性があるためおすすめです。例えば、初めて車を運転する方であれば、同居している親や兄弟・姉妹から等級を引き継ぐことで、6等級からスタートする場合と比べて保険料を抑えられる可能性があります。

等級の引き継ぎは、自動車を買い替える際にも適用可能です。具体的には車両入替の手続きをすることで契約車両のみ変更となり、等級はそのまま引き継がれます。車両入替をしないと必要な補償が受けられないおそれがあるため、自動車を買い替えた際には忘れずに手続きを行いましょう。

運転者の範囲を見直す

運転者の範囲を見直すことも、自動車保険料を抑える有効な方法のひとつです。運転者の範囲を狭くするほど、保険料を抑えることができます。自分しか運転する予定がなければ、本人限定に変更することで保険料が安くなるでしょう。

ただし、運転者の範囲外の人には、自動車保険の補償が適用されないことには注意が必要です。家族や友人などに車を貸す可能性がある場合は、運転者の範囲を狭めないほうが無難です。また、運転者の範囲をどのように設定したのか覚えておき、範囲外の人が運転することのないよう注意してください。

補償内容を見直す

現在、加入している自動車保険の補償内容を見直すことも重要です。ライフスタイルの変化により、不要になったオプションがないかを確認してみましょう。

また、車両保険の有無補償範囲についても現在の契約内容をよく確認し、見直すべきか検討することをおすすめします。車両保険と一口にいっても、単独事故や当て逃げにも対応しているプランと非対応のプランが用意されている場合があるからです。一般的に補償範囲を限定するほど保険料も安くなるため、必要な補償の範囲を検討し直すことで保険料が安くなる可能性があります。

割引制度を利用する

自動車保険には、保険会社によってさまざまな割引制度が用意されています。主な割引制度は次のとおりです。
割引制度の例
年払い:月払いと比べて年間に支払う保険料が割安になる
インターネット割引:インターネットから申し込んで契約すると保険料が割引になる
ゴールド免許割引:運転者がゴールド免許の場合に保険料が割引になる
早期契約割引:補償開始希望日や満期日から一定以上前の期間に契約すると割引が適用される
エコカー割引:契約車両が条件を満たすエコカー対象の場合、保険料が割引になる
セカンドカー割引:2台目以降の車が所定の条件を満たすと、通常よりも上の等級で契約できる
こうした割引制度は、申し込みの際に手続きしなければ適用されません。割引制度の内容を把握し、自分に適用されるものがあれば忘れずに活用することが大切です。

30代のライスタイルに合わせて、自分に必要な自動車保険を選ぼう

30代の自動車保険料は4万〜6万円未満が相場です。20代よりも経済力が増す一方で、結婚や子育てなど、ライフステージが変化し、出費の多い時期でもあるでしょう。自動車保険を見直す際は、必要な補償内容を見直し、自分に合った商品を選ぶことで保険料を抑えられる可能性があります。今回紹介したポイントを参考に、現在加入している自動車保険をぜひ見直してみてください。必要に応じて自動車保険を乗り換えることで、保険料を抑えられることも十分に考えられます。

オリコンでは、日本最大級の規模で調査を行い、毎年自動車保険満足度ランキングを発表しています。保険料や事故対応、加入者の年代などさまざまな視点のランキングを確認できますので、保険会社選びの参考にしてください。

自動車保険を比較する

個別or一括見積もり 違いを比較

必要な情報を入力して金額を出す「見積もり」は、契約前に欠かせないものすが、実は個別と一括で大きな違いが。自分に合う形で申し込んでください。

→ パターンで比較!個別見積もりのとり方

→ ユーザーが比較の際に重視した項目

自動車保険選びのポイント

任意保険には、対人・対物賠償や人身傷害補償、車両保険などさまざまな種類があります。事前にチェックして重視する補償を決めることが大切です。

自動車保険会社は、ダイレクト系と代理店系の2つに大きくわけられます。双方のメリット・デメリットをきちんと踏まえて選びましょう。

人身事故の最高賠償金額は約5億円。物損事故でも約3億円にのぼるケースがあります。まずは実際の事故事例を見て任意保険の必要性を知りましょう。

オリコン日本顧客満足度ランキングの調査方法について

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