50代の自動車保険の相場はどのくらい?保険料を安く抑える方法も解説
![]()
できれば保険料を抑えたいと考えていた方もいるかもしれません。
今回は、50代の自動車保険料の相場や、同年代でも人によって保険料が変わる理由についてわかりやすく解説します。
自動車保険料を安く抑えるポイントも紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
目次
監修者トータルマネーコンサルタント/新井 智美
マネーコンサルタントとしての個人向け相談、NISA・iDeCoをはじめとした運用にまつわるセミナー講師のほか、金融メディアへの執筆および監修に携わっている。
50代の自動車保険料の相場は3万〜6万円未満
![]()
また、10万〜15万円未満も10%以上と多くを占めており、この割合は年代が上がるにつれて増加します。
年齢を重ね、補償や特約を手厚くする人が一定数いると考えられます。
年間保険料 | 割合 |
2万円未満 | 3.5% |
2万〜3万円未満 | 7.1% |
3万〜4万円未満 | 11.2% |
4万〜5万円未満 | 10.5% |
5万〜6万円未満 | 11.9% |
6万〜7万円未満 | 8.6% |
7万〜8万円未満 | 8.4% |
8万〜9万円未満 | 5.6% |
9万〜10万円未満 | 4.9% |
10万〜15万円未満 | 11.1% |
15万円以上 | 3.7% |
50代の自動車保険の月額相場は?
![]()
月額保険料に換算すると、2,500円〜5,000円未満と考えていいでしょう。
ただ、車種や型式によっても異なりますので、あくまでも目安として捉えておきましょう。
実際の月額保険料がどのくらいになるのかは、保険会社のサイトでシミュレーションして確認してください。
車種別の自動車保険料相場
![]()
車種別の自動車保険の平均保険料は以下のとおりです。
車種 | 平均保険料(年間) |
普通自動車(自家用乗用車・普通) | 7万2,800円 |
小型自動車(自家用乗用車・小型) | 5万3,900円 |
軽自動車(軽四輪自動車・乗用車) | 4万9,900円 |
上の表でも普通自動車と軽自動車では年間の保険料に平均2万円以上の差が出ることがわかります。
車種によって保険料が異なるため、現在自動車保険料が高いと感じており、小型自動車でも大丈夫だと感じるなら、買い換えのタイミングで車種の変更を検討してもいいかもしれません。
同じ50代でも自動車保険の金額が変わる理由
![]()
一般的に50代は運転年数が長く、事故リスクが低いと想定されることから、保険料は30代までと比べて下がる傾向があります。
ただし、必要な補償内容やその他条件により、自動車保険料が変動する場合もあるのです。
保険料が変動する要因を知り、自動車保険の仕組みを理解しましょう。
等級
加入者の自動車所有台数が9台以下であればノンフリート等級が適用され、初めて自動車保険に加入する場合は6等級からスタートします。
無事故の期間が長いほど等級が上がり、事故を起こしてしまった場合、翌年の等級が下がります。
等級が上がるほど保険料は割安になり、下がるほど割増となることから、同じ50代でも等級によって保険料が異なるのです。
運転者の範囲
一般的に運転者の範囲は、「本人限定」「本人と配偶者」「本人と家族」「設定なし」の中から選びます。
設定なしとは、知人など家族以外の人が車を運転した場合でも自動車保険が適用されることを指します。
運転車の範囲が広くなるほど事故リスクも高くなることが想定されるため、保険料が高くなるという仕組みです。
同じ50代でも、運転者の範囲の設定に応じて自動車保険料が変動します。
車種・型式
例えば、新しい型式の車のほうが故障のリスクが低く、安全装置などの装備も充実しているため、事故のリスクは低いと考えられ、保険料は安くなる傾向があります。
また、軽自動車は事故リスクが低いとされているため、普通自動車よりも保険料が安くなるのが一般的です。
用途
頻繁に車を運転するほど事故リスクも高いと考えられることから、日常・レジャーなどに車を利用する人よりも、業務で利用する人のほうが保険料は高くなります。
年間の走行距離
一般的には走行距離が長いほど事故リスクも高まるため、保険料も高くなる傾向があります。自動車保険に加入したり、契約を更新したりする際に走行距離を申告するのはこのためです。
日常の買い物など、近距離の運転がメインの場合は事故のリスクが低いと見なされるため、保険料が割安になります。
補償内容
事故を起こして人や物に損害を与えた場合の補償範囲が広く、付帯した特約が手厚いほど、保険料も高くなるのです。
また、自動車保険には、契約者の車への損害を補償する「車両保険」もあります。
車の修理費用や買い替え費用などは高額になるため、車両保険に入ると保険料が大幅に上がるケースも少なくありません。
そのため、同じ50代でも車両保険の有無によって保険料に差が生まれるのです。
免許証の色
グリーンは新規に免許を取得した人が所有するもので、その後はブルーの一般免許へと変わります。
そして5年間、無事故・無違反の人にはゴールド免許が交付される仕組みです。
一般的に自動車保険ではゴールド免許を持っている人に対して割引制度を設けている保険会社が多く見られます。
ゴールド免許を持っている優良ドライバーなら、事故を起こす確率がすくないと考えるからです。
割引率は保険会社によって異なり、6%〜20%の割引が適用されます。
仮に一般免許での保険料が6万円だった場合、ゴールド免許割引を適用することで、約48,000円〜約56,000円まで抑えられるのです。
50代なら免許を取得してから期間が経っている人も多く、無事故・無違反ならゴールド免許を保有している人も多いでしょう。
ゴールド免許を保有することで、自動車保険が安くなるメリットを活用しましょう。
自動車保険料を抑える6つのポイント
![]()
自動車保険料が負担に感じているようなら、必要な項目を見直して保険料を安く抑えてはいかがでしょうか。
自動車保険料を抑える上で見直しておきたいポイントは次の6つです。
複数の保険会社を比較する
現在加入している自動車保険よりも自分に合った補償内容・サービスの商品がないか、複数の保険会社を比較しておくことが大切です。
いくつかの保険会社を比較していくうちに、これまで知らなかったサービスや割引制度が見つかるかもしれません。
自動車保険を比較する場合、個別見積もりや一括見積もりなどを活用すると便利です。
同時に、ユーザーの口コミを参考にすると、自動車保険の評判や満足度を知る手掛かりになります。
等級を引き継ぐ
現状のご自身の等級よりも家族の等級が高い場合、家族の等級を引き継ぐことで保険料を抑えられる可能性があります。
例えば、自動車保険に初めて加入する場合でも、すでに自動車保険に加入している家族の等級を引き継げば、6等級からスタートするよりも有利な条件で加入できるのです。
なお、等級の引き継ぎは車の買い替え時にも適用されます。
「車両入替」という手続きを行うことで、購入した車に、以前の等級が引き継がれます。
車両入替の手続きを行わずに新しい車を運転してしまうと、必要な補償が受けられないおそれがあるため注意しましょう。
車を買い替えたら、忘れずに車両入替の手続きを済ませることが大切です。
運転者の範囲を見直す
運転者の範囲を限定するほど保険料は安くなります。
特に運転者の範囲に、「年齢条件」を設定している場合は要チェックです。
お子さまが車を運転することを想定して「年齢を問わず補償」などの条件を付加していると、対象となる年齢の範囲が広くなり、保険料が高くなります。
お子さまの年齢に合わせて適用条件を狭くすることによって、保険料を抑えられるでしょう。
ただし、設定した範囲外の人が車を運転した場合、補償対象外となる点に注意してください。
補償内容を見直す
ライフスタイルの変化などにより、必要なくなったオプションがないか確認してみましょう。
例えば、家族旅行で車を利用する機会が減っているようなら、ロードサービスを手厚くする必要性がなくなっている可能性があります。
現状の車の使い方と補償内容が合っているか確認しておくことが大切です。
また、車両保険に関しても、加入の有無や補償範囲を見直しておくことをおすすめします。
補償される範囲が広いほど保険料が高くなるため、不必要な補償をつけていないか確認してみてください。
割引制度を利用する
代表的な割引制度は次のとおりです。
・年払い:月払いと比べて年間に支払う保険料が割安になる
・インターネット割引:インターネットから申し込んで契約すると保険料が割引になる
・ゴールド免許割引:運転者がゴールド免許の場合に保険料が割引になる
・早期契約割引:補償開始希望日や満期日から一定以上前の期間に契約すると割引が適用される
・エコカー割引:契約車両が条件を満たすエコカー対象の場合、保険料が割引になる
・セカンドカー割引:2台目以降の車が所定の条件を満たすと、通常よりも上の等級で契約できる
あらかじめどのような割引制度があるのか把握しておき、該当するものがあれば活用することをおすすめします。
年間一括払いで支払う
一般的に月払いと年払いの払い込み保険料を比較すると、月払い保険料の方が約5%高くなります。
そのため、できれば年間一括払いで支払う方が保険料の負担を抑えられるでしょう。
基準となる保険料によっては5%でも大きな差があります。
一括払いだと6万円の保険料を月払いにすると、支払総額は63,600円、月額に換算すると5,300円です。
この額は車両保険を加味していない金額ですので、仮に車両保険を付加するとなると、差額はもっと大きくなります。
ただし、一括払いにすることで、その月の家計の負担が多くならないよう、事前に準備しておくことも忘れないようにしてください。
50代の新規契約、6等級からの加入時の注意点
![]()
例えば、自分は既に自動車保険に加入しているものの、子どもが自動車保険に加入する必要があるケースなどです。
その際には子どもに自分の等級を引き継げるため、等級の引き継ぎを行うことで、子どもの自動車保険料を安くできます。
ただ、その場合は、自分が新たに自動車保険に加入することになり、原則として6等級からスタートすることになるため、自分自身の保険料が今よりも高くなる点に注意が必要です。
その際にはゴールド免許割引などを利用してできるだけ保険料を抑えることを考えましょう。
さらに50歳からの新規加入だと、年齢を考慮しても、20代の子どもが新規加入するよりも保険料は安くなります。
その分親子合わせた全体の保険料を節約できるでしょう。
ただし、子どもに自分の等級を引き継ぐためには同居しているという要件を満たさなければなりません。
別居している子どもには当てはまりませんので注意してください。
子どもが運転する場合の自動車保険の選び方
![]()
運転者の範囲は、「契約者本人」「契約者と配偶者」「契約者の家族」「限定なし」などに分かれており、現在が「契約者と配偶者」になっているなら、「契約者の家族」に変更しなければなりません。
年齢条件も「21歳以上」「26歳以上」「30歳以上」「35歳以上」「限定なし」などに区分されていますので、子どもの年齢に合わせた年齢条件に見直しましょう。
運転者の範囲には条件を満たす必要があるケースもあるため、保険会社に確認し、適切な見直しを行うことが大切です。
また、子どもが独立しており、運転する回数も少ないなら、1日自動車保険の加入がおすすめです。
自動車保険は一般的に1年単位で加入しますが、1日単位で加入できる自動車保険もあります。
1日自動車保険に加入するなら、既存の補償内容を見直す必要もないので、保険料負担を抑えたまま、子どもが運転するときの補償も得られます。
●運転者の範囲
・契約者本人
・契約者と配偶者
・契約者の同居している家族
・限定なし(別居している家族、友人、知人など)
●運転者の年齢
・全年齢補償
・21歳以上補償
・26歳以上補償
・30歳以上補償
・35歳以上補償
50代の暮らしに合わせて自動車保険を見直そう
さまざまな条件によって保険料が異なるため、子供の成長などライフスタイルの変化に合わせて自動車保険を見直すことをおすすめします。
今回紹介したポイントを参考に、現在加入している自動車保険の補償内容やサービス内容をぜひ確認してみてください。
必要に応じて自動車保険を乗り換えることにより、保険料が安くなることも十分ありえます。
自動車保険を検討する際には、「自動車保険 オリコン顧客満足度ランキング」の口コミも参考にご覧ください。
監修者トータルマネーコンサルタント/新井 智美
マネーコンサルタントとしての個人向け相談、NISA・iDeCoをはじめとした運用にまつわるセミナー講師のほか、金融メディアへの執筆および監修に携わっている。
現在年間200本以上の執筆・監修をこなしており、これまでの執筆・監修実績は3,000本を超える。
(保有資格)
・1級ファイナンシャル・プランニング技能士
・CFP®
・DC(確定拠出年金)プランナー
・住宅ローンアドバイザー
・証券外務員
公式サイト:https://marron-financial.com/