ネット証券の避けたいトラブル インターネットならではの注意点とは?

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 ネットならではのトラブルに気を付けて、安心して取引できるようにしよう(画像はイメージ)

 ネット環境さえあれば、どこにいても取引ができて便利なネット証券。ところが、万一トラブルが起こると大きな損につながるケースもある。今回は、そんなネット証券で気をつけたいトラブルについてお伝えしよう。

■意外と多い操作ミスによるトラブル

 投資は基本的に自己責任であるが、ネット証券での“操作ミス”も自己責任だということを頭に入れておこう。よくある操作ミスとして、“売却”と“買付”のボタンを間違えてしまうことがあげられる。追加で買おうと思ったのに、誤って持っていた株を売却してしまったり、持っている株を売却しようと思ったのに、誤って追加で買ってしまったりというケースだ。

 また、単位をひとつ間違えて発注してしまうケースにも要注意。100株を買おうと思ったのに、誤って1000株と入力してしまうと、残高があればそのまま買付ができてしまう。買付余力が多い人は、ゼロをひとつ多く入れただけで10倍も多く買ってしまうので、操作には十分注意したい。

 いずれも、投資に少し慣れてきたころにうっかり陥りがちな失敗だ。「まさか」と思うかもしれないが、このような間違いをしてしまったという話は意外とある。入力の際は常に冷静になり、しっかり確認しながら行おう。

■ネット環境のトラブルにも要注意

 ここぞというときに買付や売却をしたい場合に、ネット環境の悪化により操作ができないトラブルにも注意が必要だ。たとえば、急な暴落がわかり少しでも早めに損切をしたいといった場合に、ネット環境がよくないとすぐに操作できず、焦ることもあるだろう。

 そのほか、まれではあるが証券会社側のサーバーの問題で操作ができないケースもある。ネットが使えなければ電話取引で対応する手もあるが、サーバーダウンなどのトラブルの際には電話が集中し、つながらない恐れもある。証券会社によってはバックアップサイトを用意している場合もあるので確認しておこう。

■正しいサイトからログインすることも重要

 IDとパスワードが盗まれるケースにも十分注意が必要だ。たとえば、証券会社をかたったメールなどに記載されたURLからうっかりアクセスしてしまい、偽サイトにIDとパスワードを入れてしまうようなことがあっては大変だ。メールなどに記されたURLなどからアクセスするのではなく、正しいサイトアドレスからログインをすることで、そういった事態を防ぐようにしよう。さらに、パスワードを推測されにくいものにするほか、ID・パスワードが他人に知られないように管理する防衛策も大事だ。

 ネット証券は、インターネットにつながる環境があればどこでも取引できるという点では便利だが、使い方によってはトラブルが生じるケースもある。安心して取引できるように、日頃から十分に注意しよう。

(ライター:西山美紀)
ファイナンシャルプランナー。2児の母。これまでに1万件以上のマネーデータを分析し、500人以上にマネーの取材を行うほか、女性の生き方などをテーマに取材・執筆・記事監修なども行っている。著書に『お金が貯まる「体質」のつくり方』(すばる舎)。

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