ネット証券の手数料はどこが安い?

 株取引で利益が出るか損失が出るかはやってみないとわからない一方で、株式売買手数料は必ずかかる費用です。株の取引をするなら、より利益を上げるために証券会社に支払う手数料はなるべく抑えたいもの。そんな中、ネット証券が大手証券と比べて手数料が非常に安いことから注目を集めています。オリコンのネット証券利用者が比較の際に重視した項目によると、36%の人が「取引手数料」と回答しています。取引手数料の安さは証券会社を選ぶ際の大きな基準の一つになると言えます。ネット証券の手数料の2つのパターンと、各証券会社の手数料について紹介します。

ネット証券の手数料はなぜ安い?

 オンラインで株取引ができるネット証券は、個人投資家のほとんどが利用していると言われています。インターネット環境があればいつでもどこでも取引できるのが大きな特徴ですが、もう一つ注目を集めているメリットとして手数料が安いということがあげられます。ネット証券は実店舗をほとんど持たず、ネットを介した取引がメイン。人件費・店舗維持費が抑えられるので、手数料が一般の証券会社の1/5〜1/10程度に安くなるのです。証券会社の店舗で営業担当者に会って売買を行う対面売買では、株取引で悩んだときに相談できるというメリットがある一方で取引手数料はかなり高く設定されています。最近はネット証券会社から口座保有者に投資情報を無料で提供したり、コールセンターで取引方法を説明してもらえたりと、情報面でも一般の証券会社に劣らないサービスを提供しています。ネット証券は安くて便利な存在になってきています。

手数料は2つのパターンから選べる

 ネット証券の手数料は株取引1約定ごとに手数料を支払うタイプと、1日の取引額に応じて手数料を支払うタイプがあります。どちらのプランを選ぶかは、株取引の頻度によって決めると良いでしょう。

(1)1約定ごと

 株の売買を行ったとき、その取引した金額に応じた手数料を支払います。

(2)1日定額

 1日あたりの取引額に応じた手数料を支払います。

 あまり頻繁には取引しないという方、初心者の方は(1)のほうが手数料の無駄が少なくなりお得になります。一方で、多数の銘柄を持っている方、1日に何度も取引する方は(2)のプランがおすすめです。

ネット証券の手数料を比較してみよう

 ネット証券は一般の証券会社と比べて手数料がかなり安くなっていますが、ネット証券の中でも手数料に違いがあります。取引手数料の満足度ランキングは、オリコンのネット証券のランキングからソートすることもできます。それぞれの証券会社の手数料も参考にしながら、自分の株取引スタイルにあったプランを選びたいです。
【SBI証券】

 スタンダードプランは1約定ごと、アクティブプランは一日定額のプラン。アクティブプランで約定金額10万円以下だと手数料がかからないので、少額の取引を多く行う人におすすめ。
【楽天証券】

 超割コース大口優遇は1日の新規建約定金額の合計が5000万円以上などの条件を満たすと適用されます。
【松井証券】

 ボックスレートは一日の約定金額で手数料が決まります。10万円以下なら手数料がかからないのでお得。
【GMOクリック証券】

 手数料は1約定ごとプランも1日定額プランも最安レベルなので、初心者から頻繁に利用する人まで幅広い投資家におすすめ。
【ライブスター証券】

 一律(つどつど)プランは1約定ごと、定額(おまとめ)プランは1日定額のプラン。どちらのプランも手数料の安さはトップレベル。

 ネットで取引できる手軽さだけではなく、手数料の安さを理由にネット証券を選ぶ人も増えてきています。情報面でも一般の証券会社に劣らないサービスを提供しているので、初心者でも手軽に始めることができます。口座開設から数カ月は手数料が無料になるキャンペーンを行っている証券会社もあるので、ぜひチェックしてみて下さい。

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