SBI証券と楽天証券を徹底比較!新NISAやポイント制度の違いを解説

SBI証券と楽天証券を徹底比較!新NISAやポイント制度の違いを解説

SBI証券と楽天証券は、どちらも5大ネット証券のひとつに数えられる、大手のネット証券会社です。

これから証券会社の口座開設を検討している人の中には、どちらが良いか迷っているという人もいるかもしれません。

本記事では、SBI証券と楽天証券の特徴を17の項目で徹底比較し、それぞれに向いている人の特徴を解説します。
金子 賢司

監修者金子 賢司

東証一部上場企業(現在は東証スタンダード)で10年間サラリーマンを務める中、業務中の交通事故をきっかけに企業の福利厚生に興味を持ち、社会保障の勉強を始める。
以降ファイナンシャルプランナーとして活動し、個人・法人のお金に関する相談、北海道のテレビ番組のコメンテーター、年間約100件のセミナー講師なども務める。

mokuji目次

  1. 楽天証券とSBI証券どっちがおすすめ?17項目で徹底比較
    1. 口座開設数
    2. 投資商品のラインナップ
    3. 国内株式
    4. 投資信託
    5. 外国株式
    6. 新NISAのつみたて投資枠・成長投資枠
    7. IPO
    8. 単元未満株
    9. iDeCo
    10. クレカ積立
    11. ポイントサービス
    12. ポイント投資
    13. アプリ・ツール
    14. ロボアドバイザー
    15. 銀行との連携
    16. キャンペーン
    17. セキュリティ
  2. SBI証券に向いている人の特徴
  3. 楽天証券に向いている人の特徴
  4. SBI証券と楽天証券の併用という選択肢もある
  5. SBI証券と楽天証券の比較時によくある質問
    1. SBI証券と楽天証券の手数料はどっちが安い?
    2. SBI証券と楽天証券でクレカ積立のポイント還元率に違いはある?
    3. ポイント投資は楽天証券とSBI証券のどちらが使いやすい?
  6. SBI証券と楽天証券の特徴を把握して、証券会社を選ぼう

楽天証券とSBI証券どっちがおすすめ?17項目で徹底比較

楽天証券とSBI証券を17項目で比較

項目

SBI証券

楽天証券

口座開設数

1,400万口座以上
※口座数には、SBIネオトレード証券、FOLIOの口座数を含む

1,200万口座以上

投資商品のラインナップ

国内株式、外国株式、投資信託、SBIラップ、債券、FX(外国為替保証金取引)、先物・オプション、商品先物、店頭CFD、取引所CFD(くりっく株365)、金・銀・プラチナ、iDeCo、NISA

国内株式、米国株式・海外ETF、中国・アセアン株式、投資信託、楽天・マネーファンド、楽ラップ、債券、先物・オプション、楽天FX、楽天CFD、楽天MT4CFD、バイナリーオプション、外国為替、金・プラチナ

国内株式

条件を満たせば手数料無料
※ゼロ革命

条件を満たせば手数料無料
※ゼロコース

投資信託

2,604本

2,572本

外国株式

9か国
米国株式(信用取引含む)、中国株式、韓国株式、ロシア株式、ベトナム株式、インドネシア株式、シンガポール株式、タイ株式、マレーシア株式、海外ETF

6か国
米国株式(信用取引、米株積立含む)、海外ETF、中国株式・ETF、アセアン株式・ETF(シンガポール、タイ、マレーシア、インドネシア)

新NISA
(つみたて投資枠)

271本

251本

IPO

76社※2024年実績

54社※2024年実績

単元未満株

S株

かぶミニ(R)

iDeCo

38本

37本

クレカ積立

三井住友カード・Olive
カードご利用金額などに応じて最大3%もらえる

楽天カード
決済額に応じて、楽天カードより最大2%の楽天ポイントが付与

ポイントサービス

Vポイント、Ponta、d POINT、JAL、PayPayポイント

楽天ポイント、JALマイル

ポイント投資

投資信託、NISA、国内株式(現物、S株、日株積立)
※Vポイント、Pontaで利用可能

投資信託、国内株式(現物)、米国株式(現物・円貨)、バイナリーオプション

アプリ・ツール

14種類
※PC、スマートフォン、タブレット合計

11種類
※PC、スマートフォン、タブレット合計

ロボアドバイザー

ROBOPRO

楽ラップ

銀行との連携

・SBI新生銀行
・住信SBIネット銀行

楽天銀行

キャンペーン

銘柄に応じたキャンペーン多数あり

口座開設、その他キャンペーン多数あり

セキュリティ

デバイス認証、FIDO(スマホ認証)、電話番号認証など

ログイン追加認証、リスクベース認証など

2025年9月時点。最新の情報は各社の公式サイトをご覧ください。

楽天証券とSBI証券どっちがおすすめ?17項目で徹底比較

口座開設数

項目

SBI証券

楽天証券

総合口座開設数

1,400万口座※2025年3月時点 ※1

1,200万口座※2025年1月時点

NISA口座開設数

536万口座※2025年2月時点

600万口座※2024年12月時点

※1 口座数には、SBIネオトレード証券、FOLIOの口座数を含む
SBI証券と楽天証券では、SBI証券のほうが総合口座の開設数は上回っています

一方、NISA口座は楽天証券がSBI証券を超える数値となっています。

通常の証券口座は複数の証券会社で開設できますが、NISA口座は1人1口座しか開設できません。

どこか1つを選ばなければならないシーンでは、楽天証券を選択するユーザーが一定数いることがわかります。

そもそもNISAは、初めて証券口座を開設するきっかけになることも多い制度です。

楽天証券は、2025年のオリコン顧客満足度調査の「ネット証券」ランキングでは、「取引のしやすさ」の項目で1位を獲得しており、初心者向けのわかりやすい操作性に魅力を感じる人が多いといえるでしょう。

投資商品のラインナップ

<投資商品のラインナップ>
・国内株式
・投資信託
・外国株式
・円貨建て債券
・外貨建て債券
・FX
・先物、オプション
・CFD
・金、銀、プラチナ
SBI証券と楽天証券では、どちらも主に上記の投資商品に投資が可能です。

ただし、国内株式の一部手数料や投資信託の取扱銘柄数、外国株式の取り扱っている種類など、異なる点もあります。

国内株式投資信託外国株式については、以降で詳しく説明していきます。

国内株式

SBI証券と楽天証券の国内株式の「取引手数料」について、比較していきます。

現物取引

無料コースと、それ以外のコースの2種類があります。

@無料コースの国内株式(現物取引)手数料

証券会社名 1約定ごとのプラン 1日定額のプラン
約定金額 手数料(税込) 約定金額 手数料(税込)
SBI証券 5万円 0円 100万円 0円
10万円 0円
50万円 0円 200万円 0円
100万円 0円
楽天証券 5万円 0円 100万円 0円
10万円 0円
50万円 0円 200万円 0円
100万円 0円
国内株式の現物取引手数料は、SBI証券も楽天証券も、どちらも条件を満たすことで無料になります。

約定代金にかかわらず無料で売買できるため、コストを抑えて投資することが可能です。

SBI証券では「ゼロ革命」を選択すれば、手数料が無料になります。

詳細は、以下の通りです。
■SBI証券「ゼロ革命」概要

●対象となる条件
・インターネットコースまたは、インターネットコース(プランC)で、インターネット取引をした場合

・電子交付サービス申込済で当社所定の電子交付設定を行っている

●必要な手続き
下記3点の受取方法を全て「郵送」から「電子交付」に切り替える

@円貨建のお取引・米株信用取引の各種報告書
A特定口座年間取引報告書
B米株信用を除く外貨建取引の各種報告書
楽天証券では、「ゼロコース」を選択すれば手数料が無料になります。

詳細は下記の通りです。
■楽天証券「ゼロコース」概要

対象となる条件
下記への利用同意が必要
Rクロス(R):楽天証券が運営する買い注文と売り注文のマッチングシステム

SOR利用:東京証券取引所をはじめとした複数の市場の中から、自動で最良価格の市場を選択して注文する仕組み

必要な手続き
手数料コースを「ゼロコース」に 変更する
なお、上記の条件を満たさない場合の手数料は下記の通りです。

A無料コース以外の国内株式(現物取引)手数料

証券会社名 1約定ごとのプラン 1日定額のプラン
約定金額 手数料(税込) 約定金額 手数料(税込)
SBI証券 〜5万円 55円 100万円 0円
〜10万円 99円
〜50万円 275円 200万円 1,238円
〜100万円 535円
楽天証券 〜5万円 55円 100万円 0円
〜10万円 99円
〜50万円 275円 200万円 2,200円
〜100万円 535円
手数料無料化対象外の場合、1日の約定代金に応じて手数料が決まるプランで差が生じており、SBI証券のほうが低額です。

なお、SBI証券は、2025年のオリコン顧客満足度調査の「ネット証券」ランキングで、「取引手数料」の項目でも1位を獲得しています。

信用取引

信用取引も、無料コースと、それ以外のコースの2種類があります。
@無料コースの国内株式(信用取引)手数料

1日の約定代金合計

SBI証券

楽天証券

〜100万円

0円

0円

〜200万円

0円

0円

〜300万円

0円

0円

以降100万円増加毎

0円

0円

SBI証券と楽天証券は、国内株式の現物取引と同様の条件を満たせば、信用取引の手数料も無料です。
A無料コース以外の国内株式(信用取引)手数料

1日の約定代金合計

SBI証券

楽天証券

〜100万円

0円

0円

〜200万円

880円(税込)

2,200円(税込)

〜300万円

1,320円(税込)

3,300円(税込)

以降100万円増加毎

440円(税込)ずつ増加

1,100円(税込)ずつ増加

条件を満たさなかった場合の手数料がプランによって変わる点も同様で、上記の表の通り、料金が設定されています。

現物取引と同様、SBI証券のほうが低額です。

投資信託

<投資信託の取扱銘柄数>
SBI証券:2,604銘柄 ※2024年9月25日時点
楽天証券:2,572銘柄 ※2025年5月9日時点
SBI証券と楽天証券の投資信託の取扱銘柄数は、上記の通りです。

銘柄数はわずかにSBI証券が楽天証券を上回っていますが、そのほかの証券会社と比較した場合、どちらも豊富な銘柄を取り扱っているといえます。

外国株式

<取り扱っている外国株式の種類>
SBI証券:9か国
 アメリカ(信用取引含む)、中国、韓国、ロシア、ベトナム、インドネシア、シンガポール、タイ、マレーシア、海外ETF

楽天証券:6か国
 アメリカ(信用取引、米株積立含む)、中国、シンガポール、タイ、マレーシア、インドネシア、海外ETF
SBI証券と楽天証券では、それぞれ上記の国・地域の外国株式を取り扱っています。

SBI証券と楽天証券はどちらもさまざまな国の株式に投資できるものの、全体的な選択肢はSBI証券のほうが少し多いです。

なお、米国株式の取扱銘柄数(普通株式のみ)は、下記の通りです。(いずれも2025年9月時点)
<米国株式の取扱銘柄数(普通株式のみ)>
SBI証券:4,247銘柄
楽天証券:4,502銘柄
米国株式の取り扱い銘柄数については、楽天証券のほうが少し多いです。

投資したい商品に合わせて会社を選ぶとよいでしょう。

新NISAのつみたて投資枠・成長投資枠

NISAの取り扱い銘柄数

項目

SBI証券

楽天証券

つみたて投資枠

271本 ※1

251本 ※2

成長投資枠

1,351本 ※1

1,427本 ※2

※1 2025年3月10日時点 ※2 2025年9月時点
NISAのつみたて投資枠と成長投資枠の銘柄数は、上記の通りです。

つみたて投資枠はSBI証券、成長投資枠は楽天証券
の対象銘柄数のほうがわずかに上回っています


差はそれほど大きくありませんが、投資したい商品に合わせて選ぶとよいでしょう。

IPO

<IPOの取扱銘柄数>
SBI証券:76社
楽天証券:54社
2024年のIPO(Initial Public Offering:新規公開株式)の取扱銘柄数は、SBI証券のほうが楽天証券よりも豊富です。

また、SBI証券のIPOには、抽選に外れた場合に「チャレンジポイント」が貯まる制度があり、次回以降の抽選でポイントを利用することで抽選に当たりやすくなります。

単元未満株

単元未満株の取扱銘柄数は、楽天証券よりもSBI証券のほうが豊富です。

単元未満株とは、通常100株単位で売買する国内株について、1株単位で売買できる制度です。

SBI証券は「S株」、楽天証券は「かぶミニ(R)」という名称で、単元未満株を取り扱っています。

単元未満株をリアルタイムで売買したい場合は、楽天証券を選ぶ必要があります。

SBI証券は、リアルタイムでの単元未満株の売買には対応していません。

単元未満株の取引にかかる手数料は、基本的には両社共無料ですが、楽天証券の「リアルタイム取引」では、株価に0.22%を掛けて計算するスプレッドと呼ばれるコストが発生します。

iDeCo

<iDeCoの取扱銘柄数>
SBI証券:37本(元本変動型)+1本(元本確保型)
楽天証券:36本(元本変動型)+1本(元本確保型)
iDeCo(個人型確定拠出年金)の取扱銘柄数は、SBI証券が楽天証券をわずかに上回っています。(2025年9月時点)

より幅広い選択肢の中からiDeCoの運用先を選びたい場合は、まずはSBI証券を検討してもいいでしょう。

クレカ積立

<クレカ積立のポイント付与率>
SBI証券:最大3.0%
楽天証券:最大2.0%
SBI証券と楽天証券では、クレジットカードで投資信託の積立を行った場合にポイント還元を受けることができます。

還元率は両社共、利用するカードの種類によって異なります。

SBI証券のクレカ積立の対象カードと還元率の詳細は下記の通りです。
SBI証券のクレカ積立でのポイント付与率

カードの種類

ポイント付与率

特徴・留意点

三井住友カード
プラチナプリファード
Oliveフレキシブルペイ
プラチナプリファード

1.0〜3.0%

毎月数百円から手軽に始められ、最大10万円まで積立が可能

三井住友カード ゴールド
Oliveフレキシブルペイ
ゴールド(NL)

0〜1.0%

毎月自動でクレカ決済され、定期的な入金が不要

三井住友カード(NL)
Oliveフレキシブルペイ

0〜0.5%

毎月の積立額に応じてVポイントが貯まる

一方、楽天証券のクレカ積立の対象カードと還元率は、下記のように設定されています。
楽天証券のクレカ積立でのポイント付与率

カードの種類

ポイント付与率

特徴・留意点

楽天ブラックカード

2.0%

代行手数料にかかわらず、全ての銘柄が2%

楽天プレミアムカード

1.0%

代行手数料にかかわらず、全ての銘柄が1%

楽天ゴールドカード

0.75%

代行手数料年率0.4%(税込)以上の銘柄は1%

楽天カード

0.5%

代行手数料年率0.4%(税込)以上の銘柄は1%

クレカ積立でもらえるポイント還元率は、SBI証券のほうが高めです。

ただし、SBI証券でポイント還元率が高いクレジットカードでは、年会費がかかります。

年会費無料のクレジットカード同士で比較した場合は、どちらも0.5%で同様です。

普段から対象カードを頻繁に利用しているケース以外では、年会費なども考慮すると楽天証券のほうが有利になる可能性もあるため、その点も踏まえて選択してみてください。

ポイントサービス

<貯められるポイントの種類>
SBI証券:Vポイント、Pontaポイント、dポイント、JALマイル、PayPayポイント

楽天証券:楽天ポイント、JALマイル
SBI証券と楽天証券では、投資信託をクレジットカードで積み立てた場合のポイント還元以外にも、サービスの利用で上記のポイントを貯められます。

SBI証券では、貯めるポイントをさまざまな選択肢から選ぶことが可能
です。

SBI証券で口座開設をした後は、貯めるポイントの種類の設定を忘れずに行いましょう。

一方、楽天証券で貯められるポイントは、楽天ポイントとJALマイルのみです。

ポイント投資

<ポイントで購入できる投資商品>
SBI証券:投資信託(積立・スポット購入)、国内株式(現物・S株)
 ※Vポイント、Pontaポイントのみ購入時に利用可能

楽天証券:投資信託(積立・スポット購入)、国内株式(現物)、米国株式(現物・円貨)、バイナリーオプション
SBI証券と楽天証券は、どちらも貯めたポイントで投資商品の購入ができます。

ポイントで投資できる商品の幅は、楽天証券のほうが豊富です。

米国株やバイナリーオプションに現金で投資するのは抵抗があるという人も、ポイントを使って手軽に挑戦できます。

アプリ・ツール

項目

SBI証券

楽天証券

トレーディングツール(PC)

HYPER SBI 2

商品先物専用トレーディングツール
(Windows版のみ)

マーケットスピード II

マーケットスピード

マーケットスピード for Mac

マーケットスピード II RSS

マーケットスピードFX

楽天MT4

スマホアプリ
※一部iPad対応あり

SBI証券 株 アプリ

かんたん積立 アプリ

SBI証券 米国株 アプリ

SBI証券 FXアプリ

SBI証券 先物・オプションアプリ

取引所CFD アプリ -くりっく株365

店頭CFD アプリ - SBI CFD

SBI証券 スマートアプリ※FIDO (スマホ認証)用アプリ

iGrow

iSPEED

iSPEED FX

iSPEED 先物OP

特徴

商品ごとにアプリあり

株式は1つのアプリで完結

SBI証券と楽天証券は、取引をスムーズに進めるのに役立つ、さまざまなアプリ・ツールを提供しています。

楽天証券では、国内株式と米国株式の両方を1つのアプリで完結できるという点がメリットです。

投資したい商品に応じて、そもそも使えるツールがあるのか、ツールとの相性はいいのかを比較し、選択するようにしましょう。

ロボアドバイザー

項目

SBI証券(FOLIO)

楽天証券

名称

ROBOPRO

楽ラップ

運用手数料

手数料:年率1.1%※(税込)

※運用額が3,000万円を超える部分には年率0.55%(税込)の割引料率が適用

「固定報酬型」は最大年率0.715%

「成功報酬型」は最大年率0.605%+運用益の5.5%

SBI証券と楽天証券は、資産運用に関するロボアドバイザーサービスを利用することができます。

ただし、SBI証券のロボアドバイザーサービスは、SBIグループの一員であるFOLIOから提供されているため、利用するにはFOLIOの証券総合口座を開設しなければなりません

SBI証券(FOLIO)のロボアドバイザーは「ROBOPRO」、楽天証券のロボアドバイザーは「楽ラップ」という名称です。

それぞれ、利用するためには運用手数料が必要です。

固定報酬型の場合、ロボアドバイザーの手数料は楽天証券のほうが低額に設定されています。

別会社での口座開設が不要な点を考えても、ロボアドバイザーの利用については楽天証券のメリットが大きいといえるでしょう。

ただし、利用を検討する際は、運用実績なども考慮する必要があります。

銀行との連携

対象証券会社 提携銀行 サービス名 優遇・特徴 自動入出金
SBI証券 SBI新生銀行 SBI新生コネクト
  • 連携するだけで優遇金利が適用
    (ステップアッププログラムの「ダイヤモンドステージ」へアップ)
  • 手数料無料
  • SBI証券総合口座とSBI新生銀行口座間でリアルタイム入出金が可能
あり
住信SBIネット銀行 SBIハイブリッド預金
  • 銀行口座の残高が自動でSBI証券での買付余力に!
  • 米ドルの低コストな外貨預金を米国株取引で利用可能
  • 住信SBIネット銀行アプリでSBI証券口座の残高・損益確認が可能
あり
楽天証券 楽天銀行 マネーブリッジ
  • 普通預金に優遇金利が適用
  • 証券口座への入出金がスムーズ(らくらく入金・スイープ)
  • 楽天証券取引で楽天銀行「ハッピープログラム」ポイント付与
あり
SBI証券と楽天証券は、どちらも提携銀行との連携サービスを提供しています。

SBI証券では「SBI新生銀行」「住信SBIネット銀行」と連携でき、優遇金利や自動入出金機能を利用することが可能です。

特に、住信SBIネット銀行のハイブリッド預金は、銀行残高を自動で証券の買付資金として使えるのが特徴です。

楽天証券は「楽天銀行」との提携ができます。

マネーブリッジによって、普通預金の優遇金利が適用されるほか、楽天ポイントの還元やスイープ機能による自動入出金が利用できます。

どちらも利便性は高いですが、楽天サービスを日常的に利用している方には楽天証券、提携銀行の幅を求める方にはSBI証券の利用が向いているといえるでしょう。

キャンペーン

項目

SBI証券

楽天証券

特徴

・投資デビューや特定商品の取引を後押し

・投資信託、債券、株式デビューなど対象が明確

・現金プレゼントや取引条件の優遇が中心

・ポイント還元や楽天市場との連携が強い

・口座開設、入金、入庫、SPUなど条件が幅広い

・楽天経済圏ユーザーにとってメリット大

キャンペーンの種類

投資信託デビュー、債券購入応援、株式デビュー、AI投資・ロボアドバイザー関連、口座開設応援
など

口座開設、国内株式入庫、NISA、投資信託積立、米国株、IPO/PO、ポイント還元
など

※2025年9月時点。最新の内容は公式サイトをご確認ください。
楽天証券のキャンペーンは種類が非常に幅広く、多様な商品でポイント還元や特典を受けられるのが特徴です。

ポイント還元や楽天市場との連携が強く、口座開設や入金・入庫、SPUなど多様な条件で特典を活用できるため、楽天経済圏を利用する人には大きなメリットがあります。

一方、SBI証券は投資信託デビューや債券購入、株式デビュー応援など、投資を始める人や特定商品の取引を促すキャンペーンが多いのが特徴です。

現金プレゼントや手数料優遇など、条件をクリアして直接的なメリットを得られる仕組みが目立ちます。

楽天サービスを日常的に活用している人やポイント重視の人には楽天証券、投資をこれから始めたい人や特定商品の取引で実利を得たい人にはSBI証券がおすすめです。

セキュリティ

内容

SBI証券

楽天証券

主なセキュリティ対策

・デバイス認証

・FIDO
 (スマホ認証)

・電話番号認証

・出金時の二要素認証必須

・リスクベース認証

・二重パスワード

・EV SSL証明書/TLS暗号化通信

など

・ログイン追加認証
(2025年6月以降必須)

・ログイン通知メール

・ログイン履歴表示

・リスクベース認証

・出金時のSMS認証

・出金先登録口座の限定

・なりすましメール対策

など

特徴

多要素認証や出金時の厳格な本人確認を備え、不正アクセス防止から通信・管理体制まで幅広くカバー

出金や不正送金対策に重点を置き、フィッシング・なりすまし防止策も強化

SBI証券は、デバイス認証やFIDO認証、電話番号認証などの多要素認証に加え、出金時の二要素認証必須化やリスクベース認証を導入。

さらに、EV SSL証明書やTLS暗号化通信で通信面も防御しており、総合的に幅広いセキュリティ対策を実施しています。

一方、楽天証券は、ログイン追加認証やリスクベース認証に加え、SMSによる出金認証や出金先口座の限定を徹底。

ログイン通知や履歴表示、なりすましメール防止策も導入し、不正送金リスクやフィッシング詐欺への備えに特化しています。

セキュリティを幅広く強化したいならSBI証券、不正出金やフィッシング対策を重視するなら楽天証券がおすすめです。

SBI証券に向いている人の特徴

SBI証券に向いている人の特徴

SBI証券と楽天証券を比べた際にSBI証券に向いている人は、下記の通りです。
■SBIでの投資が向いている人

・多くの銘柄の中から投資先を選びたい人
・IPO投資をしたい人
・国内株式の取引手数料を抑えたい人
・投資でポイントを貯めたい人
SBI証券は、取扱商品の種類も銘柄数も豊富な証券会社です。

それだけ選択肢が多いため、幅広い商品の中から自分に合った投資先を選べるでしょう。

IPO投資をしたい場合も、IPOの取扱実績はSBI証券が楽天証券より多く、有利に申し込めるため、SBI証券がおすすめです。

ただし、IPOの申込みは、複数の証券会社で並行して行えるため、SBI証券と楽天証券の両方で申し込んで、当選確率を上げるという方法もあります。

投資でポイントを貯めたい場合も、SBI証券で口座を開設すれば、さまざまな種類の中から貯めたいポイントを選ぶことができます。

楽天ポイント以外のポイントを重視する人には、SBI証券が適しています

楽天証券に向いている人の特徴

楽天証券に向いている人の特徴

楽天証券の利用に向いている人は、下記の通りです。
■楽天証券での投資が向いている人

・普段から楽天ポイントを活用している人
・株式取引を1つのアプリで完結させたい人
投資で楽天ポイントを貯められる証券会社は楽天証券だけです。

さまざまな楽天のサービスを利用していて、投資でも楽天ポイントを貯めたいのであれば、楽天証券を活用しましょう。

また、国内株式と米国株式を1つのアプリで取引できるのは楽天証券の強みです。

SBI証券では国内株式と米国株式でアプリが分かれていますが、楽天証券の「iSPEED for iPhone/Android」は、どちらの株式取引にも対応しています。

株取引、株価や株関連の最新ニュースのチェックなどをすべて1つのアプリで行えるため、手間がかかりません。

SBI証券と楽天証券の併用という選択肢もある

SBI証券と楽天証券の併用という選択肢もある

SBI証券と楽天証券は、どちらにも異なるメリットがあります。

証券口座の開設は無料でできるため、両方を併用するというのもひとつの方法です。

例えば、クレカ積立でポイントを多く貯めたい場合は、SBI証券でも楽天証券でもポイント還元の上限があるため、上限を超える投資では併用が効果的でしょう。

IPO投資の当選確率を上げたい場合にも、それぞれで口座を開設して抽選に申し込む方法が有効です。

た、どちらかしか取り扱っていない銘柄に投資したいときも、両方で口座を開設していれば問題なく選べます。

一方をメイン口座にし、もう一方をサブとして利用するのも良い方法です。

NISA口座を除き、証券口座の商品は別の証券会社に移管することも可能となっています。

どちらにするか迷うなら、まず両方の証券会社を試して、将来使い勝手の良かったほうに一本化するのがよいでしょう。

SBI証券と楽天証券の比較時によくある質問

SBI証券と楽天証券の比較時によくある質問

SBI証券と楽天証券を比較する際に、よくある質問をまとめました。

SBI証券と楽天証券の比較時によくある質問

SBI証券と楽天証券の手数料はどっちが安い?

両社ともに国内株式の現物取引手数料は1約定ごとのプラン・1日定額プランを用意しており、いずれも業界最安水準です。

特に、手数料ゼロのコースではSBI証券も楽天証券も取引手数料が0円となり、差がありません

それ以外のコースでは違いがあり、1日の約定代金が一定額を超える場合で、楽天証券では200万円超で2,200円、SBI証券では200万円超で1,238円となっています。

したがって、大口取引ではSBI証券のほうが安くなるケースが多いといえるでしょう。

SBI証券と楽天証券でクレカ積立のポイント還元率に違いはある?

クレカ積立のポイント還元率はSBI証券のほうが高めです。

SBI証券は三井住友カード プラチナプリファード、またはOliveフレキシブルペイ プラチナプリファードを利用することで最大3.0%、楽天証券は楽天ブラックカードで最大2.0%の還元率となります。

どちらも利用するカードの種類によって付与率が変わり、年会費無料のカード同士では0.5%で同水準です。

高還元を狙うならSBI証券が有利ですが、年会費や日常の利用状況によっては楽天証券のほうが有利になるケースもあります。

ポイント投資は楽天証券とSBI証券のどちらが使いやすい?

ポイント投資の使いやすさでは楽天証券のほうが優れています

投資信託や国内株式に加えて、米国株式やバイナリーオプションにもポイントを利用できるため、投資対象の幅が広いからです。

また、楽天証券は「楽天ポイント1種類に統一されているためシンプルでわかりやすい」のが特徴で、初心者にも使いやすいといえるでしょう。

SBI証券でも投資信託や国内株式(現物・S株)をポイントで購入できます。

SBI証券は「VポイントまたはPontaポイントを選べる」点がメリットで、普段からどちらかのポイントを貯めている人におすすめです。

SBI証券と楽天証券の特徴を把握して、証券会社を選ぼう

SBI証券と楽天証券は、どちらも口座開設数が1,000万を超える、人気の高い証券会社です。

どちらにもメリットがあるため、証券会社に求めるサービスや希望銘柄などに応じて選択しましょう。

オリコンでは、日本最大級の規模で調査を行い、毎年「ネット証券会社 オリコン顧客満足度ランキング」を発表しています。

取引手数料や取引のしやすさのほか、分析ツールの使いやすさなど、さまざまな視点でネット証券会社を比較検討できますので、ぜひ参考にしてください。
※本記事は、2025年9月時点の企業公式サイトの掲載情報などにもとづいて執筆しています。

サービスを検討する際は、必ず公式Webサイトで最新情報をご確認ください。
金子 賢司

監修者金子 賢司

東証一部上場企業(現在は東証スタンダード)で10年間サラリーマンを務める中、業務中の交通事故をきっかけに企業の福利厚生に興味を持ち、社会保障の勉強を始める。
以降ファイナンシャルプランナーとして活動し、個人・法人のお金に関する相談、北海道のテレビ番組のコメンテーター、年間約100件のセミナー講師なども務める。
趣味はフィットネス。健康とお金、豊かなライフスタイルを実践・発信しています。

・CFP®資格(資格番号:90260739)
・日本FP(ファイナンシャルプランナー協会)幹事

ホームページ:https://fp-kane.com/

PR
オリコン日本顧客満足度ランキングの調査方法について
PR

\ 14,914人が選んだ /
ネット証券ランキングを見る