今さら聞けない「社債」とは? 4つの視点でおさらい

”株式との違い”や”種類”など、4つの視点から「社債」の概要をおさらい! [拡大する]

”株式との違い”や”種類”など、4つの視点から「社債」の概要をおさらい!

 先日、中国の太陽光パネル大手「上海超日太陽能科技」が、中国企業の社債利払いとしては初の債務不履行(デフォルト)に陥ったと報道され話題をさらった。このニュースは、社債購入時に発行会社の経営状態や格付けをよく調べることの重要性を再認識できた事例ともいえるだろう。そこで今回は、改めて「社債」と「株式」の違いから、社債の種類、おさえておきたいメリット&リスクの4つの視点から、社債の概要をおさらいしていこう。

■ちゃんと知ってる? 社債と株式の違い

 「社債」とは一般企業が発行する債券のこと。投資家から募った資金は、設備投資などの事業資金に充てられる。保有期間中は投資家に利息を払い、償還期限を迎えると現金で払い戻す。つまり株式は「返済義務のない出資証券で自己資金扱い」になるのに対し、社債は「返済義務のある借用証券で負債扱い」になる。

■社債にはどんな種類がある?

 社債は種類が幅広く、一般的な「普通社債」から、社債を発行している企業の株式に転換できる権利が付いているもの、新株購入の権利が付いているものなど、ほかの債券にはない仕組みが組み込まれている。

(1) 普通社債(ストレートボンド):固定金利付きの社債。個人投資家向けに発行される「個人向け社債」もこのタイプだ。
(2) 転換社債型新株予約権付社債(コンバーチブルボンド):所有する社債を株式に転換する権利が付いている。
(3) 新株予約権付社債(ワラント債):発行会社の新株を購入する権利が付いている社債。
(4) 担保付社債:社債の債務に対して担保が設定されている社債。
(5) 無担保社債:担保が設定されていない社債で、債務不履行時の保証がなく、現在発行されているものの多くがこのタイプである。

■社債のメリットは?

 社債の魅力は、利率が定期預金や国債よりも高めであること。購入金額は「個人向け社債」であれば最低購入単位は10〜100万円程度、「投資信託」であれば1万円程度から購入できる。

 様々な社債へ同時投資することでリスク分散になり、満期になれば全額償還され、株式よりも安全性が高いとされている。

■デメリットも必読! 社債のリスクとは?

 前述のとおり、社債には社債発行企業の倒産・破たん・経営不振に陥る、債務不履行のリスクがある。日本でも、過去には「武富士」や「JAL(日本航空)」といった有名企業の債務不履行が大きなニュースとなったこともあり、大手企業といっても社債の投資元本や利子を払ってもらえなくなるリスクは、決してゼロというわけではない。また、購入・売却できる銘柄が少なく、売買したいときに購入・売却できない可能性もあるので注意が必要だ。

>>取扱商品量で各社を比較!
『顧客満足度の高いネット証券ランキング』

■禁無断複写転載
オリコン日本顧客満足度ランキングの著作権その他の権利は、株式会社oricon MEに帰属していますので、無断で番組でのご使用、Webサイト(PC、モバイル、ブログ等)や雑誌等で掲載するといった行為は固く禁じております。