ネット証券 総合ランキング
総合的な満足度が高いネット証券のランキング・口コミ情報です。
69.2点
楽天証券の口コミ・評判
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個人的には売買手数料が無料であること、楽天ポイントを購入に使えることを、とてもメリットに感じています。ポイ活の励みになっています。また、簡単にNISAを始められたことも良かった。(60代以上/女性)
その他の口コミ・評判

前身のDLJディレクト証券時代から使っているがマーケットスピードが秀逸。これがあるので楽天証券を使っているに等しい。(60代以上/男性)

現物株の取引手数料が事実上無料なこと。1株単位で注文が出せて、寄り付き成行なら手数料もかからないこと。(40代/男性)

クレジット積み立てをNISA投資信託において利用でき、それによってポイントサービスの向上があったから。(50代/男性)

株の売買がやりすい。株式投資が簡単で便利であり、そして取引手数料が無料になったのが嬉しかった。(60代以上/男性)
68.8点
SBI証券の口コミ・評判
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もう一社利用しての比較ですが、取り扱い商品が豊富。ミニ株や海外株式などにも対応している点。サイトでのポートフォリオの見やすさ。特に損益、騰落が一元で見られる点。(50代/男性)
その他の口コミ・評判

他社からSBIに移管した。そこよりも銘柄も豊富で魅力的なものも多いし、手数料もやすいし、SBI証券にしてよかったと思っている。(50代/女性)

取引をしたことがない会社が大多数であり比較は出来ませんが、取り扱いに難しさを感じたことはありませんので、良かったと思っています。(60代以上/男性)

利用の仕方がわかりやすい。長期投資の予定だったが、日々の実績更新時間が決まっているため、決まった時間に確認できる。(30代/男性)

金融商品のラインナップが豊富であり、住信SBIネット銀行からのハイブリッド預金での取引がやりやすい。(40代/男性)
67.7点
松井証券の口コミ・評判
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それ以前は店舗型証券を使っていましたが、松井証券のネット取引を利用するようになり、売買手数料をかなり節約することができていると振り返ってみて思います。(50代/男性)
その他の口コミ・評判

普段取引をする分には特段の不便を感じないこと。手数料が無料の範囲が広いこと。投資信託についてポイントが付与されること。(40代/男性)

昔から利用しているので操作方法も変わらず、同じように使えるので助かる(余計なリニューアルをしないのがむしろ良い)。(50代/女性)

初心者でも操作や画面の見方がわかりやすい。松井証券側からの発信量が豊富で勉強になる。ネット銀行との連携も満足。(40代/男性)

取引ができる商品の種類は他の証券会社に比べて少ないかもしれないが、安全なものに限られているところがよいと思う。(40代/男性)
67.1点
マネックス証券の口コミ・評判
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疑問点が出たらメールで問い合わせでき、その回答もかなり迅速に返信してくれる。私は難聴で電話が利用出来ないので助かる。急ぐ時は有人チャットが有用である。(60代以上/男性)
その他の口コミ・評判

口座開設がWeb上で完結し、期間が早い。dポイントとの連携などポイントプログラムが良く、入会特典(dポイント進呈)も魅力があった。(40代/男性)

ネットバンクの選定を先にしたので、入出金のしやすさからマネックス証券を選んだので、入出金共に手数料がかからないのはありがたい。(40代/女性)

投資は初めてでNISAに興味がありました。現金がなくてもポイントで運用できるのがとてもよいと思います。(40代/女性)

どれくらいの割合で増えてるのかわかりやすい。メールで問い合わせした時に、想像より早く返信があった。(30代/女性)
66.3点
GMOクリック証券の口コミ・評判
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ネット画面が見やすく、初めてのネットでの株式取引であったが、特に不安に感じることはなかった。(50代/女性)
その他の口コミ・評判

初心者だった頃から使っているが、あまり迷うことなくスムーズに使えている。(30代/男性)

信用金利が安い。米国株を担保に、日本株を信用で建てられる等、相互担保。(50代/男性)

各種の手数料が安いことや、ネット上での自動ログインが簡単速攻であること。(30代/男性)

注文が出しやすい。システムがシンプルでとても使いやすい。(50代/男性)
65.9点
三菱UFJeスマート証券(旧:auカブコム証券)の口コミ・評判
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三菱UFJ銀行との相性の良さ。および三菱UFJ信託銀行系列の運用会社が設定した良質な投信商品の品揃えが充実している点。また、手数料体系も明瞭かつ良心的である点。(40代/男性)
その他の口コミ・評判

手軽にスマホで口座開設ができ、取り引きもスマホで手軽にできること。自分の買った銘柄が一覧で確認でき、今の損益が一目で確認できるところは嬉しい。(50代/男性)

auの携帯を使っているので、au系のカード・電気・マーケット等いろいろPontaポイントが貯まるので、ポイントを使って取引できるのがありがたい。(60代以上/男性)

ここしか利用していないので他と比べることができないが、初めての自分でも何の問題もなく利用できているので、わかりやすいと思う。(40代/女性)

三菱UFJモルガン・スタンレー証券から発信されている各種情報・ウェビナーを三菱UFJ eスマート証券でも見られる。(30代/男性)
65.3点
SMBC日興証券の口コミ・評判
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ポイントで投資できる。少額から取引できる。一定金額まで手数料がかからない。予想分配金が見れる。利益が見やすい。持っている株の一覧が見やすい。買うのが簡単。(30代/女性)
その他の口コミ・評判

口座開設時、通常ネットからやってくださいと言われたが、対面で嫌な顔せずに一つひとつ説明しながら対応してくれたので、戸惑うことなく開設できた。(40代/女性)

大手の安心感がある。さまざまな情報提供をしており、記事を読むだけでもかなり役立つ。キンカブも使いやすいので、ポイント利用でよく使っている。(40代/男性)

口座開設時に問合せをして対応してくれた方が、親切だったこと。親子イベントに参加して、お金のことを楽しく学べたこと。(40代/女性)

長く口座を持っていますが、ネットが使えるようになりポイント投資もできるようになり、便利です。(60代以上/女性)
65.2点
岡三オンラインの口コミ・評判
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1日の取引額100万円までは、売買手数料がかからない点。(60代以上/男性)
その他の口コミ・評判

問題が起きたと感じた時点ですぐに取引を停止できる。(60代以上/男性)

一日100万円までの取引なら、手数料がかからない。(60代以上/女性)

使いやすく、ビギナーにはとてもいいと思う。(30代/男性)

自宅に居ながらにして株式の売買ができること。(60代以上/男性)
65.2点
三菱UFJモルガン・スタンレー証券の口コミ・評判
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自分専用の営業担当の方についていただき、投資に対するサポートを柔軟にしていただけているから。(50代/男性)
その他の口コミ・評判

必要に迫られ口座開設をしたが、結果的にメインバンクと同じグループなので、便利である点。(50代/女性)

自分のペースで取引したいように担当者に申し上げたら、そのようにしてくれました。(60代以上/女性)

担当者から時々連絡があり、的確なアドバイスをしてくれる。(60代以上/男性)

スマホから簡単にアクセスできて、セキュリティも安心感がある。(60代以上/男性)
64.7点
SBIネオトレード証券の口コミ・評判
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取引はパソコンでも携帯でも使いやすく、質問がある時に電話での対応はわかりやすく、丁寧です。(60代以上/男性)
その他の口コミ・評判

いつもスマホから利用しているが、とても使いやすい。入出金もしやすく、手数料も安くて気に入っている。(60代以上/女性)

取引は難しい分析等考慮せず単純操作に徹しているので、それに対応できるツールであること。(60代以上/男性)

手数料0の証券会社も出現しているので魅力は低下しているが、手数料が安いところ。(60代以上/男性)

保有株の一覧がシンプルで見やすい。(50代/女性)
64.7点
大和証券の口コミ・評判
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担当者が常に顧客目線で商品を提案してくれること。いつも自分向きの商品を探してくれていること。(50代/女性)
その他の口コミ・評判

株式取引以外のアドバイス(相続、税金対策、商品説明等)や提案を行って頂き、ありがたい。(60代以上/男性)

以前は電話取引を利用していたが、ネット取引が始まった際にスムーズに移行できた。(60代以上/女性)

保有資産の概要について、チャート表示などで分かりやすく値動きが出てくること。(60代以上/男性)

オンライントレードなので、人と話さなくてよいので、とっても楽です。(60代以上/女性)
64.6点
野村證券の口コミ・評判
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証券口座への(からの)入出金には手数料がかからないこと。情報が豊富で野村独自のものもあり、利用して良かったと感じている。(60代以上/男性)
その他の口コミ・評判

セミナーとか新しい公開株や債券について情報が入る。市場の動向などのコメントが配信されるので、勉強になる。(50代/男性)

乗っ取りを防止するために多重認証を早くから導入したし、多重ログインに関してシャットアウトをしている。(60代以上/男性)

必要時にたまに電話をすることがあるが、概ね対応が良い。個人差が小さい。教育されているのかと推測する。(50代/女性)

やはりビッグネームゆえの安心感があるのと、バラエティに富んだ投資メニューがあるから。(60代以上/男性)
63.7点
岩井コスモ証券の口コミ・評判
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最近認証方法が数種類導入されて、セキュリティ対策に力を入れていると感じた点。(50代/女性)
その他の口コミ・評判

売買を紙で送ってくれる。パソコンやスマホの苦手な私にはありがたい。(50代/女性)

わからないことはメールすると、適切に教えてもらえました。(60代以上/女性)

ヘルプデスクにつながりやすく、回答も分かりやすく、正確。(60代以上/男性)

取引開始当時、手数料が最も安く安心して取引できたから。(60代以上/男性)
63.5点
みずほ証券の口コミ・評判
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最初は銀行窓口でみずほ証券を紹介されて勧められた商品を購入したが、担当の方の言われた通りに利益があったから。(50代/女性)
その他の口コミ・評判

投資に関して初心者のため、まだよく理解していない点が多く細かいことはよく分からないが、利益が出ている点。(60代以上/男性)

ログイン時の2段階認証は、やや面倒ではあるが、安全性の観点からは良いことであるし、必要だと思う。(60代以上/男性)

身近に感じる証券会社だと思っています。素人にも比較的わかりやすい解説等が用意されています。(60代以上/女性)

ネットで主に取引しているが、わからないことは電話ですぐ問い合わせ出来る。(60代以上/女性)
高評企業
規定人数の半数以上の回答があり、総合得点が60.0点以上の企業です。
東海東京証券の口コミ・評判
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ネット取引が使いやすく、不明な点は電話ですぐに問い合わせられるほか、電話での取引もできるので慣れない取引には安心。(50代/女性)
その他の口コミ・評判

対面からネットに去年から変更して、手数料も安くなって自分なりの分析でスムーズに株を買ったり売ったりできて良かったです。(60代以上/女性)

クレジットカードと連動して使いやすい。(60代以上/男性)

連絡したらすぐに折り返し電話をくれる。(60代以上/女性)

担当を決めてあり、話が進めやすい。(60代以上/女性)
アイザワ証券の口コミ・評判
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株購入時の最初だけ不安なため、対面で購入できたので安心できた。(40代/女性)
その他の口コミ・評判

サポートが丁寧で、わからないことにもすぐに対応してもらえる。(40代/男性)

営業マンの訪問があり、いろいろな情報を提供してくれる。(60代以上/男性)

アプリの取引操作がわかりやすい。(50代/女性)

昔からネット証券として確立した業者であり安心感がある。セミナー等の学びの機会も多く勉強にもなる。(60代以上/女性)
その他回答があった企業
アンケートを集計した結果、ランキングに有効な回答者数が規定値に満たなかった企業のうち、総合得点が60.0点以上、他人に薦めたくないと回答した人の割合が基準値以下の企業です。
DMM.com証券の口コミ・評判
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ネットでいつでも売買できる。(60代以上/男性)
立花証券の口コミ・評判
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初心者でもやりやすいから。(20代/女性)
内藤証券の口コミ・評判
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手数料が比較的安いと思い、口座を開設しました。(50代/女性)
日産証券の口コミ・評判
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親切に対応していただけ、質問に対しても適切に回答していただける。(60代以上/男性)
八十二証券の口コミ・評判
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ネットの株価と、八十二銀行サイトの連動が早い。(60代以上/男性)
丸三証券の口コミ・評判
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自分の希望する投資先以外にも、成長性のあるものを紹介してもらえた。(60代以上/男性)
moomoo証券の口コミ・評判
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アプリ自体使いやすいし、情報が豊富。(50代/男性)
オリコン顧客満足度調査では、実際にサービスを利用した14,914人にアンケート調査を実施。
満足度に関する回答を基に、調査した31企業(サービス)を対象にした「ネット証券」ランキングを発表しています。
総合満足度だけでなく、投資スタイル、運用商品、利用形態など様々な切り口から「ネット証券」を評価。さらに回答者の口コミや評判といった、実際のユーザーの声も掲載しています。
取引手数料だけでなく、“ユーザー満足度”からもサービスを比較し、「ネット証券」選びにお役立てください。
おすすめのネット証券ランキングまとめ
- 1位 楽天証券 69.2点
- 2位 SBI証券 68.8点
- 3位 松井証券 67.7点
- 4位 マネックス証券 67.1点
- 5位 GMOクリック証券 66.3点
- 6位 三菱UFJeスマート証券(旧:auカブコム証券) 65.9点
- 7位 SMBC日興証券 65.3点
- 8位 岡三オンライン 65.2点
- 8位 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 65.2点
- 10位 SBIネオトレード証券 64.7点
- 10位 大和証券 64.7点
- 12位 野村證券 64.6点
- 13位 岩井コスモ証券 63.7点
- 14位 みずほ証券 63.5点
ネット証券(専門家評価) 総合ランキング
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楽天証券
82.8点
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SBI証券
81.7点
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マネックス証券
77.0点
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三菱UFJeスマート証券
74.8点
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松井証券
73.4点
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SMBC日興証券
73.4点
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野村證券
73.2点
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大和証券
71.2点
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PayPay証券
67.5点
※ランクインしている保険商品は、2025年12月時点のものです。商品名の変更や販売休止の可能性もありますので、詳しくは各社のホームページをご確認ください。
※調査対象商品に対し、全ての専門家が回答しているとは限りません。
オリコン顧客満足度調査では、専門家40人にアンケート調査を実施。
9企業(サービス)を対象にした「ネット証券(専門家評価)」ランキングを発表しています。
サービス検討の際、専門家からの評価をお役立てください。
おすすめのネット証券(専門家評価)ランキングまとめ
- 1位 楽天証券 82.8点
- 2位 SBI証券 81.7点
- 3位 マネックス証券 77.0点
- 4位 三菱UFJeスマート証券 74.8点
- 5位 松井証券 73.4点
- 5位 SMBC日興証券 73.4点
- 7位 野村證券 73.2点
- 8位 大和証券 71.2点
- 9位 PayPay証券 67.5点
専門家(敬称略・順不同)
- 一般社団法人 社会保険税務研究会 柳川郁弥
- 2級ファイナンシャル・プランニング技能士 田尻宏子
- ファイナンシャルプランナー 椿慧理
- 群馬FP事務所 松田聡子
- ファイナンシャルプランナー/金融ライター 河野義広
- 国際テクニカルアナリスト連盟認定テクニカルアナリスト(CFTe) 安藤光輝
- 証券外務員資 遠藤勝典
- 有限会社アローフィールド 代表 矢野翔一
- 株式会社サイコノミスト 代表取締役 山田悠記
- ファイナンシャルプランナー 植木美保子
- 金融ジャーナリスト 川口一晃
- ファイナンシャルプランナー 伊藤亮太
- ファイナンシャルプランナー/金融ライター 佐藤優
- ADo Next International マーケットアナリスト 安藤修
- CFP/1級ファイナンシャル・プランニング技能士 山田浩
- ファイナンシャルプランナー 渡部宏梓
- ファイナンシャルプランナー 吉田明
- ファイナンシャルプランナー(IFA) 石坂貴史
- 証券外務員1種/日本証券アナリスト協会検定会員補/CFP 水野崇
- 日本証券アナリスト協会認定アナリスト 徳田倫朗
- ファイナンシャルプランナー 森泰隆
- 2級ファイナンシャル・プランニング技能士 永田博隆
- 証券外務員1種/2種 山下耕太郎
- 証券外務員1種 関山美玖
- 証券外務員1種・2級ファイナンシャル・プランニング技能士 水谷一輝
- 2級ファイナンシャル・プランニング技能士 稲本晃和
- ファイナンシャルプランナー 林未雪
- 日本証券アナリスト協会認定アナリスト 有路一哉
- 証券外務員1種 高山純史
- 証券外務員1種 河本智寛
- ファイナンシャルプランナー 黒田和博
- 証券外務員2種/CFP/1級ファイナンシャル・プランニング技能士 辻本剛士
- 2級ファイナンシャル・プランニング技能士 島川恭世
- FP法人 PrivateFp合同会社 代表社員 佐久眞盛春
- ファイナンシャルプランナー(AFP) 石戸涼雅
- ライフスタイルプラス 代表 福田智司
- ファイナンシャルプランナー 金子賢司
- ファイナンシャルプランナー 白倉友里恵
- ファイナンシャルプランナー(AFP)/証券外務員1種 円城美由紀
- ファイナンシャルプランナー 松本香奈美
知っておきたい!ネット証券
ネット証券の始め方 口座開設の前後でかかる費用って?
ネット証券を利用して株などの取引を行うための第一歩は、まず「口座」を開設すること。気になるのはその費用だが、ネット証券では資料請求はもちろん、口座開設料も基本的に無料。その後の口座維持費(管理料)もかからない会社が大半なので、「試しに作ってみたい」という人も安心だ。
口座を開設したら、入金することでいよいよ株取引ができるようになる。そして取引を行う上では、「取引手数料」が必要だ。口座の開設が無料でも、取引ごとにお金がかかるのなら、結局多くの費用が必要になってしまうのでは……と思う人もいるかもしれないが、ネット証券はこちらも格安。口座開設後も、比較的気軽に取引をスタートすることができるのだ。
10万円までと言わず、もっと少ない金額で株取引を試してみたい!という人は、1株単位で取引ができるSBI証券の「S株」、マネックス証券の「ワン株」、auカブコム証券の「プチ株®」などのサービスがオススメ。購入する株式の価格によっては、なんとワンコイン、500円以内での取引も可能だ。初心者はこちらから始めてみるのもいいかもしれない。
知っておきたい口座の「種類」
さて、口座開設の前に知っておきたいのは、口座には「種類」があること。ネット証券で口座を作るときには、以下の3つから選択することになる。
- 一般口座
- 特定口座(源泉徴収あり)
- 特定口座(源泉徴収なし)
とはいえ、とくに難しく考える必要はない。簡単に説明すると、「一般口座」は1年間の取引で得た利益(譲渡益、という)を自分で計算する必要がある口座。一方の「特定口座」は、利益の計算を証券会社が行ってくれる(年間の取引報告書を作って送ってくれる)口座だ。
一般的な「選び方」のポイントをまとめてみると、次のようになる。
- 特別な事情がない限り、「一般口座」より「特定口座」を選ぶのが便利。
- 年間の利益が20万円を超えそうなら、「特定口座(源泉徴収あり)」を選ぶ。
- 年間の利益が20万円未満に収まりそうなら、「特定口座(源泉徴収なし)」選ぶ。
日本では「給与収入が2000万円以下で、給与や年金以外の所得の合計が20万円を超える場合には、『確定申告』をしなければならない」という決まりがある。簡単に言い換えると、「20万円を超える副収入がある人は税務署に申告し、それに応じた税金を納めなければいけませんよ」ということ。その場合に、自分で年間の利益を計算しなければいけない「一般口座」を利用していると、面倒が増えてしまう可能性があるのだ。
一方、「特定口座(源泉徴収あり)」であれば、株取引で得た利益が会社の給料のように、税金を引かれたかたちで支払われるため、そもそも確定申告の必要がない。けれど、裏を返すと「年間の利益が20万円未満で、確定申告をしなくて済むのに税金が引かれる」ということになりかねないので、利益が小額にとどまりそうな人は気をつけたいところ。年間の利益が20万円未満に収まりそうなら、証券会社が取引報告書を作ってくれて、かつ税金も引かれない「特定口座(源泉徴収なし)」を選びたい、ということになる。
いよいよ口座開設!
口座選びのポイントもわかったところで、SBI証券を例に口座開設の基本的な手順を確認していこう(証券会社を選ぶポイントはこちら)。(※2023年9月時点)
<STEP1>まずはネット証券のホームページにアクセスし、「口座開設」のページを開く
各ネット証券会社とも、トップページに口座開設への誘導ボタンがあるので、クリックして申し込みフォームに進もう。
<STEP2>口座開設申込
口座開設申込完了までは、基本情報の入力や規約の確認など、いくつかのステップがある。それぞれ見ていこう。
@メールアドレスの登録
まずはメールアドレスを登録しよう。メールアドレスを入力し、「メールを送信」ボタンを押す。
A認証コードの入力
登録したメールアドレス宛に認証コードが送られてくる。メールに記載されている認証コードを入力する。
B基本情報の入力
続いては、基本情報の入力。項目に沿って、名前や住所、電話番号などを登録する。SBI証券では、NISA口座・特定口座の申込みもここで同時に行える。
C利用規約の確認
次は、各種規約の確認。規約をよく読み、同意する場合はチェックボックスにチェックを入れる。
D入力内容の確認
続いては、入力内容の確認。これまで入力した内容を確認し、間違いがある場合は適宜修正する。
E口座開設方法の選択
最後は口座開設方法の選択。SBI証券は、ネットでの口座開設と郵送での口座開設が選択できる。
口座開設方法を選択して、「申し込む」ボタンを押せば、口座開設申込が完了!
<STEP3>本人確認書類の提出
続いては、本人確認書類の提出。SBI証券の場合「ネットで口座開設」、「郵送で口座開設」のどちらかを選択したかによって、提出可能な本人確認書類の種類、提出方法が異なる。それぞれ詳しく見ていこう。
■「ネットで口座開設」を選択した場合
ネットで口座開設を選択した場合は、WEB上で本人確認書類の提出が可能。
まずは、口座開設状況画面にアクセスし、口座開設申込完了後に発行されたユーザーネームとログインパスワードでログインしよう。口座開設状況を確認し、「本人確認書類の提出」から手続きに進む。その後、提出書類および提出方法を選択し、本人確認書類の提出を進めよう。
提出できる書類の組み合わせは、スマートフォンの所有状況等により異なるため、ホームページでの案内を参考に、提出書類・提出方法を選択しよう。
スマートフォンを持っていて、その場で撮影して提出可能な場合
・マイナンバーカード
・通知カード + 運転免許証
SBI証券は、早く取引を開始したい人に向けて、スマートフォンでの書類提出を推奨している。この方法では上記本人確認書類をスマートフォンで撮影して提出すると、郵送物の受取をすることなく、取引開始までの手続きを全てネット上で完結させることが可能だ。取引開始までは最短翌営業日であるため、提出からすぐに取引を始めることが出来る。
スマートフォンを持っていない/過去に撮影した画像を利用して提出したい/上記書類の組み合わせがない場合
・マイナンバーカード + 下記本人確認書類のいずれか1種類
・通知カード※+下記本人確認書類のいずれか2種類
※マイナンバー記載の住民票を提出する場合は、マイナンバー確認書類兼本人書類として利用可能
<本人確認書類>
・運転免許証
・運転経歴証明書
・住民基本台帳カード(写真付き)
・日本国パスポート
・住民票の写し
・各種健康保険証
・印鑑証明書
こちらの方法では、提出した書類の審査が終了次第、自宅に郵送物が送られてくるので、その受取が必要。受取と初期設定が完了すると、取引を始めることが出来る。
■「郵送で口座開設」を選択した場合
郵送で口座開設を選択した場合は、証券会社から口座開設の手続きに必要な書類が登録住所宛に送られてくる。送られてきた書類に必要事項を記入し、返送書類を証券会社に送付しよう。
・マイナンバーカード + 下記本人確認書類のいずれか1種類
・通知カード + 下記本人確認書類のいずれか2種類
<本人確認書類>
・運転免許証
・運転経歴証明書
・住民基本台帳カード(写真付き)
・日本国パスポート
・住民票の写し
・各種健康保険証
・印鑑証明書
・在留カード/特別永住者証明書
<STEP4>口座開設手続き完了の通知の受取り
提出書類の審査等が完了すれば、選択した方法(メールor郵送)で口座開設完了通知が送られてくる。
・「メールで受け取る」を選択した場合
取引パスワード設定ページへのURLが記載されたメールが送られてくる。URLにアクセス後、取引パスワードを設定する。
・「郵送で受け取る」を選択した場合
登録した住所宛に、取引パスワードが記載された郵送物が送られてくる。
<STEP5>初期設定
最後に、取引に必要な初期設定を行う必要がある。口座開設申込完了時に発行されたユーザーネームとログインパスワードでログインし、項目に沿って初期設定を進めよう。内容は、連絡先や振込先金融機関口座の登録など、取引に必須な項目なので、取引を開始する前に必ず設定しよう。
以上が、SBI証券を例にしたネット証券の口座開設の手順。証券会社によって口座開設の手順や流れは異なるため、説明をよく読みながら手続きを進めよう。
ネット証券で簡単に取引! 「投資信託」のメリット・デメリットって?
投資信託の基本的な仕組みについてわかったところで、気になるのはどんなメリット・デメリットがあるのか、また具体的にどんな商品があるのか、ということ。基本解説も踏まえて、まずは投資信託のメリット・デメリットをまとめてみよう。
投資信託のメリット
資産運用の専門家に任せられる
もちろん損失が出てしまう可能性もあるが、投資先をプロが選んでくれるなら初心者も安心。常に市場の動向をチェックして、細かく取引する時間がない人にもうれしい。
投資先を分散して、リスクを減らすことができる
投資信託はプロが資金をひとまとめにして、基本的に複数の金融商品に分散して投資・運用する。そのため、例えばひとつの株が大暴落しても大きな損益が出ないなど、リスクをコントロールしやすいのも魅力のひとつになっている。
小額から魅力的な投資ができる
投資信託は多くの人から集めたお金を投資するため、1万円前後という小口から投資することができる。同時に、高額な資金が必要になり個人では買うことができない株式、そもそも買うための仕組みがない海外株なども間接的に購入することができるようになり、投資の幅が広がるのもメリット。毎月一定額、自動引き落としで同じ投資信託に投資していく「投信積立」の仕組みを使えば、1000円単位からの投資も可能だ。
投資信託のデメリット
一般的な株式投資よりコストがかかる
販売手数料とともに、「信託報酬」というコストがかかるのが投資信託の特徴。自分の代わりに運用・管理をしてもらうために支払う費用のことで、投資信託商品を持っている期間は、常にこのコストが発生する。その他、決算ごとにかかる「監査費用」、運用会社が株式や債権を売買するときにかかる「売買委託手数料」、換金するときにかかることがある「信託財産留保額」にも目を配っておきたい。
投資の醍醐味”が薄れてしまうことも……
いったん投資信託商品を購入すれば、基本的に“プロにお任せ”になり、投資家として情報を集めたり、個別の株式について売買のタイミングを判断したりする必要がない。そのため、投資に楽しさや自分自身の成長を求める人は、やりがいを感じられないかも。また、損失が出たときに、「自分で勉強して、細かく投資すればよかった……」と後悔しそうな人もご注意を。
投資信託には多くのメリットがあるが、少なくとも「投資のプロに任せているから絶対に儲かる!」と考えるのは間違い。各ネット証券のホームページなどで商品の情報をチェックして、期待値の高いもの、自分の志向にあったものを選ぶようにしたい。
投資信託には、どんな商品があるの?
投資信託には「当初募集期間」と呼ばれる投資信託の立ち上がり期間のみ購入できる「単位型」や、基本的に投資信託の運用中ならいつでも購入できる「追加型」、運用期間中にも換金できる「オープンエンド型」、運用期間中は換金できない「クローズエンド型」がある。
例えば、短期的な売買で利益を上げたい人は「オープンエンド型」、投信積立など、資産状況に応じて追加投資を考えている人は「追加型」の商品を検討してみよう。
具体的な運用内容も商品によって異なる。プロが選んだ複数の株式銘柄や債権に分散して投資するものが一般的だが、集めた資金で不動産を購入し、そこで得られた利益(例えば、建物の賃料など)を分配する「REIT(不動産投資信託)」のような商品もあり、ネット証券各社が扱う商品の内容をチェックしていくだけでも面白い。
また人気が高い商品の一つに「インデックス型」という種類に分類される「ETF(株価指数連動型上場投資信託)」がある。これは株価指数などと連動している商品で、例えば「日経平均が上がれば利益が出るし、下がれば損する」という分かりやすい商品。景気が上がっていく局面では狙い目かもしれない。
ほかにも日本の株式市場だけでなく、アメリカや中国など、これから伸びていく新興国の市場と連動した商品や、株式で運用する投資信託でも、国内の安定株を中心にしたものや、これから成長が期待できる海外株を軸にしたものなど、さまざまな性格の商品がある。まずは各証券会社のホームページで、どんなものが扱われているかチェックしてみよう。
専門家に聞く!ネット証券会社選びのポイントとは
株式会社エフピーウーマン代表取締役
ファイナンシャルプランナー(CFP®認定者)
ネット証券において、気になるのは「どんな基準で口座を開くネット証券会社を選べばいいのか?」ということ。自分にピッタリのネット証券を選ぶ上でのポイントを、テレビやラジオでも活躍中のファイナンシャルプランナー・大竹のり子さんが解説する。
ポイント1.取引手数料
お財布に直結する「取引手数料」は、大きなチェックポイントです。取引の頻度と資金のボリュームを考えて、もっともお得な証券会社、そしてプラン/コースを選ぶべきでしょう。
例えば、一日に何度も小額の取引をする“デイトレーダー”なら、1回ごとの取引に手数料がかかるものではなく、1日の取引総額に応じて手数料が決まる証券会社(プラン/コース)が得かもしれません。また、手数料の上限が決まっている会社もあるので、より大きな取引をする予定がある方はチェックしてみてください。
ポイント2.商品のラインナップ
国内株、海外株や投資信託も含めて、幅広い銘柄を扱っている証券会社であれば、取引の選択肢が広がります。それに加えて、SBI証券の「S株」、マネックス証券の「ワン株」、auカブコム証券の「プチ株®」など、1株単位で取引できるサービスがある会社を選ぶのも一案。小額から気軽に取引できるので、初心者の方にも安心です。
投資家と金融商品の間には「相性」というものがあり、安定した企業の株を長く持っておくことで利益を上げるのが得意な人もいれば、急伸する企業を見極めて、大きなチャンスをものにする人もいます。また、株式に限らず、長期的な資産運用を考えている方は、元本が保証され、一定期間持っておくことで利子がついて還ってくる「債権」などの商品が充実した会社を選ぶのもいいでしょう。
自分にとってしっくりくる値動きの仕方をするものを見極めるために、まずは幅広い株式の銘柄、その他の金融商品を扱っている証券会社を選び、少しずついろいろな取引をしてみてはいかがでしょうか。
ポイント3.使いやすさ
こちらは好みの問題にもなりますが、情報画面やトレードに使うツール、アプリなどの使いやすさも、ネット証券選びの大きなポイントです。機能がたくさんついていても、「どんなことに使うのかさっぱりわからないものばかりで使いづらい」と感じる方もいます。長く付き合うためには、画面上のデザインも含め、愛着のわくツールを備えた会社を選びたいところです。
例えば、楽天証券が展開している人気モバイル・トレーディングツール「iSPEED(アイスピード)」などは、口座を持っていなくても無料で利用することができます。まずは各社が提供するツールで、リアルタイムの株価や、株価の動きを表す「チャート」をチェック。直感で構いませんので、自分に合った機能&デザインのものを見つけてみましょう。
各社のサービスを試しつつ、最初はひとつの口座に集中しよう
取引手数料が自分のスタイルに合っているか、自分に合った金融商品を扱っているか、ツールが使いやすいか……というのは、実際に利用してみないと分からない部分もあります。多くのネット証券会社では無料で口座を開設できますし、各社で少しずつ取引を試してみて、比較・検討するのもいいと思います。
ただ、本格的に取引を行う段階では、初心者のうちはきちんと資金の状況を把握しておくために、なるべくひとつの口座で一元管理したいところです。そうして、取引の額や内容をうまくコントロールしましょう。
専門家が語る! 「ネット証券のメリット・デメリット」
もともと株の取引は、基本的に投資家自身が証券会社の窓口に足を運んで行っていたもの。打って変わって、すべてオンラインでできてしまうネット証券での取引には、窓口で行う取引とは違ったメリットとデメリットがある。引き続きネット証券に詳しい大竹のり子さんに聞いてみよう。
ネット証券で株取引をするメリットは?
窓口に足を運ぶ必要がなく、オンラインで完結するネット証券の最大のメリットは、取引を行う上で「移動」という物理的な制約も、また時間的な制約も受けず、時間や場所を問わずに取引できることです。
お近くに証券会社の窓口がない方も、お仕事が忙しくて、ちょっとしたスキマ時間や夜中しか取引ができないという方も安心ですし、スマートフォンやモバイルPCを使えば、外出先でも簡単に取引ができます。自分の都合に合わせて、ストレスなく取引できるのが大きいですね。
また、店舗の窓口での取引と比較して、証券会社からしてもコストがかからないため、一般的に取引手数料が格安であることも、ネット証券を利用する大きなメリットです。小額の取引で手数料も安ければ初心者の方も安心ですし、一日に何度もトレードしたい方もコストを抑えることができる。一度の取引手数料の違いが、長い目で見ると大きな差になるものです。
証券会社が提供している情報ツールやトレードツールによって、リアルタイムで多くの情報が確認できるのも、ネット証券の強み。最新のニュース配信が受けてマーケットに対する知識を深め、株価の動きを示す複数のチャートを閲覧しながら取引の内容を考えることは、取引の成功率を高めることに役立ちます。
また、株式に限らず、投資において大切なのは「長く続けること」です。一度に大きく儲からなくても、最終的にはコツコツ続けた人が、資産を増やすことができる。面倒になってしまったり、一度に大きく儲けようとして資金を失ったりすることで、マーケットから退出しなければならなくなってしまうのが、一番もったいないのです。そのため、時間や場所という制約についても、またコストの面でも、投資家にとってストレスや負担が少なく、長く続けやすいことも、ネット証券のメリットと言えるでしょう。
- 時間や場所を問わずに取引できる
- 取引手数料が格安でトライできる
- リアルタイムで多くの情報を確認できる
- ストレスや負担が少なく、長く続けやすい
ネット証券で株取引をするデメリットは?
ネット証券を利用することのデメリットを考えると、窓口での取引とは違い、基本的に証券会社の担当者からのアドバイスが受けられない、ということが挙げられます。これは一長一短で、「不要な営業を受けることもないし、人と会わないほうが気軽でいい」という方も少なくありませんが、専門家と対面してじっくり相談しなければ、どうしても不安だという方もいると思います。
また、オンラインの取引では、パソコンやインターネット回線などのトラブルで取引のタイミングを逃してしまう可能性があり、その点には注意が必要です。加えて、めったにないことで、リスクというほどのものではありませんが、証券会社のシステムがダウンする可能性もゼロではありません。
近年で増えている、インターネットサービスの各種IDやパスワードの流出など、セキュリティ上のトラブルにも注意しましょう。多くの方は問題ないと思いますが、インターネットを使ったお金のやり取りに不慣れな方は、オークションサービスを含めたネットショッピングやネットバンキングなどで慣れておくと安心かもしれません。
総じて言えることは、証券会社の担当者もつかず、自分の手元ですべてが完結するネット証券での取引では、必然的に「自分の判断による部分」が大きくなるということ。窓口で取引をしても“自己責任”であることは変わりませんが、パソコンのトラブルを避けるためのメンテナンスや、リスク管理をするための情報収集、また取引限度額のルール決めなど、自分自身できちんと対策を考える必要があります。
- 専門家(証券会社の担当者)からのアドバイスが受けられない
- PCやシステムにトラブルが起こる可能性がある
- セキュリティ上のトラブルにも注意が必要
- 自分の判断による部分が大きい
メリット・デメリットを押さえて、取引を始めてみよう
資産運用を考えている人はもちろん、社会や経済をより深く知りたい方にも、気軽に取引ができるネット証券はオススメです。小額でも株を買ってみることで、初めて「日経平均が上がるって、こういうことなんだな」ということが体感的にわかります。デメリットやリスクもきちんと知った上で、まずは1万円ほどでも、株を購入してみてはいかがでしょうか。
株式会社エフピーウーマン代表取締役、ファイナンシャルプランナー(CFP?認定者)。出版社の編集者を経て、2005年4月に女性による女性のためのマネーサロン「(株)エフピーウーマン」を設立。現在、『オレンジページ』での連載をはじめ、雑誌、講演、メディア出演など多方面で活躍中。『一番やさしく株がわかる』(西東社)、『マネーセンスを磨けば、夢は必ずかなう!』(東洋経済新報社)などお金の分野での著書は40冊以上に及ぶ。新刊『スマートフォンで5万円ではじめられる! 株取引をマスターする本』が、インプレスジャパンより発売中。
ネット証券に関する“よくある質問”
Q.口座開設にお金はかかる?
A.口座開設料は基本的に無料です。
その後の口座維持費(管理料)もかからない会社が大半なので、「試しに作ってみたい」という人も安心でしょう。
Q.ネット証券のメリット・デメリットって?
A.対面型証券と違い時間や場所を問わずに取引できることや、取引手数料が比較的安価で始めやすいという点が大きなメリットでしょう。
一方で、専門家(証券会社の担当者)からのアドバイスが受けられない点や、PCやシステムにトラブルが起こる可能性がある点、セキュリティ上のトラブルなどには注意が必要です。
Q.初心者におすすめのネット証券会社は?
A.オリコン顧客満足度の調査で初心者からの評価が高いのは、楽天証券、SBI証券、松井証券など。手数料やサポート体制、商品のラインナップなどから総合的に判断するようにしましょう。
2024年のオリコン顧客満足度®の調査(※)では、ネット証券で取引を開始してから1年以内のユーザーに評価が高いネット証券会社は、1位SBI証券、楽天証券が同率1位、3位マネックス証券、4位松井証券、5位SBIネオトレード証券となっています。
初心者がネット証券を選ぶにあたって注目するポイントは主に3つあります。まず1つ目は手数料です。
手数料には、1日定額制のプランと、1約定ごとのプランの2種類があります。
・1日定額制プラン…1日の約定金額の合計に対して手数料が発生するプラン。1日に何度も取引を行う人におすすめ
・1約定ごとのプラン…1取引ごとの約定金額に対して手数料がかかるプラン。取引頻度が少ない、長期保有をしたい方におすすめ
上記の通り、初心者には1約定ごとのプランがおすすめですが、「約定」ごとに手数料がかかるため、手数料はなるべく抑えたいところ。一般的にネット証券の手数料は店舗型よりも安いですが、ネット証券のなかでも各社で手数料設定は異なるため、より安いところを選ぶようにしましょう。特に、自分がよく売買する金額ではどこの証券会社の手数料が安いかということに注目です。
2つ目はサポート体制。ネット証券では、基本的に情報収集から売買の判断、操作まで自分で行うため、サポートの充実度は重要です。投資スキルアップを目指したオンラインセミナー、最新の株式情報の提供、アナリストレポートやメルマガなど、各社さまざまなサポートを提供しているため、よく比較して吟味しましょう。また、情報画面や取引ツール、アプリなどの使いやすさも大事なポイントです。
3つ目は取扱商品のラインナップ。取り扱っている商品の顔ぶれも証券会社ごとに異なるため、取り扱い商品の比較もポイントになってきます。たとえば、少額から気軽に取り引きしたい株初心者の場合、1株単位で取り引きができる「単元未満株」がある証券会社を選ぶという選び方も考えられますが、単元未満株の取り扱いは各社で異なります。
また、情報画面や取引ツール、アプリなどの使いやすさ、ポイントサービスの充実さも大事なポイントです。
(※) 証券会社で現在投資商品を運用しており、以下すべての条件を満たす人を対象に調査を実施。
(1)インターネット経由で行っている人(2)過去3年に年1回以上取引をした人(3)主に、国内株式、外国株式、投資信託、債券、先物・オプションのいずれかの投資商品を取引している人
ただし、運用商品数は問わない。なお、調査期間は、2023/10/02〜2023/10/16。
Q.複数の証券会社で口座をもつメリットやデメリットは?
A.取り扱い商品の幅が増えたり、サポートツールやセミナーなどの選択幅が広がるほか、システムのトラブル時にも備えられる点がメリットです。その分、管理が大変になるなどのデメリットもあります。
多くのネット証券では、無料で口座を開設・保有することができます。そのため、メイン口座とサブ口座のように複数口座を持つ投資家も少なくありません。複数口座を持つことにはメリットとデメリットがあるため、それらをよく理解しておく必要があります。
複数の口座を持つメリット
メリット@ 取り扱い商品の幅が増える
証券会社ごとで取り扱う商品の種類や数が異なるため、複数の証券口座を持っておくと購入できる商品の選択肢の幅が広がります。
メリットA 複数口座からIPO応募できる
IPO株は、抽選に当たらなければ購入できないケースがほとんどですが、IPO株はそれぞれの証券会社ごとに割り当てられるため、複数の証券会社から申し込めば、当選確率を上げることができます。
メリットB 各証券会社が持っているサポートツールを使える
それぞれの証券会社は、独自の取引ツールや銘柄分析ツール、セミナーなどを提供しています。複数口座を開設することで、さまざまなサービスを活用することが可能になります。
メリットC システムのトラブル時のリスクを減らす
ネット証券では、サーバーや回線などのシステムトラブルによって一時的に取引ができなくなることがごくまれにあります。複数の証券会社に口座を持っていれば、万が一1つの口座で取引ができなくなっても、別の口座を利用することで投資を継続することができます。
複数の口座を持つデメリット
デメリット@ 管理が大変になる
口座を増やすことによって、どの口座でどんな商品をどれだけ保有しているかということを把握するのが難しくなります。そのため、一つの口座のみを使う場合よりも管理が大変になると言えます。
デメリットA 確定申告が必要になる場合がある
複数の口座を持っている場合には、ある口座では利益が出て、別の口座では損失が出るといったことが起こりえますが、この場合には利益と損失の損益通算をするために、自身で確定申告を行う必要があります。
Q.投資信託と株式投資の違いは?
A.株式投資は、比較的短い期間で大きな利益を得られる可能性があるほか、運用益・売却益以外の利点もあるのが特徴です。投資信託は、さまざまな金融商品の詰め合わせなので、リスク分散ができるという特徴を持っています。
株式投資の特徴
株式投資とは、企業が発行した株式を売買すること。株式投資の特徴は、比較的短い期間で大きな利益を得ることができる可能性があるということ。ただしその分、ハイリスクでもあります。株式投資では、口座開設から株式の売買まで、すべて自己責任かつ自己の判断で行います。また運用益・売却益以外にも、株主優待や株主総会への出席などの権利が与えられるのも株式投資の特徴です。なお手数料は売買時のみにかかります。
投資信託の特徴
投資信託とは、個人投資家から集めたお金をひとつの大きな資金としてまとめ、投資の専門家である運用会社が株式や不動産などに投資・運用し、その利益を投資家に分配する仕組みです。分散投資によってリスクを軽減できる点や、個人ではなかなか買えないような商品に投資できる点が投資信託の魅力です。ただし、株式投資と比べるとリターンは大きくなりづらくなっています。また手数料は、購入時・保有時・売却時にかかることもあります。